無理してると思われるのは恥ずかしいし、どうしたら若々しく見えるのかな?
鏡を見るたびに「もしかして私、老けて見えてる!?」っと思うことありませんか?
格好だけでも若々しくありたいと洋服にこだわっても、周囲から「若作りしているだけ」と思われていたら…。
この記事では『若作り』と『自然な若々しさ』の違い、そして年相応の若々しさを取り入れる方法を色の力も使いつつ解説します。
目次
若々しいイメージ
『若い』とは顔だけではありません。
むしろ、顔以外の部位で『若さ』や『老けた印象』を感じてしまうものです。
そこで、顔はわからない2枚の写真を見比べて、
どちらが若々しく(さらにキレイに見えるか)考えてみてください。
※どちらの女性も40代半ばくらいです。
おそらく多くの人が左の写真を若々しくキレイと感じたのではないでしょうか?
左の写真と右の写真、どのような差があるのかというと…
老けて見える要素
『老け見え』1番の問題は『若作り』にあり!
今は実年齢よりマイナス5歳〜10歳に見える若々しい人が多いです。
ただ、『若作り』と『若々しい』は別物。
肌や体型など本当に若く見えている人と若い格好をしただけのぱっと見が若い人は違います。
自分の年齢より若い人を対象としているようなアイテムやファッションは、余計に本来の歳を強調させたりそれ以上に見えることも。
子供(10代)のアイテムは論外。
どんなに美しい人でも素敵に見えることは絶対にありません。
自分の年代に合ったものは不調和を起こさないので見ている方も気まずくないですし、その『品』こそが美人っぽさとして現れますね。
ちなみに私は『マイナス15歳』『20歳に見える40歳』なんてないと思っています。
遠目や写真は別として、本当の20代と並ぶとその差ははっきり!
若く見えてるという自信やお世辞の鵜呑みは危険です。



若すぎる服装はNGです!
カジュアルと手抜きは紙一重
髪や服装など『手抜き』を感じるとその時点で若いイメージは低くなります。
- まめにカラーリングやヘアケアをするより、洗いっぱなしの髪を後ろでまとめた方がラク
- 高いヒールを履くより、スニーカーの方がラク
この『ラク』こそが『手抜き』に見えやすく、気を付けたいポイント。
後ろでまとめた髪型もスニーカーも、カジュアルスタイルとしてオシャレに取り入れているのであれば問題ないのですが、カジュアルとはそう簡単に決まるものではないのです。
カジュアルにおいては、顔立ちの美醜ではなく美意識の高さが重要。
髪や肌のツヤ・メイク・ネイル・靴など、全て完璧と言わずともそれなり以上にはキレイを心がけるべき。
なぜなら年齢を重ねるほど、単に『カジュアル』というオシャレは成立しないからです。
髪はパサパサ・肌はカサカサ・爪はボロボロのカジュアルは、ただ見すぼらしく見えるだけ。
『カジュアルスタイル』という名を借りた『手抜きおばさんスタイル』にならないように気をつけましょう。

古いメイクや濃すぎるメイクじゃカジュアルとチグハグですし、スッピンは手抜き感が増します。


〇〇過ぎる
『〇〇過ぎる』ものは老けて見えたり、美人イメージからどんどん離れていきます。
この〇〇に入るのは、
- 派手過ぎる
- 地味過ぎる
- 個性が強過ぎる
- ブランドものが多過ぎる
- メイクが濃過ぎる
- メイクが薄過ぎる
など、他にもいくらでも出てきますね。
ファッションでもメイクでも良いさじ加減というものがあり、これは年齢・性別を問わず言えることです。
自然な若々しさを作る服装
若すぎず老けすぎない「色」を活用する
肌のトーンが落ちてくると明るい色を着た方が顔色が良く若々しく見えるもの。
ピンク系は肌を滑らかに見せ、さらに女性ホルモンの分泌を促す効果もあるので、まさにアンチエイジングカラーと言えます。
また、白が似合わない人はいないので定番カラーは黒より白を選ぶと◎
白いトップスは顔色を明るく見せてくれますし、白に合わない色はないので便利です。
色にはイメージがあり『老けた印象』を与える色もあります。
高齢者のイメージ色というと、
1位 灰色
2位 茶色
3位 くすんだ紫色
となっていて、暗めでくすんだ地味な色が多いです。
灰色も茶色も人気のベーシックカラーですが、組み合わせ方によっては間違いなく老けて見える色なので適当に着るのは避けた方が良いでしょう。
そして「とりあえず黒」からの卒業を。
日本人は元々黒が似合わない人が多いのですが、年齢を重ねハリが失われるとより強い黒に負けてしまいます。
そこで、パーソナルカラー診断(似合う色診断)は1日でも早く受けるべき!
似合う色とは1色だけではなく、たくさんあるものなので、
自分にぴったりな華やか色を知っているとショッピングやコーディネートの面でもメリットが多いですよ。

キレイに着こなせる日本人はかなり少なく、気を付けないと清潔感までなくなる色です
女性らしさはないし確かに老けて見える人が多いかもなぁ


体型は上手く隠して程よく見せるものを
垂れたお尻や位置の低いバストは、おばさんっぽく見えること間違いなし。
そんな体型のお悩みは、歳をとるにつれて増すばかりですが、
気になるお腹周りや太もも・二の腕は隠してしまうのが最も手っ取り早いですね。
ですが、隠すだけだと余計に太って見えたりするので、鎖骨や手首足首は出してスッキリ見せるのがオススメ。
例えば、腰回りにゆとりがあるセンタープレスのテーパードパンツ。
ヒップや太ももをカバーしつつ、センタープレスで縦ラインのスッキリしたイメージを作ってくれます。
さらに細い足首だけを見せて、高いヒールで脚長に見せたらスラッとした印象になります。
- フレアースカート
- フレンチスリーブ
- 7部丈トップス
- ボートネック、Vネック
なども着痩せ効果が高いアイテム。
人それぞれ筋肉の付き方・肌の質感・骨格などで似合う服は異なるので、
骨格診断で似合うデザイン・柄・素材を知ることでスタイルアップにつながりますよ。
アクセサリーの力で艶をだす
年齢を重ねるほど必要になってくるのが光り輝くアクセサリー。
ピアスやイヤリング・ネックレスなど顔まわりにキラキラとした輝きを持ってくることで、くすんで見えがちな肌色を明るく若々しく見せることができます。
注意したいのは見るからに安っぽいものやマットな質感のもの。
チープなものでも可愛く見えるのは本当に若い時だけですし、輝きが必要なのにマットなものでは美肌効果は期待できません。
上質なシルバーやゴールドで大人の女性の美しさを演出しましょう。
『髪は顔の額縁』若く見えるにはヘアスタイルが重要
『ふんわりツヤツヤ』ボリュームのある髪に
ボリュームがある髪は若さを感じ、逆にペタッとした髪は老けて見えます。
年齢を重ね髪にハリがなくなってくると、サラサラのストレートヘアと思っているものが、薄毛のストレートヘアと思われている可能性も。
ゆるく巻いたり軽くパーマをかけたりと『ふんわり』させるのが若々しさのポイント。
耳あたりにボリュームを持たせたひし形シルエットのヘアスタイルは、輪郭を補正して美人見えするのでオススメです。
また、若さに必要不可欠なものと言ったら『ツヤ感』
ヘアオイルやトリートメントで髪をツヤツヤに保つようにしましょう。
濡れた髪をそのままにしておくのは髪が傷む原因に!なるべく早く乾かすことも大切。
step
1タオルでしっかりと水気を取る
step
2乾きにくい根元から乾かす
step
3最後に冷風でツヤを出す
※下から上にドライヤーを当てると、髪のキューティクルが剥がれダメージの要因になるのでNG
顔まわりを髪で隠して若見えする
パサパサのロングヘアは不潔っぽく見えたり、老けて見えるもの。
だったらサッパリとショートヘアにした方が良いのですが、ショートヘアはフェイスラインを隠すことができないという難点があります。
はっきりしない輪郭や二重顎の人は、そこをしっかり見せることで老けて見える可能性は高くなりますし、年齢が出やすい首も見えてしまいます。
ボブ〜ショートボブくらいの長さが、お手入れや若見えなどの点からオススメと言えます。
さらに前髪があると若く見えやすくなりますが、斜めに流したりと大人っぽさのある前髪の方が違和感がなく良いでしょう。
特に、若見えするのが難しいショートヘアは以下の通り。
・ベリーショートは髪が傷むことはないメリットもありますが、非常に難しい髪型であることは誰もが想像できることでしょう。
フェイスラインどころか眉や額も丸見えなので、大きめのアクセサリーで視線をそらしたり、眉や目元にポイントを置いたメイクをするのがオススメです。
・刈り上げたショートへアはおばさんを通り越しておじさんに見える場合も。
メガネをしてるとなぜかよりおじさんに見えやすいので、前髪・長さ・メイクなど女性らしさを感じる部分を残すことが大事です。
・マッシュルームカットのような個性的な髪型は難易度が高く、パサついた髪だとただ広がったように見えるので、きちんとヘアケアをして美髪マッシュルームヘアにしましょう。
まとめ
若々しさは内面から溢れ出てくるものなので、1番重要なのは心が若々しいこと。
さらに自然な若々しさには『肌・髪・体型をキレイに保つ』ことや『美意識を高く持ち続ける』ことが理想です。
つまり、無理をした服装やメイクによる『若作り』は逆効果。
大事なのはその年齢にしては若々しいを目指すことだからです。
ちなみに、ヘアスタイルはお顔のマイナスを隠しつつ若い雰囲気をだすのが容易な部位。
美髪を意識することは若々しく見える1番の近道と言えるでしょう。
若く見える服(体型カバーや色)・髪型・メイク・アイテムを選ぶだけで本当にそのように見えるものですから、できるものから取り入れてくださいね!
参考にしていただけたら幸いです。