北斗ろう協会様よりご依頼をいただき、講演をさせていただきました。
本日は、配布した資料やスクリーンを見てもらう他に
手話通訳の方が3名ついて、私の話す内容を手話で伝えてくださいました。
『いつも通りのスピードで自由にお話して大丈夫です』と言ってくださり、スムーズな手話通訳がかっこよかったです!
おかげで、参加されたみなさんから「楽しかった」「とても勉強になった」と好評を頂き、大変嬉しく思います。
私たちは、視覚情報に頼って生活していながら、脳は変化を嫌うのでいつも同じ色を選びがちです。
「いつもと違う色を選ぶ」「新しい色を増やす」「カラフルな料理」など
『色の変化』
それだけで気持ちは大きく変わります。
手話通訳者は手元がはっきり分かるように、上下黒や紺など濃い色の服装をするそうです。
このように仕事柄、着用する色・使う色が決まっている場合もありますが、
お休み日や見えないところで下着など、色を楽しむ方法はたくさんありますね。
みなさんの生活に彩りが増えたら嬉しいです。
「一緒に集合写真を」と声をかけていただきました♡
手話通訳をしてくださった3人は写っていないのが残念ですが、講演後は質問なども多くとても楽しい時間となりました。
ところで、耳が聞こえない人はみんな手話を使うと思っていませんか。
手話以外のコミュニケーション方法に「口話」というものもあります。
「口話」は相手の口の動きから話し言葉を理解し、自分は伝えたいことを声に出して話すコミュニケーション方法です。
「たまご」「なまこ」のような口の動きが似ている単語は読み取り間違いもあるようですが、手話や身振りを加えるとわかりやすく伝わるようです。
また聴覚障害者といっても、
「中途失聴の人」と「生まれながらに聴覚がない人」
「発話できる人」と「発話できない人」
など様々で一括りにできるものではありませんし、
聞こえ方の程度や聴覚を失った年齢、期間などで手話を取得していない聴覚障害の方もいます。
どのようなコミュニケーション方法が良いのかは、本人に尋ねるのがいいですね。