キレイな女性っていい香りがするイメージあるよね
すれ違った女性からフワッといい香りが漂ってきたら「素敵だな」って思いますよね。
ただ、香りは好き嫌いが分かれるものですし、周りに迷惑をかけるような独りよがりな香りのまとい方は避けたいところ。
いつもいい匂いがする魅力的な女性になるために、知っておくべき香りの使い方や普段の生活についてご説明します。
目次
香りは第一印象にも大きく影響する
第一印象は時間にすると6〜7秒というわずかな時間で決まるとされています。
これだけ短い時間ですから、話の内容や会話をする前に第一印象はほぼ決まってしまうのです。
第一印象を決める要素は以下の3つに分類できます。
第一印象を決定する要素
- 視覚(容姿・服装・表情・仕草)
- 聴覚(声のトーン・スピード・口調・滑舌)
- 臭覚(香り・匂い)
人は視覚からの情報に80%以上頼っているので、ぱっと見で第一印象が決まるといっても過言ではありませんが、もちろん聴覚と臭覚の影響も受けています。
『一目惚れ』という言葉があるくらいですから、恋愛でも仕事でも見た目を磨くことは非常に大切です。
それは、容姿の美醜という意味だけではなく、むしろ『清潔感のある身なりで感じの良い表情や丁寧な立ち居振る舞いの人』は容姿に関係なく好印象を抱きますよね。
しかし、香り(匂い)に関しては、本能的なレベルで快か不快かシンプルに判断されてしまうもの。
ちなみに、五感の中で最も記憶に残りやすいのが『匂い』
ある匂いを嗅いだ瞬間に、特定の人や場所を思い出すことがありますが、これをプルースト効果といい『匂い』の記憶は何年、または何十年と長く脳に刻まれるものです。
香りの印象は強く残るものなので、マイナスのイメージになるようなことがないよう注意が必要です。
生活習慣で体臭は変わる
食る物は体臭と直結している
お肉中心の食生活は体臭がきつくなるという話は皆さん聞いたことがあるでしょう。
実際、食べるもので体臭は大きく変わります。
- お肉を多く食べる人は良くも悪くも体臭は強くなる。
- 野菜・フルーツ、卵・豆腐などは魅力的な体臭になる。
- 精製された炭水化物(パン・パスタ)をたくさん食べる人は体臭が臭くなる。
これはマッコリー大学などが行った食生活に関する実験の結果です。
もちろん、添加物いっぱいのジャンクフードやお酒・お菓子ばかり食べるのは、もっと悪いのは言うまでもありませんが、
野菜やフルーツなどは美容の面から見ても積極的に摂取すべきとわかりますね。
お肌も体型も私たちの体は食べたもので出来ています。
どんなに良い化粧水を使っても、どんなに運動しても、食生活が乱れていては美しいお肌や体型は手に入らないのです。
体臭も同様、香水など外側の香りを選ぶ前に自分自身が良い匂い(少なくとも不快な体臭にしない)ことが大切です。
洗いすぎると臭くなる
髪や体を洗いすぎるのは逆に嫌な匂いを出してしまう可能性大!
髪(頭皮)を洗い過ぎることで頭皮が乾燥すると、皮脂が過剰に分泌されやすくなります。
多すぎる皮脂は常在菌が喜ぶエサになり、悪臭の原因になってしまいます。
また、体をゴシゴシと強く洗いすぎてしまうと『表皮ブドウ球菌』という常在菌がほぼ洗い流されてしまうのですが、この表皮ブドウ球菌を減らさないようにすることがとても大事。
表皮ブドウ球菌を同じ数まで増殖するには時間がかかり、増殖している間に悪玉菌が増えて嫌な匂いを出してしまうのです。
- 長時間の入浴
- 洗浄料の過剰使用
- 角質除去のし過ぎ
- 1日に何度も洗顔したりシャワーを浴びる
などの行為は、匂いの元を洗い流しているようで実は悪臭を自ら作り出しているという事。
良い香りをまとうためのポイント
香水・フレグランス
まず基本中の基本ですが、香水をつける前は体を清潔にしましょう。
汗のにおいと混ざると良いにおいも変わってしまいます。
また、香水やフレグランスは種類によって香りの持続時間が異なりますが、
最も濃度が濃いもの(パルファン 賦香率:15~30%)だと、5〜7時間ほど香りが持続します。
香水のつけ方の注意ポイント
- 湿度が多い日は控えめに (鼻粘膜が潤っているので普段より香りを敏感に感じてしまう)
- 体から20センチ以上離して霧をまとうようにつける
- 会食や着席のパーティーでは開始2時間前までにつける(和食のお店はNG)
- 必要以上のつけ直し・人前でつけない
脈打つ部分もよく香りますよ
お出かけやデートなら肩やうなじでOKですね
ハンドクリーム・ボディクリーム
首と手は年齢が出やすい部位。
特に「手」はネイル・指輪などから人目に付きやすいので、保湿ケアもしっかりしたいですし動きが多いので匂いも感じやすい分、好感度の高い好きな香りを使いたいですよね。
ハンドクリームやボディクリームは「しっかりと香るもの」「ほんのり香りが残るもの」がありますが、どちらも香水代わりに使用できます。
お肌のケアをしながら良い香りを楽しむことができて、香水より低価格のものも多いのでハンドクリームやボディークリームを選ぶ人も増えています。
ギフトにも喜ばれるオススメはこちらの二つ!
1. SHIRO(シロ)【サボンボディミルク】
透明感があるフルーティーなサボンの香りは時間によって香りが変化!
年齢・性別を問わず使いやすく「この人なんかいい香り」くらいの自然さが魅力です。
みずみずしいテクスチャで潤いたっぷりの香るお肌になります。
2. Aesop(イソップ)【レスレクションハンドバーム】
爽やかで落ち着く香りが人気のハンドクリームはピンクとブルーの2種類。
シンプルでオシャレなデザインで「センスいい」って思われること間違いなしのブランドです。
女性はもちろん、男性へのプレゼントにもぴったりです。
髪は女の命
ツヤツヤサラサラでふんわりシャンプーの香りが漂うのが理想的な美髪ですが、
「香りが長続きしない」「むしろ匂いが気になる」
とお悩みの女性は意外と多いものです。
考えられる原因は
1. 髪のダメージ
髪の表面にあるキューティクルは、外部からの刺激から髪を守ったり水分や養分を逃げないようにする役割をしているもの。
このキューティクルがパーマやアイロンなどのダメージで破壊されてしまうと、せっかくの香り成分も逃しやすくなってしまいます。
美しい健康な髪は見た目だけでなく香りの持続にも関係が深いということなのです。
2. 頭皮の汚れや皮脂詰まり
夕方になると皮脂独特の嫌な匂いがシャンプーなどの匂いに勝ってしまう、これは頭皮に詰まった汚れが原因。
シャンプー前のブラッシングと丁寧な予洗いで汚れの70%程度は落ちるとされています。
スッキリとキレイで健康な頭皮・髪が土台にあってこそ、良い香りをプラスできることを忘れないようにしましょう。
服(柔軟剤)
服を着る時に柔軟剤のいい香りがすると気分がいいですよね。
夜、服を脱いだ時まで香るものも多くありますが、柔軟剤による過剰な香りを香害と感じる人も多くめまいや吐き気などを訴える人もいます。
香水にも言えることですが、強い匂いはどんなに良い香りであっても不快と思う人がいることを忘れないようにしましょう。
海外の柔軟剤などは匂いが強めのものが多いので特に注意が必要です。
ルームフレグランス
人の家に入ると玄関のドアを開けた瞬間にその家の匂いを感じることがありますね。
自分の家の匂いはなかなか気づけないものですが、カーテンやラグ・衣類など布製品には同じ匂いが染み付いているものです。
つまり、どんなに良い香りをまとっても、住んでいる家がいい匂いでなければ隠しきれない生活臭が出てしまうかも…。
また、衣替えの季節に気をつけたいのがタンス臭。
クローゼット全体を良い香りにするアイテムもオススメですが、湿気などそもそも悪臭の原因になるものを取り除くことが最優先です。
筆者オススメの香りのまとい方とアイテム
マシェリ ヘアフレグランス
イヤな匂いをカットしながら、フローラルフルーティーの香りが持続するヘアフレグランス。
タバコや食べ物の匂いを寄せ付けないので飲みの席などにもおすすめ、女性らしいフローラル系シャンプーの香りなのでどこに行くときも使っています。
今までに何本買ったか覚えていないほど愛用しています。
フィアンセ ジェルフレグランス
マスカラくらいの大きさなので、お出かけ先での香りづけ・香り直しにぴったりですし、ジェルだから飛び散らないので周りを気にせず香りをつけることが出来ます。
お風呂上がりのような甘く優しい香り、ピュアシャンプーの匂いは万人ウケするので場所を選びません。
フィアンセ フレグランスグロウオイル
またまたフィアンセで、こちらも持ち運びに便利なミニサイズ。
1本で髪・全身に使える美容オイルなのでどこでもつけてOK! ツヤを出したり保湿しながらいい香りもプラス出来ちゃいます。
こちらも甘く爽やかなピュアシャンプーの香りに包まれます。
DIOR ミスディオール オーデゥ パルファン
見た目も香りも女性らしくて甘い感じがお気に入り、ワンプッシュで夜までずっと良い香りが続きます。
私は香水を肌に直接つけることは少なく、香水はハンカチやアウターなどにつけてることが多いです。
いい香りのハンカチが入っているとバッグの中まで良い香りに♡
ランドリン ファブリックミスト
消臭・除菌効果もあるファブリックミスト。
クラシックフィオーレの香り(フィオーレはイタリア語で花の意)つまり、フローラル系の香りです。
衣類・お部屋・車内とどこにでもシュッシュッしています。
視覚からも気持ちが高まります!
まとめ
外見はぱっと見のイメージを決めるので、見た目を磨くのは非常に重要なことですが、
匂いは記憶に長く残るものなので、こちらも意識を高く持ちたいところです。
上品な香りをまとうために気をつけることをまとめると以下の通り。
香りの注意ポイント
- 健康的な食生活(食べたもので体臭が変わる)
- 過剰に洗いすぎるのは逆効果
- TPOによって香りの強さやつける部位に考慮する
- 生活臭や頭皮臭などそもそもの臭いがある場合はそちらを先に解決する
周りの人も自分自身も心地よい『良い香り』で魅力を高めてくださいね!
この記事が参考になれば幸いです。