脚を長く見せるための高いヒール、なんか違和感があるような…
即美脚を叶えてくれるハイヒールですが、自分にあったヒールの高さを選ばないと逆効果になることもあります。
バランスが良く脚を綺麗に見せるヒールをご紹介します。
ハイヒールのイメージ
ハイヒール=7cm以上のヒールのこと。
「カツカツ」と高いヒールを履いて颯爽と歩く女性はかっこいいですし、脚のラインが美しく見えるハイヒールは女性らしさ高めます。
カジュアル・スポーティーとは対照的で、エレガント・セクシーなど「大人の女性」といったイメージが強いです。
そして、ハイヒールと言ったら『クリスチャン・ルブタン』
ヒールの裏地の赤が印象的で、世界中のセレブを始め多くの女性が憧れる靴です。
ただ、このような高いピンヒールは基本的にパーティーに出席する時や送迎してもらう人が履く靴。
電車や地下鉄を利用したり長時間歩く時など日常的に履く靴ではありません。
身長別オススメのヒールの高さ
歩きやすさは別として、身長によって見た目の印象が良く綺麗に見えるヒールの高さがあります。
高身長女子(163cm以上)
身長が高い女性は脚も長いので10cm以上の高いヒールを履いても違和感がなく綺麗に見えます。
もちろん、フラットシューズやローヒールでもバランスが悪く見えません。
つまり、身長の高い女性はどんなヒールの高さでもOKということ。
しかし、ヒールを履くことで大きくなり過ぎると悩みを持つ人もいるかと思いますが、モデルのような長い脚は羨望の的。
ヒールを合わせて180cmくらいまでは今の時代気にするほどではありません。
平均身長女子(158cm前後)
日本女性の平均身長は158cm、ですからその前後の身長の女性は「小さくもないし、大きくもない」平均的な身長ということになります。
オススメは7〜8cmのヒール。
このくらいヒールの高さがあると身長が165cmくらいになり、脚の長さやバランスも美しく自然に見えます。
ヒールが低過ぎるとあまりスタイルは良く見えませんし、10cm以上のヒールは頑張っている感じにも見えるかも…
7cmヒールはお店にも多く並ぶので選びやすいですし、美脚パンプスは1足あると便利です。
低身長女子(155cm未満)
身長の低さをカバーするために高いヒールを選びがち。
しかし、身長155cm未満の人が高すぎるヒールを履くとバランスが悪く見えてしまいます。
足元に違和感があり無理をしている感じにも見えてしまいますし、何より後ろ姿がかっこよくありません。
また、身長の高い人とは脚の長さ自体が違うので、10cm以上のヒールでは非常に歩きにくいはず。
かと言ってペタンコや低すぎるヒールではスタイルアップできないので、オススメは5cmヒール!
身長を高く見せることよりバランスが良く見える方が綺麗に見えるのです。
ヒールの種類
ヒールは高さだけでなく、デザインによっても印象が変わります。
ピンヒール
細い棒状のヒールで、ハイヒールと言ったら思い浮かぶのがこのタイプです。
美脚効果が最も高く、バランスもよく見えます。
地面に接する部分が少ないので履き慣れるのに時間がかかり、歩きにくいのがデメリットです。
チャンキーヒール
チャンキーとは「ずんぐりしたかかと」の意味。
太いヒールの総称で、幅があるので安定感があり歩きやすいです。
太いヒールとのコントラストで足首やふくらはぎが華奢に見える効果もあります。
コーンヒール
アイスクリームのコーンのように付け根が太く、先端が細いデザイン。
ショートブーツなど冬に多く見られるヒールです。
スタックドヒール
「積み上げヒール」「積み革ヒール」とも言われ、薄い木の板や革などを何枚も積み重ねて作られているヒールデザイン。
衝撃に強い丈夫なヒールです。
しかし、最近はプラスチックヒールに直接模様をプリントした「プリントスタック」やシールを貼ったタイプが多いようです。
ウェッジソール
三角ソールとも言われ「くさび型の靴底」という意味の厚底デザインです。
土踏まずの部分にくぼみがないので重心のバランスが取りやすく、高いヒールでも足が痛くなりにくいのがメリット。
見た目の面積が大きい分、足元のインパクトもあり高いヒールを履いている感じがわかりやすいため、自然な脚長効果は期待できません。
キューバンヒール
後部が少し前方に傾斜したやや太めのヒール。
ウエスタンブーツやサイドゴアブーツなど、しっかりした靴やゴツい印象の靴によく使われます。
男性向けのビジネスシューズの類にも見られるデザインです。
プラットフォーム(厚底ラバーソール)
簡単に言うと前後が同じ高さの厚底のこと。
名前の由来は駅のプラットホームで線路より高く作られた床が続いている形状に似ていることからだそうです。
走りにくく転びやすい、また脚とヒールがしっかりと分断して見えるので美脚効果は低くなります。
美ヒールの選び方のポイント
痛くならないヒールはある?
脚の裏を全て地面につけて歩くスニーカーと比べた時、スニーカーに勝てる歩きやすいハイヒールはありません。
しかし、きちんと自分に合ったハイヒールなら靴擦れもしませんし、走ることだって楽勝です。
まず大事なのが、
土踏まずとのフィット感
脚の裏と靴底が隙間なくくっついていると一体感があり脚が疲れません。
ハイヒールは傾斜があるため土踏まずのフィット感は重要。
クッション性のあるものやインソールを使うのも良いでしょう。
靴の中で脚の指が真っ直ぐになる
ポインテッドトゥなど先の尖ったデザインは脚の指が窮屈で痛みを感じることがあります。
そのまま履いていると指の形が変形したり、外反母趾にも繋がるのできついパンプスはNG!
爪先に多少のゆとりがあるものを選びましょう。
大き過ぎない(かかとがカパカパしない)
大きいサイズの靴を履くと脱げない様に脚の指を折り曲げて踏ん張ってしまうもの。
これは無意識でしてしまうので癖になりやすく、脚の歪みや疲労といった悪影響をもたらします。
小さ過ぎは良くありませんが、ゆとりを考えた大き過ぎるものも良くないので気をつけて選びましょう。
何色のパンプスがいい?
どんなにおしゃれなパンプスでも色や材質によって評価が下がってしまうことがあります。
持っていると便利なベージュとダークカラー
ベージュは季節に関係なく1年中使いやすい色ですし、上品で落ち着いた印象からフォーマルな場でも◎
肌の色に近いので脚とパンプスが繋がって見えやすく、脚長効果が高くなります。
また、秋冬はコーディネートが暗くなり足元もダークカラーの方が馴染みやすいことが多くなるのでダークカラーのパンプスも必須。
ベージュ同様にダークカラー(黒・ダークグラウン・ダークグレー・ネイビー)もフォーマルににぴったりです。
アクセントカラーパンプス
モノトーンコーデに赤いパンプスの様な、足元にアクセントカラーを持ってくるファッションは印象的でおしゃれです。
しかし、人は目立つところに視線が向くため身長の低い人が足元にアクセントを置くと視線が下に向き、身長がより低く感じます。
派手なカラーパンプスは身長が低い人には不向きですが、バッグやストールなどの色と合わせて統一感を出すなど着こなし方によってOKです。
ツヤとマットはどっちが得意?
似合う色や似合うデザインがある様に、似合う素材(材質)が人それぞれにあります。
大きく分けるとツヤ(光沢)が似合うタイプとマット(無光沢)が似合うタイプがいて、
光沢が似合う人はエナメルパンプスなども素敵に履きこなせますが、例えばリネンのワンピースにスニーカー・ノンアクセサリーといったコーディネートはさみしい感じがします。
また、マットな質感が得意な人はスエードのパンプスが良く似合いますが、エナメルのパンプスだとチープで品が無く見えたりします。
もちろん、コートやアクセサリー・小物などで着方は様々ありますが、靴を選ぶときは色と同時に材質の『似合う』も考慮すると良いでしょう。
まとめ
ヒールの高い靴は、脚を長く見せたり・綺麗に見せる効果がある女性らしいアイテムです。
だからと言ってヒールが高ければ良いというわけではなく、
- 身長によって無理なくバランスよく見える高さ
- 見せたい印象に合ったヒールデザイン
- 歩き方や姿勢を綺麗に保てるもの
- 色や材質
これらが全て揃って本当にヒールの効果を発揮します。
また、靴は見た目だけでなく健康への影響も大きいので、自分に合ったものを正しく選びたいですね。
素敵なパンプスでおしゃれと綺麗の両方手に入れましょう!