どの写真もなんか太って見えるし、変なポーズしてるんだよね…。
「写真写りが悪い」というと、大抵の人は「顔・表情の写りが悪い」ことだと思うでしょう。
しかし、体型が崩れて見えていたり、謎すぎる手の角度や変な姿勢になっている場合も、写真写りが悪いと言えます。
この記事では元々の顔立ちや表情以外の要素から、美しい写真の撮られ方のポイントについてご説明します。
目次
顔立ち・表情以外に大事なこと
今は「写真を撮られる機会」も「自分の写真を公開する機会」も多くあります。
婚活アプリやSNSのアイコンなど、写真で第一印象が決まるものは、当たり前ですが見た目からの情報が決め手です。
もちろん、顔の良し悪し・表情は影響が大きいものですが、それ以外の要素でキレイに見える方法やコツが分かると、思っている以上に素敵な写真に仕上がります。
また、
- 後ろから撮られる写真
- 顔をぼかす前提の写真
このようにそもそも「顔・表情は意識しなくてもよい写真」を撮る場合も多く、
そこで重要になってくるのはポーズや色使いなのです!
私の顔を隠した写真でご説明していきますね!
自然で女性らしいポージングのコツ
手・指先のポージング
美しい手(指先)のポーズは、卵を優しく包むようなイメージで自然に指が曲がっているのがポイント。
手首は軽く曲げ、手の平や手の甲の全面が見えないようにします。
右の写真はテーブルに置いている手も肘をついている方の手も不自然ですね。
物の受け渡しや座って膝に手を重ねる時などは、指を揃えて伸ばしている方がキレイに見えます。
しかし、私たちの手は何の力も入れていない時、自然と指が曲がりふわっと丸まっているもの。
テーブルにベタっと手や指がついているのはかっこ悪く違和感があるので、指は触れるか触れないか程度、手の平は中央が浮いているようにすると柔らかい印象になります。
テーブル以外に、髪や顔・腰に手を添えるポージングの時も同様で、べったり触らず手の形に空気感をだすと良いでしょう。
また、グーのようにしっかり握り込むのは、妙に力が入って見えおかしいので、手の力は抜きつつ、
- 2本の指をくっつける(特に中指と薬指が◎)
- 第一関節は伸び気味の指を作る(特に人差し指が◎)
なども意識すると、自然かつ美しく見えます。
細く・スタイルアップして見せるコツ
体の向きで変わる細見え感
真正面を向いているよりも、身体を斜めにしている方がウエストラインが細くくびれて見えやすくなります。
この時、肘を曲げることで、肘とウエストの間に三角形またはダイヤ型の空間ができるのがポイントです。
『斜めの線は細く見える』これは着痩せ効果や脚長効果など錯覚の基本。
身体をひねったり角度を変えることで、「肩〜ウエスト」「ウエスト〜お尻」「腕」などの斜線を強調して細く見せることができるのです。
美脚・脚長効果についてはこちらの記事をご覧くださいね!
バッグの大きさと位置
全身の写真を撮るとき、バッグの大きさは意外と重要。
バッグの持ち方や高さは同じですが、左右の写真は印象が異なるはずです。
黒は色彩心理で重く硬く見える色。
大きい黒いバッグを持っている右の写真は、重そうなバッグのせいで重心も下がりスッキリ見えません。
また、バッグの面積が大きいことで華やかな色のスカートも隠れてしまっています。
バッグは明るい色で小さいほど全体の重苦しさを無くすることができますが、同じ大きさのバッグでも高い位置で持つと重心が上がりスタイルアップに繋がります。
さらに小さめの肩掛けバッグなら最強ですね!
斜め・横から撮られる時の二の腕
普段の生活では脇を締めている方が女性らしい印象ですし、正面から写真を撮られる場合も脇を締めているとシルエットが華奢でキレイに見えます。
しかし、斜めや横から写真を撮られる時は腕と身体は離しておくと良いでしょう。
右の写真は二の腕をかなり体に押し付けているのですが、腕のお肉が潰れて非常に太くたくましく見えています。
『斜めの線は細く長く見える』という錯覚からも、腕と身体は少し離し、肩と肘が斜めになるようにすることで美しい二の腕のラインを作ることができます。
明るさ・好感度を高めるコツ
ロングヘアーと耳の出し方
長い髪を下ろしている場合、髪を胸元(前)に出すか?耳にかけるか?などで印象が変わります。
一般的に写真撮影では耳を出すのが良いとされていますが、希望とする雰囲気や演出したいイメージで変えるのが好ましいです。
左:耳を出さない写真
フェイスラインのたるみやエラが張っているなど、輪郭にお悩みがある場合は隠してしまうのが最も手っ取り早い方法なので、左の写真のように耳にかけず髪は前に出すのがよいでしょう。
ただ、お顔をしっかり出している写真に比べると、明るく活発な印象は出にくくなりますし、ピアスやイヤリングなども隠れてしまうので華やかさがない写真になりがちです。
顔まわりを髪で覆う場合は、メイクやネックレス・前髪など印象が明るくなるよう工夫が必要です。
真ん中:両耳を出して髪を前に下ろした写真
フェイスラインやお顔がしっかり出ているのでオーディション用・証明写真にも向いています。
基本的に活発で元気な印象がありますが、
まとまりのあるストレートヘアやスーツを着用している場合は、誠実・清楚・マジメな印象、
巻き髪やフリル・レースといったフェミニンな服装などは、可愛らしさ・女性っぽい印象にもなります。
右:耳を出して片方の髪のみを前に出した写真
カメラ側の髪だけを背中(後ろ)に下ろしているので上半身も輪郭もスッキリ見えます。
片側の髪のみを前に出すことで、奥行き感やオシャレさ・セクシーさもプラスされるのでオススメ。
ネックレスやピアスなどのアクセサリー類、お洋服の装飾(襟・肩・胸元)もキレイに写るため、華やかな印象の写真になります。
まとめ
キレイに見えるポージングのコツや演出の仕方について、おわかりいただけたのではないでしょうか。
「顔はメイクやアプリの加工で変える」
「マスクやサングラスで表情が見えない」
そのような写真も多いので、手元や体の向きなどシルエットを美しく見せる方法を知っていおくのはオススメです。
写真写りが良い=良い錯覚が生じている状態
とも言えますから、写真を撮られる時は良い錯覚を起こすよう意識してみてくださいね!
こちらの記事も絶対に参考になるはず!
ぜひ読んでみてくださいね。