なで肩が原因で顔が大きく見えて嫌!なんか良い方法はないの?
なで肩やいかり肩など、肩のお悩みを持つ人は多いことでしょう。
特になで肩は顔を大きく見せるため、小顔に見せたい女性はなで肩をうまく隠すのがオススメ。
この記事では顔が大きく見える原因やカバー術をお教えします。
顔が大きく見える原因
顔のサイズ自体は普通(または小さい方)なのに、顔が大きく見える人の原因をランキングにしました。
第1位 背が低い
成人女性の頭蓋骨の大きさにそれほど大きな差はありません。
ならば身長が高いほど小顔に見えやすいと言うこと。
「あのモデルは8頭身」など、『○頭身』と言いますが、
頭身とは身体と頭の長さとの割合を表したものであり、数が多いほどスタイルがよく見えます。
第2位 なで肩・肩幅が狭い
なで肩は肩のラインが下がっていることから逞しさや強さと言うイメージはなく、華奢な印象になります。
華奢な体に頭部が乗っていると、
「なんだか大きい顔に感じる」ことが多いもの。
また、肩幅が狭いことも小顔に見えない大きな原因となり、どちらもバランスの問題です。
漫画でも筋肉ムキムキの大柄のキャラクターなどは小顔に見えますが、理論的には同じことです。
第3位 平坦な顔立ち・顔のパーツが小さい
のっぺりとした平坦な顔立ちや顔のパーツが小さい和風顔の人は顔が大きく見えやすくなります。
ノーズシャドーやハイライトで立体感を出したり、
メイクでリップや目を大きく見せるとお顔の余白が少なくなり、小顔に見えやすくなるのです。
なで肩のデメリット
顔が大きく見えやすい
これは前述の通りで、なで肩は肩幅が狭く見えやすく華奢な印象のため、比率の問題で顔は大きく見えやすいです。
ひし形シルエットのヘアスタイルやボリュームのある髪型の人は、余計に顔が大きく感じることがあります。
ショルダーバッグやブラ紐が落ちやすい
これは想像が容易なことでしょう。
バッグやブラジャーの肩紐以外に、
- エプロン
- キャミソールワンピ・ドレス
- コート
- 肩で羽織るジャケットやアウター
などもずり下がりますが、オフショルダーはずり上がります。
スタイルが悪く見える
肩の位置が低いのでどうしてもバスト位置も低くなります。
さらに首が必要以上に長く感じられ、上半身がダラッとして見えることも多いです。
また、くびれた体型を「砂時計のような」と形容することがありますが、
肩のラインが小さく見えるためウエストとの差が感じにくく、砂時計のようなラインは難しいです。
なで肩のメリットは… ?
なで肩のメリットといったら『和服が似合う』と言う点。
肩のラインが緩やかなので着物を美しく着こなすことができます。
ただ、着物を着る機会はそう多いものではないので、普段のお洋服でなで肩をカバーする方法を身につけましょう。
なで肩を目立たせないOKファッション
肩にボリュームがあるデザイン
肩のラインが下がっているのであれば、そこに足すと言うのがもっともシンプルな考え方。
- パフスリーブ
- フレンチフリーブ
- パワーショルダー
- フリルまたはフレアースリーブ
- エポレット(肩章)・ショルダーストラップ
など、肩のラインがふわっとしていたり大きめなデザインを選ぶとなで肩をカバーできます。
首回りにボリュームがあるもの
なで肩の人は首が長く見えやすく(実際に長い人も多いですが)顔から肩までの距離が非常に長く感じるもの。
そこを埋めることで間延びした印象が弱まり、スタイルアップに繋がります。
- マフラーやストールをぐるぐるに巻く
- フード付きのトップス
- ボリュームのあるハイネック・オフタートル
生地が厚めのパーカーを着ても首回りがもたつかずキレイに着こなせるのでオススメです。
小さい襟
同じ顔の大きさでも肩幅の違い(比率)で印象が変わることから襟の大きさも重要です。
肩幅を少しでも広く見せるためには小さい襟がぴったり!
ちなみに一般的には、大きい襟や大きいピアスは小顔効果があると言われていますが、それは肩幅が普通・なで肩じゃない人の場合。
耳から真っ直ぐに下に線を引いた時に少しでも肩が横に長く見えることを意識しましょう。
浅いVネックやボートネック
デコルテが大きく開いたネックラインは苦手、特に深いUネックやVネックはNG!
しかし、横に広がったネックラインなら肩幅を広く見せる錯覚が起こるのでオススメです。
- 浅いVネック
- 浅い丸首
- ボートネック
の他に、ボーダー柄も横のラインを作ってくれるので◎です。
重ね着
衣服を重ねることで増す厚み、なで肩さんだからこそ着こなせるファッションです!
着膨れすることなく肩に高さを出せるのが重ね着の良いところ。
- 厚手のカーディガン
- 着丈の短い羽織りもの
- ファーやふわふわなアウター
- ニットベスト
- パーカーやシャツとニットの重ね着
などは得意なアイテム・コーディネートです。
なで肩さんは要注意!なで肩が強調されるファッション
無地・シンプルなタートルニット
柄や装飾が多いデザインはそこに視線が向くので、コンプレックスをカバーする効果があります。
しかし、無地でベーシック、さらに身体にフィットするタイトな服は体のラインがそのまま出るので、なで肩もわかりやすくなるのです。
特にニット素材は丸く下がった肩ラインになるので避けた方が良いでしょう。
着こなしポイント
肩の切り替えが肩より下がらないものを選ぶこと!
最近は肩の落ちたデザインが多く見られますが、なで肩さんはジャスト肩ラインが必須です。
自然な感じでいいかも!
ラグランスリーブ・ドルマンスリーブ
ラグランスリーブは袖口の切り替えが、首から脇にかけて斜めになっているのが特徴。
肩に向かって下がるデザインなので、なで肩を余計に強調してしまうのは言うまでもありません。
ドルマンスリーブは袖ぐり(脇周り)は深くゆったりしていて袖口に向かって細くなっていくのが特徴。
ムササビのような形で身体のラインを隠す効果もありますが、肩に切り替えがない(と言うか1枚に繋がった生地)なので、こちらもなで肩がそのまま出てしまいます。
着こなしポイント
アップヘアーやゆるく巻いたスタイルなど、頭部に軽さを出すように。
また、ネックレスやVネックなど視線を逸らすものがあると◎
ベージュや白など膨張色で大きく見せるのも良いでしょう。
タンクトップ・キャミソール
前述しましたが、なで肩さんは肩紐が落ちやすいので、似合う似合わないの前に苦手なアイテム。
どうもサマにならない、姿勢が悪く見える、そんな印象になりやすいでしょう。
着こなしポイント
背中で肩紐がクロスしているタイプや肩紐の部分が短いものは落ちにくいのでオススメです。
キャミソールワンピなどTシャツと重ねる場合は色の差がしっかりあるものを選びましょう。
まとめ
なで肩のせいで顔が大きく見えると悩んでいる人にも
- 顔のサイズが平均より大きい人
- 顔のサイズは平均だけど大きく見えるだけの人
がいて、まずはそこをハッキリさせると対処法も変わってきますね。
(縦21.8センチ、横15.3センチが日本人女性の顔の平均サイズ)
2番のタイプは、なで肩をカバーする服装に変えるだけで随分と印象が変わるため、全身のバランスを考えたファッションやヒールで小顔を手に入れましょう。
非常に難しい1番のタイプは、2番と同様になで肩をカバーする服装の他に
- むくみ対策
- 骨格矯正
- 歯科医で診てもらう(噛み合わせの問題など)
- たるみ対策
などが効果的です。
参考にしていただけたら幸いです。