カラーに興味あるんだけど、全くの初心者だし… どんな本を読めばいいのかな?
パーソナルカラー、カラーセラピー、色彩検定、オーラの色…
「色」といっても様々なジャンルがあるので、何から手を出せばいいのか分からなくなりますよね。
そこで、一級色彩コーディネーターである筆者が、
気になるカラー分野を明確にするポイントとオススメのカラー書籍をご紹介します。
目次
カラー関連の書籍は種類多い!
「カラーを学んでみたい」「色に興味がある」そのように思った時、まず本を探したりしますよね。
しかし、カラー初心者さんにとってあまりに数が多いカラー関連の本は、どれを買えばいいのか悩んでしまうことでしょう。
色が関係する分野は幅広いので本選びが難しい
カラーコーディネートというと、ファッションやメイク・インテリアの色と思い込んでいる人が多くいます。
しかし、この世に色がないものはありません。
食べ物、日用品、車、植物、建物… 全てのものに色がついていますから、色が関係する分野はファッションやインテリアだけではないのです。
また、目で見る視覚的な「色」の分野以外に、心や体調に関わる内面的な「色」の分野もあるので、本の種類はとにかく多いです。
選ぶ基準を持たずに本を購入するのは失敗してしてしまう可能性が高く、結局読まなかったなど残念な出費になり得るのです。
目的によって読むべき本は変わる
初心者がいきなり難しい色彩学の本を読み始めてしまったら、続くものも続きません。
何かを学ぶ時、自分のレベルにあったものを選ぶのは大事ですね。
さらには、自分が知りたいジャンルを正しく選ぶことも重要です。
どんなカラー分野に興味があるのか、まずはチェックしてみましょう。
- 「色」自体に漠然と興味がある→ ざっくりと色の楽しさを学べる本
- いつかは資格を取りたい→ 初心者向け色彩検定対策本
- おしゃれ度をアップさせたり、コスメやお洋服の色選びに活かしたい→ 配色・パーソナルカラー
- 見た目より内面やメンタルに関係した色が気になる→ 色彩心理学・カラーセラピー
1〜4の順にぴったりな書籍をご紹介しますね。
色の使い方や楽しさをざっくり理解したいなら
一冊で色の楽しさを網羅した内容
「色の基本を軽く理解した上で、普段の生活での色の活かし方や楽しいとこだけを知りたい!」
そんな人にオススメなのが、色をざっくり学び活用できちゃう内容のこちらの書籍。
人間関係にも第一印象にも恋愛にも色が影響をしていますし、使う色によってホルモンの分泌も変わります。
各分野を細く学ぼうと思ったら相当な厚みの本を何十冊も読むことになりますが、こちらの本はこれ1冊でOK!
専門的な用語や難しい内容は一切ないので、老若男女が楽しめるでしょう。
色を基礎から学びたいなら
軽くゆるく基本を学ぶ
いつかは色の資格を取りたいと思っているなら、易しく基本を学べる本がオススメ。
こちらの書籍はコラムやクイズなどが組み込まれているので、難しい本という印象は全くなし!
写真やイラストが多くカラフルなので、パラパラとめくっているだけでも楽しいはずです。
「色についてさらに詳しく学びたい」「興味がある分野はここかも!」
そんな気持ちになることでしょう。
色彩検定3級レベル
カラー関連の検定試験は種類が非常に多いですが、二つに大分すると以下の通りです。
- 公的資格(履歴書に書くことができる)
- 民間資格
民間資格については私も全てを把握できないほど数が多く、試験が必要なものから1日数時間の講習で資格がゲットできてしまうものまであります。
そこで、圧倒的にオススメなのが色彩検定対策系の書籍!
そもそも色彩検定は公的資格なので、信頼・実績 がありますし、この後さらにステップアップして学んでいきたい場合にもピッタリです。
とはいえ、検定対策という響きから難しそうな印象があるかもしれませんが、3級レベルであれば読みやすく堅苦しくない本もたくさんあります。
目の構造や照明など、ちょっと難しくあまり面白くない内容もありますけどね♡笑
センスアップやおしゃれに興味があるなら
服の組み合わせ(コーディネート)
同じ色でも合わせる色によって、オシャレにもダサくも見えてしまうもの。
「何色を選ぶか」よりも「何色と何色を組み合わせるか」の方が大事なことをご存知ですか?
この組み合わせのことを配色といい、ファッションは特に配色が重要です。
配色には基本的なパターン(決まり)があり、その基本を無くして応用は難しいものです。
オシャレ初心者はまず配色の基礎を学びましょう。
ファッションに自信がある人も、感覚で素敵に組み合わせていた色の「理論」がわかると、よりセンスアップできること間違いなし!
あらゆる配色パターンを目にすることで、色使いのバリエーションが広がりますよ。
即センスアップできそうです。
似合う色(パーソナルカラー)
パーソナルカラー診断の認知度が高まり、診断を受けたことがある人やネットの自己診断をしたことがる人も多くなってきました。
しかし、パーソナルカラーという概念をしっかりと理解していないと、
「似合わない色は着ていない」
「パーソナルカラータイプの色以外は絶対似合わない」
「ブルベかイエベにこだわり過ぎる」
など、間違った考えやおしゃれを狭めることになってしまいます。
まずは、「似合う色」というものについて大まかにでも正しい理解をするのがオススメ。
オシャレを狭めるものではないですよ
色彩心理学やカラーセラピー系なら
表面ばかり美しく装っても、内側からの輝きにはかないませんね。
それぞれの「色」が持つ力を知ることで、体の中からキレイになる方法がわかります。
また、こちらの書籍では血液型や星座別の合う色なども書かれており、ここは私の専門外ですが面白いなと思いました。
「オーラ」「ヒーリング」「チャクラ」などのワードに興味がある方にもオススメです。
誰もが簡単に理解できる「色」が絡むことで楽しさが倍増しそうです
まとめ
カラーの分野はたくさんあり、それに伴って関連書籍も多いとお分かりいただけたでしょう。
知識がない状態で、闇雲に本を買っても自分が求めているものではないかもしれません。
楽しくカラーを学び、色の効果を活かすためにも、上手に本を選んで欲しいと思います。
オススメのカラー書籍6冊はどれも、初心者向けでありながらきちんと学びにつながるものばかり。
ぜひお手にとってもらえたらと思います。
この記事が参考になれば幸いです。