ホワイトニング歯磨き粉で毎日歯磨きしてるけど… これ効果ある?
白く輝く歯は憧れますね!
歯を白くするためにホワイトニング歯磨き粉で毎日ケアしている人も多いのではないでしょうか?
しかし、どんなに歯磨きをしても歯は白くならないんです…。
この記事では『美しい白い歯』になるためのポイントや歯を白くする方法などについてご説明します。
目次
白い歯はメリットだらけ
以下の写真の女性、どちらがキレイに見えるでしょうか?
歯の色だけが異なる全く同じ表情の同じ女性ですが、左側の方が圧倒的にキレイに見えます。
白い歯には
- 清潔感
- 若見え効果
- 笑顔が明るく見える
- 印象が良い
などメリットが多く、歯がキレイなだけで美人度・イケメン度は格段に上がります。
接客業や婚活・就活中の方は特に、印象アップ間違いなしの『白い歯』を心がけたいですね。
美しい白い歯に必要なポイント
白目と歯の色
歯の白さが白目の白さを上回るとバランスが良く『顔の美力』が高まるとされています。
歯の白さ>白目の白さ
白く澄んだ白目は瞳がキラキラと輝き非常に魅力的ですが、歯が白いことの方がお顔を全体的に見た時に美しく見える「重要なポイント」なのです。
そもそも白目は歯ほど黄みが目立つ部位ではありませんし、面積もさほど大きくありません。
対して、歯(口元)は面積もそれなりに大きく動きもありますし、人によっては黄色を通り越して茶色っぽい歯の人もいます。
体型や顔立ちは人それぞれ好みがありますが、ピカピカの白い歯が苦手という人は聞いたことがありませんね。
「歯のライバルは白目」
ここを一つの基準として歯の色を考えると良いでしょう。
歯が白く見える錯覚
黒に囲まれた灰色と白に囲まれた灰色を見比べてみてください。
実は、中の灰色はどちらも同じ色なのですが、黒に囲まれている方が明るく白っぽい灰色に見えますね。
これは『明度対比』という錯覚現象で、歯と唇にも同じことが起こります。
唇の色は濃いほど中の歯の色は白く見えるということなんです!
濃い色のリップと淡い色のリップなら…
左右の歯の色は同じですが、色や印象が大きく違って見えますね。
歯表面の潤い
唾液で歯の表面が濡れていると、歯はツヤっと輝き白く見えやすくなります。
また、歯が潤っているとは、唾液で歯をコーティングしている状態なので着色しにくいというメリットもあります。
乾いた紙と濡れている紙ではどちらがクレヨンでお絵かきしやすいか?歯にも同じことが言えるのです。
口内に唾液があるのは普通だから「常に歯は濡れているもの」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、年齢と共に唾液量は少なくなっていくものですし、口呼吸をしている人は口内が乾きやすく、意外と歯の表面が濡れていない人は多いです。
口臭の原因にもなるドライマウスに良いことは一つもありませんから、唾液の分泌を促す工夫が大事です。
歯を白くするためには
ホワイトニング歯磨き粉で歯は白くならない
ドラックストアや美容コスメショップには『ホワイトニング歯磨き粉』がたくさん売られています。
白い歯を目指して使用している人もいると思いますが、このホワイトニング歯磨き粉では歯は白くならないんです!
ホワイトニング歯磨き粉は着色汚れを落とす力はあるので、歯表面に付着した汚れや着色がある場合はキレイになるでしょう。
しかし、その人の歯本来の白さ以上に白くなることはないのです。
歯の表面はエナメル質といって、これは透明です。
(加齢でエナメル質もくすんでくるのですが…)
このエナメル質から透けた象牙質はホワイトニング歯磨き粉で白くならないため、本来の歯以上の白さを求めるのであれば、歯科医院でのオフィスホワイトニングなどを行う必要があります。
筆者のオススメはホームホワイトニング
ホワイトニングにはざっくり言うと、2種類あり
- 歯科医院やサロンでのオフィスホワイトニング
- 自宅でマウスピースを使用したホームホワイトニング
どちらにもメリットとデメリットがあります。
【オフィスホワイトニング】は1回でわかりやすく歯が白くなりますが、色戻りも早く定期的に通うことが好ましいです。(そしてなかなか高額です)
【ホームホワイトニング】は30分〜1時間 薬剤を入れたマウスピース装着を2〜4週間ほど続ける必要があるため、白くなるまでに時間がかかりますが歯の白さは6ヶ月〜1年と長く維持できます。
私のオススメはホームホワイトニング。
ちなみに私はタバコを吸いませんしコーヒーやカレーがあまり好きではないので、そもそも歯表面の着色がある方ではありません。
(歯科医院での定期的なクリーニングと毎日のホワイトニング歯磨き粉による着色ケアもしているので)
とはいえ、割と長いことホワイトニングをサボっていた(コロナ渦で3年以上…)状態から、ホームホワイトニングを2週間した歯が以下の通りです。
効果の現れ方は人それぞれですが、かなり歯の色は明るくなります。
全体で見るとこんな感じです↑
ホワイトニングができるのは健康な歯
基本的に虫歯や歯周病があるとホワイトニングはできません。
ホワイトニングの薬剤で知覚過敏を引き起こしたり、詰め物や被せ物の装着が不安定になる可能性があるからです。
治療を優先する必要がありますし、現在治療中の人は治療を完了させてからホワイトニングが出来るようになります。
また、着色・歯垢・歯石がある状態もNG!
つまり、ホワイトニングをするには『汚れの付着がない健康な歯』でなければいけないのです。
ホワイトニングは『見た目の美しさ』と思いがちですが『美しい口内』と繋がっているのです。
白い歯を遠ざける!悪習慣チェック
日本人は世界的に見て「歯への意識が低い」といわれています。
どんどん黄色い歯になる習慣がありませんか?
当てはまる項目をチェックしてみてくださいね。
黄歯習慣チェックリスト
- タバコを吸う
- コーヒーを毎日3杯以上飲む
- よく赤ワインを毎日飲む
- カレー・ミートソース・キムチなどをよく食べる
- 口呼吸
- 歯ブラシのみで歯をみがく(フロスや歯間ブラシを使用しない)
- 水をあまり飲まない
- 夜に歯磨きをサボることがある
- 硬いものをあまり食べない
- 1ヶ月以上同じ歯ブラシを使用している
硬いものもあんま食べてないかもー!
まとめ
歯を白く見せるために必要なことがおわかりいただけたかと思います。
白く美しい歯は
- 白目より白い
- 濃い色リップやピンクの歯茎でより引き立つ
- 表面が唾液で濡れている
- 歯磨き粉だけでなくホワイトニングが必要
- 虫歯や歯石がない健康な歯が土台となる
これらをしっかり理解していないと、無駄金・無駄努力になりかねません。
また、歯の色以外にも口元の悩みは多いものですが、歯並びの悪さやすきっ歯を気にしている人も、歯を白くすることで口元の印象が変わり総合点が上がりますよ!
歯は本当に大事にすべきものなので、まずは本来の白さと健康な歯を守りましょう。
この記事が参考になれば幸いです。