眉毛を見てびっくり…! 残念すぎる眉毛が悪目立ちしてる人っているよね
『眉毛にしか目が行かないほどの違和感』
『眉毛を変えたらもっとキレイな人かも』
そんなもったいない眉毛で損している女性は多いものです。
この記事では、魅力をガタ落ちさせる NG眉毛とその特徴・改善方法 についてご紹介します。
目次
眉毛で顔の印象は激変する!
眉毛は整形級に顔立ちが変わる部位。
眉を変えただけで、一気に垢抜けて見えたり、美人度が格段にアップしたりと、まるで別人レベルの変化をもたらします。
これはリップメイクやアイメイクによる変化とは比べものにならないほど。
しかし、それだけ顔の印象を激変させる眉を適当にしていたり、しっかり手を加えて変にしている人もよく見かけます。
自分の骨格や顔立ちに合った『似合う眉』が理想ですが、まずは顔の印象を悪くする『変な眉』になっていないかをチェックしてみましょう。
違和感だらけの変な眉毛
三角定規眉(眉頭の三角ゾーンがないタイプ1)
三角定規(60° 30° 90° の直角三角形)の直角が上にくるように置いたような眉毛。
誰が見ても違和感がある眉ですが、意外に多い理由は二つあります。
まず一つ目の理由が『全く整えていない自眉の形がこの三角形だから』というもの。
自然の眉に塗り絵のようにそのまま色を載せて濃いめの三角に仕上げてしまった状態です。
そして二つ目の理由が『眉頭の三角ゾーンを描き足さない』パターン。
眉頭が一番太くて眉尻に向かって細くなっていくのが理想的な眉の形ですが、眉頭が細かったり眉山にばかり気を取られて、本来描くべき眉頭の三角ゾーンがない人が多いのです。
(下の図の赤い線が三角ゾーン)
眉頭を一番太くすることで、目鼻立ちも際立ち小顔効果も高くなります。
そのため、眉の下部分ばかり描き足してしまい、眉頭の三角ゾーンの無さがより目立っている場合もありますね。
分度器眉 (眉頭の三角ゾーンがないタイプ2)
三角定規の次は分度器のような形の眉です。
これは先ほどの三角定規眉の角度が無くなだらかなカーブを描いたバージョンで、優しい印象のアーチ眉の失敗系ともいえます。
前述の通りで、眉頭の三角ゾーンが無く、眉の下部分を並行に描き足すことによって出来上がる眉の形です。
頬や輪郭の丸さを際立てるので顔型によってはより気をつけたいですし、アンパンマンなどキャラクターのような丸い眉は三角定規眉よりも不自然が目立ちます。
ここは眉のバランスを良くする重要ポイントです!!
眉頭が鼻筋まで入り組んでいる
ノーズシャドウで鼻を高く見せるメイクをしている人も多いですが、そのノーズシャドウの流れから眉頭を鼻筋まで入り組んで描いている人がいます。
この鼻筋入り組み眉は、
- 目と目の間隔が狭く見える
- 気難しいきつい顔に見える
- ノーズシャドウがバレバレになる
などのデメリットが生じる眉毛。
眉頭の下の余分な毛はカットして、眉下が自然な並行ラインになるよう意識しましょう。
カットし過ぎツンツン眉
眉の長さを一律に切りそろえたようなツンツンとした眉毛は、まるで田植えのよう。
毛並みが感じられず、立体感もないのでのっぺりとした印象になりますし、横顔や斜めの角度から見た時は特に顔立ちが締まらないのでNG!
また、自眉のようにフサフサとした立体感が今のトレンドなので、古いメイクにも見えてしまいます。
眉毛全体を同じ長さに切り揃えるのではなく、メイクからはみ出る部分や長さが目立つ部分だけをカットして、眉のふんわり感を残しましょう。
間違いなく老けて見える 残念な眉毛
細く長い眉
1990年代に流行った細眉。
まず、時代遅れ感が凄いです。
さらに細い眉は顔の余白が増えて顔が大きく見えますし、まぶたもパーンと浮腫んで見えます。
- 加齢でまぶたが下がっている
- たるみで二重幅が見えずらくなっている
- 厚みのある一重
の方は特に細眉は避けましょう。
昔の名残でおたまじゃくしのような細眉の人もたまに見かけますが、これはただの細眉よりも痛手が大きいですね。
この眉はどうしても眉頭が丸くなりますし濃くなりがちなので、いまのトレンドからは大きく外れてしまいます。
角度がキツイ眉
2000年代前半に流行った角度強め眉。
キツく・怖く・老けて見えやすい上に、今時眉の逆をいった古臭い印象もプラスされるNG眉です。
角度があるので目と眉の距離はより広がり、まぶたの浮腫みも強調されてしまいます。
眉尻を長く描きすぎている場合も多いのですが、眉頭より眉尻が下がることがないようにしましょう。
これで自眉が少ない方も自然な太眉になりますよ
きっちり描きすぎ眉
- 濃淡なし
- ぼかしなし
- 眉頭が丸い
眉頭から眉尻まで色が均一だと、眉の立体感がなくのっぺりと平面的な印象に。
基本的に、眉頭と眉尻は眉の中心よりも薄いものなので、メイクで眉を書き足す時も眉頭は少し薄めに描くようにしましょう。
眉の中間が一番濃くなるように描くことで自眉のような立体感を出せます。
また、シールのように綺麗すぎる形の眉は不自然なことこの上なし!
特にきっちり濃く描いている人は、眉頭が丸くなっている場合も多くこれは非常に垢抜けない印象なので、スクリューブラシで輪郭をぼかすと自然に仕上がります。
ペンシルだけで眉毛描くのは難し過ぎだよ
長すぎ眉 or 短かすぎ眉
前述した「細い眉」や「角度がキツい眉」は必然的に長い眉になります。
これらはもちろんの老け見え眉ですが、短すぎる眉もデメリットが多い老け見え眉なんです。
まず、短い眉は若々しくボーイッシュに見える特徴がありますが、この短さゆえに
- 顔の余白が増えるので顔がむくんで見えやすい
- 目と同じくらい幅(太さ)の眉に見えやすい(短いものは太く見えるため)
眉の幅(太さ)は目の縦幅の2/3程度を目安にすると良いとされ、それより太くなると眉ばかりが悪目立ちしてしまいます。
太眉の流行と加齢で小さくなる目…。
昔のメイクをアップグレードするのが大事なように、自分の顔の変化にもしっかり目を向けましょう。
薄すぎ・存在感のない眉
肌も瞳も眉毛の色も、薄いほど可愛らしいと思い込んでいる女性は意外にも多いです。
また、目の印象がハッキリするという理由から薄眉にしている人もいます。
しかしながら、その薄眉のせいで老けて見えたり逆に可愛くなく見えている人が多いのも事実。
まず、年齢を重ねるほど眉の印象はハッキリさせるのが大事。
肌や髪のハリ・ツヤが失われてくると、あらゆる見た目の印象が弱くなっていきます。
そこに眉まで薄くしてしまうと、どのパーツもぼんやりして締まった印象ゼロ!
眉だけでなくどのパーツにも言えますが、厚化粧にならない程度に最低限のメイクはすべきなのです。
また美しい顔とはバランス。
例えば、目が大きく堀の深い人にとって全く気にならない鼻の幅であっても、和風顔の人に同じ鼻をつけたら鼻ばかりが目立つなど、パーツ一つ一つを見るのではなく全体を見るのが大事です。
存在感のない眉と濃いアイメイクで目立つ目元、これが美しいのかというとなんとも言えませんし、
瞳や眉を薄くすることで魅力が増しているかは、顔立ちや生まれ持った色素などのバランスによるのです。
眉をキレイに描くためのお助けアイテム
美しい眉を手にするには上記のような「NG眉毛をやめること」が大事。
実は、気をつけたいことがもう一つあって、それは 左右差 です。
『それぞれの眉毛はキレイだけど、左右が違う…』
非常にかっこ悪いとはいえ、眉を左右同じように描くのは難しいですよね。
メイクをする時は鏡を見ていますが、鏡で見ている自分と他人が見ている自分は見え方が全然違います。
それは鏡の中では左右が反対に見えているから。
(鏡映反転と言います)
左右対称の人間はいませんから、目の大きさや位置・鼻の形なども左右は違っていて、これはもちろん眉にもいえるのですが、
他人が自分を見ている状態を映し出す鏡を見る事で、どこを直したら左右が対称に近づくかがわかるのです。
まとめ
眉毛は顔の印象を決める重要なパーツであり、変化させやすい(自由度の高い)パーツでもあります。
つまり、眉ひとつで簡単にキレイにも若々しくもなれるし、その逆もあるという事。
【変な眉毛・残念な眉毛】で損しないために、
- 眉頭の三角ゾーンをきちんと描く
- 自然な毛並みで眉の立体感を出す
- 眉ペンシルだけでメイクしない
- 自分の加齢と流行を把握する
- 左右対称に近づける
これらのポイントは最低限押さえておきたいですね。
特に眉頭は顔立ちへの影響も大きいので、( 濃さ・眉間・太さ・毛並み )には気をつけましょう。
この記事が参考になれば幸いです。