白目の色ってそこまで気にしてなかったけど…
目元の老化といったら、まず思い浮かぶのが目尻のシワでしょう。
他にも、瞼のたるみや目の周りのシミも老けた印象が強くなりますが「白目の色」は気にしていますか?
この記事では、意外と老け見えする白目についてご説明します。
目次
見落としがち!?白目の重要性
「目は口ほどのものを言う」「目が泳ぐ」などといい、
目の表情が相手に与える印象は非常に大きいです。
目元はメイクやエイジングケアなど多くの女性が重視するパーツ。
アイシャドウやアイライン・まつ毛メイクなどに並びカラコンを使用する女性は多く、黒目に対する意識は高いです。
目尻のシワ・シミ、瞼のたるみや目の下のクマなど、目元を若々しく保つための美容液やケア方法も多く出回っていますね。
ところが、「白目」に対しては無頓着な人が多いようです。
目(眼球)とは白目と黒目両方のこと。
どんなに黒目を大きく見せても、目尻の皮膚がピンっと張っていても、白目が汚いと全て台無しですし、
逆に、真っ白でキレイな白目は瞳の輝きが増し、目元を美しく引き立てる効果があるのです。
老けて見える白目 4タイプ
くすんだ白目
強膜は年齢を重ねると共に厚みが増していきます。
すると、白目は透明感を失い青みが無くなっていくので、くすんだ白目になってしまいます。
加齢に伴う様々なダメージの蓄積により、眼球内部のコラーゲンやエラスチンの配列が乱れることも白目が濁る原因です。
赤ちゃんの白目は青みがあって澄んでいますから、白目がくすむことで老化を感じてしまうのです。
充血して赤い白目
充血とは目の炎症や疲れなどが原因で、目の血管が膨らんだ状態のこと。
白目が真っ赤に充血している人を見たら、普通に驚きますよね。
不健康そうな赤い白目は遠目からもかなり目立ちますし、無理をしている感じや疲れた印象にもなり老け見えに繋がります。
黄色い白目
白目が黄色くなる原因はいくつかありますが、
- 肝臓機能の低下
- 瞼裂斑
主にこの2つが多いです。
最もわかりやすく白目が黄色くなるのが肝臓の機能低下による黄疸。
黄疸を引き起こす病気は、肝炎・アルコール性肝疾患・肝がんなどがあります。
瞼裂斑(けんれつはん)は白目にできる黄色い斑点や隆起で、蛋白質と脂肪の沈着で黄色く変化したものです。
これは悪いものではありませんし、白目全体が黄色くなるわけではありません。
その他には、喫煙・加齢・膵臓・胆のう系の病気なども考えられ、
身体のどの部位にも言えることですが、黄ばみは老けて見える要因になります。
白目がぶよぶよ
ぶよぶよしている白目を「結膜浮腫」といい、白目の間に水分が溜まりむくんでいる状態です。
結膜炎の症状の一つで、これは病気ではありません。
強いアレルギー症状や加齢、異物などによる刺激なども結膜浮腫を引き起こす場合があります。
ピンっと張った白目の一部に、厚みが異なるぶよぶよがあるのは結構目立ちますし、
どうしても視線は向いてしまい老化を感じてしまいます。
白目を美しく見せる解決策
濃い色のカラコン
黒に囲まれた灰色と白に囲まれた灰色、どちらの灰色が明るく見えるでしょう?
中の灰色は全く同じ色にも関わらず、黒に囲まれている方が明るく白っぽい灰色に見えているはず。
これは「明度対比」という錯覚現象で、周りの色が濃いほど中の色は明るく見え、逆に周りの色が明るいほど中の色は暗く見えるのです。
実は同じようなことが白目と黒目にも起こります!
黒目は黒いほど、対比で白目が白く見えるため、黒いカラコンをすることで簡単に白目は白く見えます。
これが最も手っ取り早く白目をきれいに見せる方法!
白目と黒目がはっきりすることで目力が出て若々しい印象にもなります。
目を温める
目の周りには細かい毛細血管がたくさんあります。
優しく温めることで、血行が良くなり充血や目の疲れのケアに繋がります。
また、温めることで眼筋がほぐれると涙液の分泌も促進され、目の乾燥を防ぐことができます。
デスクワークで1日中パソコンを見ていたり、スマホ時間が長くなってしまいがちな現代人は、思っている以上に目を酷使していますから、「目を休める」ことを忘れないようにしましょう。
私もたまに使っていますが気持ち良くてリフレッシュできます♡
紫外線・ブルーライトから目を守る
紫外線やブルーライトが目に良くないことは皆さんご存知でしょう。
では、どちらの方が目に悪いでしょう?
正解は、紫外線。
紫外線とは波長が短い光で私たちの目には見えないのですが非常にエネルギーが強く、目からも日焼けをすることでシミ・シワ・白内障などの悪影響を及ぼします。
では、ブルーライトはというと、紫外線の次に波長が短い光です。
日焼けはしませんが、角膜や水晶体を透過して網膜まで光が到達します。
深層まで届くブルーライトを長時間浴びることは、目への負担が大きく、ドライアイ・かすみ・焦点が合わないなどの症状が出てくるのです。
美しさの土台は健康ですから、紫外線やブルーライトをカットするアイテムを使うなど対策が重要です。
目以外の面からも気をつけたいものですね
目薬で目の乾燥を防ぐ
年齢を重ねるとあらゆる部位の潤いが低下する(肌・口腔内・髪・爪など)ので、
意識的に保湿するのが若さを保つ上で非常に大切です。
もちろん、目も乾燥しやすい部位。
うるうるの瞳は若々しく白目も美しく保てるので目薬でケアするのが効果的です。
また、白目の濁りの原因となる「目の疲れ」を軽減させる効果もあるので、こまめな点眼が好ましいでしょう。
目のストレッチ
眼精疲労は目だけの問題ではなく、肩こりや首・背中の痛みなど様々な症状に進行することも…。
目を休めるのは大事だと前述しましたが、
疲れ・乾きを解消するのに目のストレッチという方法もあります。
上下左右ストレッチ
- 自分の右耳を見るように黒目を右に寄せる、視線を戻す
- 同様に左耳を見る、視線を戻す
- 額を見るように黒目を上げる、視線を戻す
- 顎を見るように黒目を下げる、視線を戻す
各3〜5秒
ぐるぐるストレッチ
- ゆっくり右回りに眼球を回す(2〜3周)
- 同様に左回りに眼球を回す(2〜3周)
- 最後は寄り目にして5秒キープ
まとめ
若々しく美しい目元に「白目」が重要であるとお分かりいただけたかと思います。
老けて見える原因が白目にある場合は意外と多く、ハッとした人もいたかもしれません。
まずは、自分の白目をしっかりチェック・把握することが大切です。
- 濁った白目
- 充血した赤い白目
- 黄色い白目
- 白目がぶよぶよ
これら「老け見え白目」であっても、改善する方法はいくつもあります!
早めにケアをしてキラキラ輝くキレイな白目を手に入れてくださいね。
この記事が参考になれば幸いです。
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