おしゃれで可愛いコートを上手に選ぶポイントってあるの?
冬のコートはお値段も高めなので、簡単に何枚も買えるものではありません。
だからこそ自分に似合うおしゃれで着回しやすいものを見つけたいですね。
失敗しないコート選びのポイントがわかると、無駄な買い物をしないで済みますよ!
目次
アウターを上手に選ぶポイント
欲しいコートは明確?
- 普段使いのアウターが欲しいのか
- 改まった場所でも使えるフォーマルコートが欲しいのか
- カジュアル?キレイめ?
どんなアウターが欲しいのか(必要なのか)がはっきりしないまま値段や勢いだけで購入してしまうのは良くありません。
コートは比較的高額アイテムなので特に失敗は避けたいもの。
今どんなものが流行っていてどんな着こなし方があるのかを知らないまま購入することも後悔に繋がりやすいので、
雑誌やネットを見たりショップを見て回るなどファッション情報をあらかじめ仕入れておくようにしましょう。
また、買い替えなのか買い足しなのかでも選ぶコートは変わります。
黒いコートを持っているのにまた同じ色のコートを購入…
無意識に似たような色ばかり選んでしまうのはよくあることです。
まずは今持っているコート(色・形・丈など)をチェックしましょう。
サイズの変化や流行など買い替えなら同じ色でもOK!
しかし2枚目3枚目となる買い足しなら違う色を選ぶことをオススメします。
パーソナルカラーを意識する
パーソナルカラーとは簡単に言うと似合う色のこと。
人にはそれぞれ生まれ持った色素(肌・髪・瞳など)と調和する色があり、お顔の近くに何色があるかで顔色は劇変します!
「似合う色」がお顔の近くにあると、良い影が入りフェイスラインがシャープに見えたり、お肌に透明感がでます。
「似合わない色」がお顔の近くにあると、目の下に影(クマ)が見えたり、シミが目立ちお肌がくすんで見えたりします。
つまり、似合う色とは欠点をカバーして自分を最大限にキレイに見せてくれる色のことなのです。
アウターは基本的に着用頻度が高く長く使う、そして面積が大きいもの。
コートは似合う色を着るべき要素が強いアイテムです。
もちろん、似合わない色のコートを着てはいけないなんてことは全くありません!
- 似合う色のストールやマフラーを巻く
- 前を開けて似合う色のインナーを見せる
など、上手に着こなす方法はあります。
どちらにしても似合う色を知らないとカバーの仕様もないので、パーソナルカラー診断は早いうちに受けていると良いですね。
シルエットがキレイに見えるものを選ぶ
ファッションに大切な要素は以下の3つです。
- 色
- デザイン
- 素材
色についてはパーソナルカラーで記述しましたが、似合うデザインと素材を知るためには骨格診断が有力です。
骨格や筋肉のつき方・顔の形・身長などによって似合うものと似合わないものがはっきり分かれます。
(※太ったり痩せたりしても骨格は変わらないので脂肪は関係ありません。)
例えば…
襟の形はスタンドカラーとノーカラーどっちが似合う?
丈はどんな長さが最もスタイルがよく見える?
ラインやシルエットが美しく見えるファッションの傾向がわかるとコート以外にも無駄な買い物が減りますね。
似合うとは色だけではないのです。
手持ちのアイテムとの相性
自分のファッションのテイストと合わないコートはチグハグな印象になることは言うまでもありません。
カシミアのコートにアウトドアブランドのリュック…
カジュアルダウンコートにファー付きキラキラストール…
物凄い美人でも違和感しかないですね。
コートのボタンを閉めると中の服は隠れますが、バッグと靴はどうやっても見えてしまうので最低でもそこの系統とマッチするものを選びましょう。
また、よくある落とし穴が「黒い靴と黒いバッグが多いからコートも黒にする」といったもの。
ベージュや茶系・グレーなどは色自体が幅広いのでそのような考え方が同系色コーディネートとして成り立ちます。
しかし黒は黒でしかないので結果、全身真っ黒のお葬式スタイルになってしまうのです。
定番色アウターの選び方
シャープな「黒」
ベーシックな黒は冠婚葬祭で使いやすいという意味では定番カラーのコート。
大人の女性なら形や縫製がしっかりしたフォーマルな黒コートは1枚持っていたいところです。
ですが、意外にも真っ黒が似合う日本人は少ないため大きい面積を占めるコートに黒を選ぶのは難しいことも…。
年齢を重ねハリツヤが失われるほどシャープで強い印象の黒にお顔が負けてしまいます。
普段使いで黒いコートを着る場合、
- 黒が似合うタイプなのか
- キレイに着こなす方法
これらをきちんと押えた上で購入すべき色です。
何色とも合わせやすい「グレー」
グレーと相性の悪い色はないとされ、何色とも調和するのがグレー。
主役になる色ではありませんがどんな色も引き立てる名脇役的カラーです。
お洋服や小物がカラフルな色物や柄物が多い人こそ、グレーのコートはオススメ!
コーディネートを上品に落ち着かせてくれるので使い勝手が良いでしょう。
注意すべきはグレーの濃さ!
白〜黒の間は全てグレーですから、明るい(白っぽい)グレーや濃い(黒っぽい)グレーまで様々あるので、自分にはどの明るさのグレーが似合うのかしっかり見極めたいところです。
可愛らしく人気の「ベージュ・キャメル」
黒やグレーに比べシャープ・モダンといったイメージはないものの、ベージュやキャメルは優しく暖かみを感じる色です。
ベージュはグレー同様幅が広い色、
- ピンクベージュ
- グレージュ
- ライトベージュ
- ココアベージュ
など、色々あるので「とりあえずベージュのコートが欲しい〜」的な勢いで購入するのはNG!
自分に似合うベージュは洗練されておしゃれに見えますが、似合わないベージュは垢抜けない田舎臭さが出てしまうからです。
また、キャメルは基本的に色の反射でお顔が黄みがかって見える色。
驚くほど黄色い顔の人に見える場合もあると覚えておきましょう。
まさに定番「ネイビー」
- 合わせやすい
- 1年中お店に並ぶ
- 日本人に似合いやすい
- 品がある
紺色は使い勝手が良く失敗が少ない、まさに定番中の定番と言える色です。
ただ、形や素材・着こなしによっては学生さんのコートっぽく見えることもあるのでそこだけ気を付けましょう。
オシャレで目立つ「白・オフホワイト系」
汚れが目立つ膨張色、そんな白いコートをキレイに着こなしている人はかっこいいですね。
黒と同じで真っ白(漂白したような白)も強い印象の色なので似合わない人はお顔が色に負けてしまいます。
日本人にはアイボリー・オフホワイト系などほんのり色味を感じる優しい白がオススメです。
周りと差がつく!パーソナルカラータイプ別 カラーコート
ベーシックな色が多くなる時期だからこそ、カラーアウターをおしゃれに着こなしている人は素敵です。
それぞれのパーソナルカラータイプにぴったりなカラーコートをご紹介します。
スプリングタイプ
- イエローゴールド
- アクア
- クリアレッド
- イエローグリーン など
明るく鮮やかなキレイ色は冬のコートで最も目立つ色!
似合わない人が着ていたらとにかく浮きまくることは確実ですが、だからこそ似合う人が着るとおしゃれさが引き立つのです。
ただ、スプリングタイプといってもセカンドがサマーやオータムの人にこの色のコートは少々難しいかもしれません。
わかりやすいスプリングタイプやセカンドシーズンがウインターなど、派手色を難なく着こなせるタイプに向いています。
サマータイプ
- パステルブルー
- アイシーピンク
- ダスティパープル(ラベンダーも◎)
- ミント など
秋コートには(季節感の問題で)難しいパステル調の淡いカラーも冬ならキレイに馴染みます。
明るく優しい色は色彩心理では柔らかさを感じるため、ふんわりと女性らしい印象が際立ちますね。
オータムタイプ
- オレンジ
- ピーコックグリーン
- レンガ色
- モスグリーン など
ファッションでのモスグリーンとカーキの認識が曖昧になっているため、カラーコートというよりは定番カラーと思う方も多いでしょう。
どちらにしてもカーキやモスグリーンをキレイに着こなせるのはオータムタイプの特権ですし、緑系に似合う色の範囲が広いのでグリーンコートはお得意色としてチェックしてみて下さいね。
オレンジ〜テラコッタは秋口から長く着られるカラーです。
ウインタータイプ
- ロイヤルブルー
- トゥルーレッド
- ショッキングピンク
- エメラルドグリーン など
白い雪に映えるビビッドカラーは存在感があり、その鮮やかさは目を見張るものです。
お店で「派手すぎるかな…?」と思ったとしても、いざ着てみたら派手ではなく華やかに着こなせるはず!
また、真っ白や真っ黒のコートに純色の小物(手袋・バッグ・ブーツ・マフラー)などを合わせアクセントカラーを活かしたコーディネートもかっこ良く決まります。
まとめ
- 今持っているコートを確認
- 好きなファッションのテイスト
- 自分に似合う色や形
などがわかるとコート選びで失敗や後悔することはありません。
※地域によっては防寒面も重要なので生地の厚さや材質チェックもお忘れなく!
似たような色が街中に溢れる季節だからこそ、周りと差をつけてワンランク上のおしゃれを楽しめるタイミングでもあります。
定番カラーを2色持っているなら次はカラーコートに挑戦するのも良いですね。
素敵なコートで冬のおしゃれを楽しみましょう。