歯がキレイだったら人前で自信を持って笑えるのに…
歯にコンプレックスがあり大きい口を開けて笑えないと悩んでいる人は多いです。
確かに物凄い美人やイケメンであっても、歯が汚いと不潔に見えますしがっかりしてしまいますね。
ですが歯をキレイにするのはそんなに難しいことではありません!
簡単なセルフケアや色の使い方でも歯は白くキレイに見えるのです。
目次
歯への意識が低い日本人に見られる汚い歯とは?
フィンランドでは虫歯ゼロは当たり前、国をあげて虫歯予防をしていますし、米国では歯が汚いことは肥満と同様に就職や出世が不利になるなど、健康で美しい歯への関心が高いです。
それに比べ日本人は痛くならないと歯科医院に行かないデンタルIQの低い国、みなさんは汚い印象の歯に当てはまるものはないでしょうか?
白さのかけらもない黄ばみ・着色
笑った途端に真っ黄色の歯がずらっと並んで見えて、清潔感が一瞬に消えていく人がいます。
とうもろこしかと思うほどの黄ばみ… 完全に汚い印象の歯です。
赤ワイン・コーヒー・キムチ・チョコ…
嗜好性の強い食べ物に歯を着色する物が多いですね。
どれも体に良い影響を与えるメリットがあるものばかり、食べていけないことは全く無いのですがケアをするのは大事なこと。
着色しやすいものを飲食している時はこまめにお水を飲むでけでも着色を防ぐことができます。
そして、最も歯を黄ばませるのは煙草!
煙草のタール(ヤニ)は非常に歯にこびりつきやすく、赤ワインやコーヒーなんて全然比べ物になりません。
煙草は『百害あって一利なし』とはいえ、嗜好品は個人の自由ですし禁煙しろとは言いませんが歯科医院でのクリーニングは必須です。
歯垢・歯石がたっぷり
歯垢(=プラーク)とは歯に残った汚れのこと。
歯石とは、磨き残しなどで歯垢が硬くなってしまったものです。
歯垢が歯石になるまでの期間は2日ほどで、その名の通り「石」のように硬いので歯ブラシで除去することはできません。
歯垢がついている歯は見るからにベタベタしていますし、歯と歯の間にびっしりと歯石が溜まっているのも不潔で汚い口元に見えてしまいます。
歯周病の原因にもなるので歯科医院で除去してもらいましょう。
色の違う歯がある
失活歯(神経がない歯)は色が変色してきます。
笑った時に1本だけ色が違う歯があるのは非常に目立ちますしかっこ悪いものです。
神経のない歯はグレーっぽい色みになっていくのですが、着色で黄ばんだ歯も神経のないグレーっぽい歯も、どちらもキレイな口元とは言えませんね。
前述の通り日本人は痛みがないと歯科医院に行かない人ばかり。
ですが、たとえ痛みがなくとも色の違う歯は歯科医院に行く対象で間違いありません。
抜けている歯がある
歯が抜けている状態を放置している人が意外と多いことに本当に驚きます。
見た目の問題はもちろんのこと、噛み合わせにも影響がでるので放っておいてはいけません。
噛み合うはずの歯がないことで歯が長くなったり、歯が移動して隙間(すきっ歯)になることもあり、ますます美しい口元から遠ざかってしまう場合があるのです。
歯並びが悪い
世界的に見て日本人の歯並びは悪く、さらにその歯並びの悪さを気にしていない人が多いです。
子供の頃に矯正するのが最も理想的ですが、大人になってからでも矯正することをおすすめします。
歯並びを良くすることは見た目が良いことだけでなく、口腔内の健康にも繋がるからです。
歯が重なっていると歯ブラシが上手く当たらないのでどうしても磨き残しが増え、歯石や着色汚れが多くなり結果、虫歯も多くなりやすいのです。
歯を白くする方法はどんなものがある?
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは歯科医院でレーザーや高濃度の専門薬剤を使うホワイトニングのこと。
歯医者さんによる施術のため安心ですし、1回の処置ではっきりと白さを実感することができます。
早く効果を出したい人には向いていますが、その分色が戻りやすいデメリットもあります。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは歯科医院で自分にあった歯型のマウスピースを作り、そこに専用のホワイトニングの薬剤を塗布して歯に装着するものです。
時間は30分〜40分ほどで2〜4週間つけるだけなので、テレビを見ている間や食器洗い・洗濯など家事をしている間に簡単に行なえます。
効果が出てくるまでに時間がかかりますが、色の戻りは遅いので白い歯を長く持続できます。
オールセラミック・ラミネートベニア
虫歯や欠損部分の治療、審美性を高めるためなどに使用する被せ物には色々ありますが、保険適用外(セラミック)の被せ物は高額です。
オールセラミック
セラミックのみで作られた被せ物で天然歯と比べても遜色ない白さを再現することが可能。
ラミネートベニア
歯の表面をわずかに削りセラミックを貼り付ける方法。
セラミックでつくられた被せ物は他にも、
- ジルコニア
- ハイブリットセラミック
- メタルボンド
などの種類がありどれも金属を使用していないので金属アレルギーの人にも安心です。
歯磨き粉
ホワイトニング効果のある歯磨き粉が数多く売られていますね。
勘違いされる人が多いのですが、どんなに高額の商品でも長年使用しても芸能人のような真っ白い歯にはなりません!
なぜなら、着色汚れを落とす効果はあっても本来の歯以上の白さにはならないからです。
ですが、日常的に使用することで着色汚れを落としたり防いだり、白さを持続しやすいので歯磨き粉の成分や効果にも目を向けて自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
歯を美しく見せるための重要ポイント
唾液で潤っている
唾液は美しい歯はもちろん、虫歯の予防や口腔内の健康、口臭予防と無くてはならない大切のもの。
歯がキレイに見える条件の一つに歯の表面が濡れていることがあります。
(歯が乾いていると着色もしやすいですし、歯に口紅も付きやすくなります)
年齢と共に唾液の分泌量は減ってくるのですが、
- 硬いものを食べる(スルメやナッツがオススメ!)
- キシリトールガムを噛む
- 酸っぱいものを食べる
などで唾液を出しやすくすることも可能。
スルメは頬や顎の筋肉を引き締めますし、ナッツはビタミンEを豊富に含むため口内のアンチエイジング効果も期待できます。
歯だけではなく口元すべてをキレイにしてくれますね♡
歯の表面がツルツルしている
汚い歯について書きましたが、歯垢や歯石がついている歯はザラザラしています。
逆を言うとキレイな歯は表面がなめらかでツルツルしているのです。
日々の歯磨きや歯科医院での定期的なクリーニングが当たり前でありながらも最も大事だということですね。
唇(口紅)の色
「唇歯の間柄」とは…互いに利害関係が密接であることの意。
唇は歯に接しているので影響が大きく、同じ歯の色でも口紅の色で印象や見え方が変わります。
- 濃い色の口紅を塗ると中の歯は白く(明るく)見える
- 淡い色の口紅を塗ると中の歯はくすんで(暗く)見える
つまり、黄ばみや黒ずんだ歯の人が薄付きの淡い色の口紅をを塗るとより歯が黄ばんで見えるということ。
とはいっても濃い色は仕事柄塗れない・または塗りたくない人はグロスなどで唇にツヤを出すと中の歯はキレイに見えやすいです。
歯茎の色
唇(口紅)の色は歯に接しているので影響が大きいのは前述の通り。
とは言っても実際に歯に接しているのは歯茎です。
特にガミースマイルと言って笑った時に歯茎が大きく見える人にとって歯茎の色は重要ポイント!
歯茎が健康的なピンク色だと歯はキレイに見えますし、喫煙などで歯茎の色が黒ずんでいるとどんなに歯を白くしても不健康で生活が乱れた印象になり汚い口元と感じます。
また、白い歯とピンクの歯茎のコントラストが清潔感や美しさを感じるため、黄ばんだ歯と血色の悪い薄ピンクの歯茎は全体的にくすんで見えてしまいます。
このように歯茎と歯の色が近い人はホワイトニングをすることで笑顔が美しく見えますね。
まとめ
キレイな白い歯に必要なのは、毎日の正しい歯磨きや生活習慣といったとてもシンプルなもの。
美しさの土台は健康ということですね。
【歯】において、その健康と美しさを保つためには自分の力だけでは不十分なので、定期的に歯科医院でクリーニングを行うようにしましょう。
歯は白ければ良いというものでもなく、違和感のない自然な白さを出すためには、まず口紅の色やホワイトニング歯磨き粉を使った日々のセルフケアから始めると良いですね。
美しい歯で美人度をアップさせ、笑顔に磨きをかけましょう!