おしゃれなホームパーティーって憧れ!
気軽さが魅力のホームパーティーですが、せっかくならおしゃれで華やかなパーティーにしたいと思う人も多いのではないでしょうか。
センスの良いテーブルセッティングのコツと基本的なマナーを抑えて、ホームパーティーをレベルアップしましょう。
ホームパーティーとは?
ホームパーティーとは… 個人が主催して自宅で行うパーティーのこと。
鍋やたこ焼きなど、家に集まって複数で飲んだり食事をすることも、ホームパーティーと言えます。
レストランで行う会食と違って、時間に制限がありませんし比較的低予算で行えるのがメリットです。
ホームパーティーの種類として、
- ティー
- ランチ
- ディナー
- アウトドア
- ビュッフェ
- 持ち寄り
など、時間帯や場所で種類は様々ありますが、気軽に楽しめるホームパーティーは親交が深まりやすく距離を縮めるのにぴったりです。
知らないと恥ずかしい!?ホームパーティーのマナー
招く側(ホスト)のマナー
メニューや量を気をつける
ゲストに食物アレルギーはないか、また嫌いな食べ物はないかなどを前もって把握しておくとメニューで失敗することがありません。
大皿から自由に取ってもらうスタイルでは量も重要。
人数より少ない個数の食べ物は問題外ですが、気を使わずに取ってもらえるくらいの量があるとゲストも気楽に食事ができます。
会話にしっかり参加する
料理や飲み物の準備などおもてなしに一生懸命になり、ずっとキッチンに立っていたり慌ただしく動き回るのはNG!
ゲストに気を使わせる・忙しそうに見せるのはスマートではありません。
そもそもホームパーティーとは楽しい会話がメインなので、ゲストと同じ場でおしゃべりに参加するのが基本です。
手土産を放置しない
持って来てもらった物を出さないのは失礼なので、パーティー終了までに必ず出しましょう。
スイーツやお酒は冷蔵庫に入れて、美味しい状態で出すのが◎
食べ物以外にお花をいただいた場合もすぐに飾るようにします。
招かれる側(ゲスト)のマナー
開始時刻前に行くのはマナー違反
開始時間に遅れるのは良くありませんが、早く着くのはもっと良くない事。
仕事で会社を訪問するのとは違い自宅にお邪魔するわけですから、パーティーの準備が整っていない所に来られては迷惑です。
「料理や準備の手伝いをしようと思って」という勝手な考えももちろんNG!
手伝いをするのは事前に確認してお願いされた場合のみ。
チャイムを鳴らすのは、オンタイムまたは1分遅れが好ましいです。
手土産に注意
手土産はホストがせっかく考えた献立を邪魔することがないようにしたいもの。
基本的に手料理は持っていかないようにします。
また、残ってしまっても困らない賞味期限が長いものも◎
持ち寄りパーティー(ポットラック)は事前の確認連絡が必須、前菜ばかりでもデザートばかりでも困るので、誰が何を持参するかをはっきりさせましょう。
海外のマナー
招かれたら招き返す
欧米ではホームパーティーに招かれたら招き返すもの。
ディナーに招待された場合はでディナーで、ティータイムに招待されたならティータイムで、というように同じ格での返礼が好ましいです。
基本は男女ペアで招待
カップルや夫婦など男女ペアでの招待・参加が基本です。
男性のみ・女性のみということはほぼありませんが、これは正式なホームパーティーのマナーであって日本での知人友人を招くホームパーティーでは特に気にすることはありません。
簡単オシャレに見せるテーブルコーディネート
色に統一感を出す
お花やナプキン・クロス・食器などの色を統一すると一気におしゃれに見えます。
色を揃えるだけなので難しく考える必要もなく、センスに自信がない人も簡単にチャレンジできますね!
淡いピンクにガラス食器が軽やかな印象。
同じパステル調の黄色やミントグリーンが少しあることで、ソフトで可愛らしいイメージが強調されます。
お花とクロスの色をしっかり揃えているので、鮮やかな黄緑の印象が強くなります。
黄色やオレンジ、黄緑のテーブルセッティングは食べ物を美味しく見せる効果も高くなります。
テーマを決める
色だけでなくテーマを決めたテーブルセッティングは、見た目も楽しく会話のきっかけにもなります。
テーマの考え方は色々ありますがいくつか例をあげると、
1. 行事やイベントをテーマにする
- お正月
- バレンタイン
- ひな祭り
- ハロウィン
- クリスマス
他にも紅葉や桜など、季節を感じるテーマも素敵です。
2. キャラクターや映画などをテーマにする
こちらのテーブルセッティングはトランプやウサギから【不思議の国のアリス】をテーマにしている事がわかります。
- キャラクター(ex ディズニー・ジブリ・サンリオ)
- 演劇(ex オペラ座の怪人)
- 歴史上の人物(ex マリーアントワネット)
- 絵画
- 映画
- 海外ドラマ
など、共通の趣味をテーマにするのも会話が盛り上がります。
3. 国や地域をテーマにする
- 沖縄料理と紅型(沖縄発祥の型染め)の柄を使ったテーブルセッティング
- パエリヤやブイヤベースなどの魚介料理と地中海をイメージしたコーディネート
など、生まれた育った街の料理を振舞ったり、行ってみたい土地の雰囲気や味を真似るのも楽しいですね。
キラキラアイテムを使う
ゴールドまたはシルバーのランチマットやナプキンリングといったキラキラ輝くアイテムはテーブルコーディネートを一気に格調高いものに見せてくれます。
また、ゴールド・シルバーと相性が悪い色はありませんから合わせやすく使い勝手が良いでしょう。
料理に3色を使う
どんなに素敵なテーブルセッティングもお料理の見た目がイマイチだとおしゃれ度は下がってしまうもの。
そこでお料理それぞれに赤・黄色・緑の三色があるように意識しましょう。
肉料理や揚げ物など茶色い料理には、ハーブを添えたりレモンを置くようにです。
見た目がカラフルで見栄えが良いメニューに
- ラタトゥイユ
- ピンチョス
- カナッペ
などがあり、オススメです。
ワイングラスを使う
ワイングラスが1番手っ取り早くおしゃれに見えるアイテム。
ホームパーティーの様子やテーブルコーディネートをSNSに投稿する人も多くいますが、ワイングラスがあるだけで印象がガラリと変わります。
ワイングラスといっても、赤・白・スパークリングによって適したグラスの形は異なりますが、フルート型という細長く高さがあるシャンパングラスが最もおしゃれに見えます。
まとめ
ホームパーティーは楽しい時間を共有するのが1番の目的であることを忘れてはいけません。
お料理は心の込もった手作りをと頑張ってしまいがちですが、買ったものが多くなっても問題なし!
テーブルコーディネートもオシャレに越したことはありませんが、使い捨ての皿でもオッケー!
各国の大統領を呼ぶのではなく、親しい友人や一般人を招くパーティーなので無理をしない範囲のおもてなしをしましょう。
その中で、色使いやディスプレイに素敵な工夫があれば会話のきっかけにもなりますね。
ホーム(おうち)パーティーですから、肩肘張らず【少しオシャレな雰囲気】くらいで楽しみましょう。