男性っぽい外見になるにはどーしたらいいのかな?
ここ最近はLGBTという言葉も浸透しており、ジェンダーレスファッションも人気の一つとなっています。
「見た目だけ男になりたい」
「女性らしいファッションや見た目が嫌い」
など人によって理由は様々ですが、女っぽさを無くして男性的な外見に寄せる方法をご紹介します。
目次
女性らしく見られるのが嫌な人
名前・戸籍・見た目などから女性と思われる人が皆『女性らしくキレイで可愛く見られたい』とは限りません。
- 女らしい体のラインが出る服装は苦手
- 女性とわかるような見た目は嫌い
- 性別がはっきりしないファッションが好き
このような感情を抱いている人は意外にも多くいるのです。
例えば、トランスジェンダーの方は
- 手術をしている(乳房除去など)
- ホルモン治療をしている
- 何もしていない
など様々ですが、女性らしさを減らすだけでなく男性的な見た目になるための処置をしていることもあります。
また、Xジェンダーといって「自分の性を男女の枠に当てはめることに違和感がある人」は
- わかりやすい男性らしさや女性らしさ避ける
- 中性的な見た目を好む
などの理由から女性らしく見られることが嫌な人もいます。
Xジェンダーとは? こちらの記事でわかりやすく説明されています。
※タイでは性別が13個もあるそうで、見た目や心の面での総合的な性別は非常に幅が広いもの。
ここに書いているものが全てではありません。
性別による「らしさ」のイメージ
今の時代、中性的な外見を好む人は多くジェンダーレスコーデもよく目にします。
白く透き通るような肌・サラサラヘアー・キラキラの瞳で物凄い美少女… ではなく美少年 みたいな男性も多いですね。
ここで一般的な『男性らしさ・女性らしさ』のイメージの差をあげます。
髪の長さ・ヘアスタイル
ロングヘアー
男:びっくりする、アパレル系の仕事?ミュージシャン?
女:普通
ミディアム・ボブ
男:珍しい、アパレル系のお仕事?
女:普通
短髪
男:普通
女:珍しい
一部刈り上げ
男:普通
女:少し珍しい
坊主
男:普通
女:かなりびっくりする
メイク・ネイル
アイブロー(眉毛)・アイライン
男:びっくりする、韓国男性アイドル系
女:普通
マツエク・付けまつげ・マスカラ
男:かなりびっくりする
女:普通
チーク・口紅
男:かなりびっくりする
女:普通
ネイル
男:びっくりする
女:普通
服装・靴
パンツ(タイト・ゆるめなど)
男:普通
女:普通
スカート
男:かなりびっくりする
女:普通
ヒール
男:かなりびっくりする
女:普通
※マニッシュスタイル・ボーイッシュスタイルといったカテゴリーが存在する女性ファッションは、ほとんどを自然に取り入れることができます。
ファッションのデザイン・柄
リボン
男:かなりびっくりする
女:普通
レース
男:かなりびっくりする
女:普通
花柄
男:珍しい、アパレル系の仕事?おしゃれな人
女:普通
ボーダー・ストライプ
男:普通
女:普通
アニマル柄
男:珍しい、アパレル系の仕事?おしゃれな人、ホスト系
女:普通、派手な印象を抱かれることも
その他
ネクタイ
男:普通
女:びっくりする(フォーマルな場では特に)
ALFEEの高見沢さんの金髪巻き髪ロングやmattさんの人間離れした美しいメイクと加工はとてもお似合いで素敵です。
しかし芸能人や都会ならば馴染むことはあっても、地方では目立ちますし一般的なイメージからは中々難しいでしょう。
見た目の女性らしさを消す方法
簡単にいうと女性は『曲線的で柔らかく丸い』イメージ。
つまり、このイメージを消して真逆の『直線的でがっしりした四角いイメージ』を作る必要があります。
基本は胸とお尻をカバー
胸やお尻の丸みとくびれの曲線は女性特有のボディライン。
ここが見えてしまうとどんなにお顔が男性っぽくても女感が出てしまいます。
胸・ウエスト・お尻を隠すためには
- タイトな服装は避ける
- 胸を小さく見せる(潰す)下着
- 厚め(硬め)の生地
- ストレートなシルエット・オーバーサイズ
- 骨盤が隠れる長さのトップスやアウター
あるものを無いように見せるのは、それの逆よりも難易度が高いこと。
まずは隠す技術を磨きましょう。
顔の印象を決める髪型・額の形
髪の長さが短いほど女性らしいイメージを消すことができますが、ヘアースタイルにも注意が必要です。
額が出るような髪型の場合、形がポイント。
直線的で四角いおでこは男性っぽく、なだらかなカーブを描いた丸いおでこは女性っぽく見えます。
これは正面から見た時はもちろんですが、横顔の額のラインも直線的だと男性的です。
また、一般的に30代以降の男性はカラーリングをしていない人が多いのに比べ、女性は白髪染めを含め年代関係なくヘアカラーをしている人が非常に多いです。
上半身を大きくみせる
男女を見分ける体型の違いに肩幅があります。
肉付きの良い女性やスポーツなどで肩が大きい女性が「たくましい」と言われることありますが、それだけ女性の肩は華奢というイメージがあるのです。
肩にパッドが入ったものは上半身を大きく見せるのに良いでしょう。
パーカーは男女問わず使えるアイテムですが、肩幅が狭い・なで肩の人は肩のラインに丸みが出やすく華奢な印象になるので女性らしく見えてしまいます。
身長を高く見せる錯覚
日本人男性の平均身長は171センチ、女性の平均身長は158センチです。
これは平均ですが男性の方が身長が高いイメージは多くの人が持っているはず。
特に平均よりもかなり小さい女性はどうしても『かわいい』印象がついてしまい『かっこいい・キレイ・男性的』といったイメージが難しいのは事実です。
女性っぽく身長を高く見せたいのならヒールの高い靴という素晴らしいアイテムがあるのですが、女性らしさを消して身長を高くとなると靴に頼るのは簡単ではありません。
アクセントカラーを使う
そこで大きな力を発揮するのが色の力。
人の視線は目立つものへ移動するようになっています。
ファッションで目立つと言えばアクセントカラー。
アクセントカラーとは… コーディネート全体の配色に対し、少量の面積の異なる色をプラスすることで印象を強めたり引き締めたりする効果のことを言います。
例えば、モノトーンコーデに派手色のスニーカーは良いアクセントになりおしゃれですね。
ですが、身長の低い人がこのようなコーディネートをすると視線が下がるのでより低身長に見えてしまいます。
マフラーや帽子など高い位置にアクセントカラーを持ってくる方が良いでしょう。
※アクセントカラー=ビビッドカラーと思っている人がいますがそれは間違い!
上下ピンク(あまりいないと思いますが…)に黒のマフラーはアクセントになります。
色を繋げる
- 黒いパンツに黒い靴
- 白いパンツに白スニーカー
このように同じ色を合わせると繋がって見えるので足が長く見えやすくなります。
また横に分断する線があると小さく(そして太く)見えます。
身長が低い人は色数が多くなるとごちゃごちゃしたように見えやすいので、こちらも小さく見えます。
- ヘアスタイルをコンパクトにする
- 縦ラインのコーディネート
- ストライプ柄
- ボトムをスッキリさせて脚長に見せる
なども組み合わせると身長の低さをカバーすることが出来ます。
メガネの選び方で男性度はグンと高まる
眼鏡は老若男女誰でも使えるアイテムですし、視力矯正や強い日差しから目を守るサングラスに男性も女性もないのですが、
男性っぽく見えるデザインの眼鏡をかけると、見た目がはっきりしない性別を『男』にすることができます。
- 黒や濃色のフレームが太い眼鏡
- シルバーやアルミフレームで四角い眼鏡
これらはソフトな印象や優しい丸みが少ないデザイン、つまりお顔にハード・シャープといった男性的要素をプラスしてくれるのです。
短い髪にメンズっぽいファッション + 男性っぽい眼鏡
おしゃれメガネ男子・インテリ男性といったイメージを作ることができます。
リンク
まとめ
女性が『女性らしさを消し男性っぽく見せる』のと
男性が『男性らしさを消し女性っぽく見せる』のとでは、後者の方が圧倒的に難易度は高いです。
ですから見た目が「男性?女性?どっちかな?」くらいを求めているならファッションや髪型・アイテムで中性的に見せることは割とスムーズでしょう。
ただ、「思いっきり男」な外見を希望している場合は、
- 丸み→ 直線的なラインの服(胸・ウエスト・お尻のカバー)
- 柔らかさ→ 身につける素材のハード感
- 華奢・小柄→ 肩幅や身長を大きく見せる服装や色
- 筋肉をつける(上記3つを解決する)
などが必要。
ジャニーズや美形芸能人などにも中性的な男性はたくさんいますが、みなさん必ず「可愛い・キレイ」の他に「男らしい線」を持っています。
ポイントを押さえて理想の見た目やおしゃれを楽しんでくださいね!
MAUVEでは、見た目と違う性別や性別のお悩みによるファッションコーディネートの診断・提案も致します。
- 誰にも知られたくない
- カミングアウトしていない
- 興味はあるが隠している
など、秘密は絶対に口外しないとお約束しますので、安心してご相談・ご依頼ください。