虫に刺されない対策はしてるつもりだけど、やっぱり刺されてる…。
子供の遠足やキャンプなどアウトドアでのお悩みといったら、
日焼け・熱中症 そして『虫刺され』
赤く腫れ上がったり跡が残ったり、どんな虫に刺されるかで危険度も高くなるため虫除け対策を怠っては大変です。
虫刺され防止に効果の高い色や服装をご紹介します。
目次
虫に刺されやすい色
昼間虫に刺されやすい色とは?
蚊は色が白黒で見えているのですが、黒など濃い色を好みます。
つまりは黒以外にも紺や焦げ茶・ダークグレーなどの暗い色は蚊に狙われやすいのです。
また、蚊よりも怖いのが蜂ですがスズメバチ(色覚に関しては諸説あり)も暗い色に対してより攻撃する傾向にあるようなので、濃い色は避けた方が賢明でしょう。
※上記の図は色相(色み)の刺されやすさであって、明度(明るさ)が変わると刺されやすさも変わります。
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青+黒→紺色 【黒が混ざる分暗くなるので刺されやすい】
青+白→水色 【白が混ざる分明るくなるので刺されにくい】
暗闇では虫に刺されやすい色が変わる!
太陽が出ている時間帯では安全とされていた明るい色、しかし夜になると暗闇の中で最も目立つ白が虫に刺されやすい色に変化します!
コンビニや電灯など、夜は明るい所に虫が群がっていますが同じようなことです。
日中は明るく目立ち、夜は白ほど目立たない黄色が1日を通して虫除けに向いている色と言えるでしょう。
キャンプなど長い時間楽しむアウトドアでは黄色を身に付けるのがオススメです。
虫除け効果の高める服装のポイント
明るい色の帽子で髪色を隠す
私たち日本人の髪の毛の色は黒〜暗い焦げ茶色をしています。
最近はカラーリングをしている人が多いものの、子供など地毛のままの人を含め全体的に髪色はダークカラーが多いです。
つまり、頭は虫が寄って来やすい暗い色をしているということ。
蜂からの攻撃を受けやすい体のパーツに頭が上位であることからも、帽子で頭部を守るのは大事なポイント。
明るい色の帽子は熱がこもりにくいので、虫除けにも熱中症対策にもぴったりです。
素材選びで虫除けできる
お洋服の素材も重要な虫除けポイントになります。
まずは素材の厚み。
蚊の針は1〜2ミリとされ生地が薄いものでは簡単に貫通してしまいます。
1年中大活躍で丈夫なデニム素材は生地が厚いので刺されにくいと言えるでしょう。
また、汗は虫刺されの原因になるもの。
吸水性の良い素材が好ましく、綿や麻がおすすめです。
綿のTシャツにデニムといったコーディネートが虫刺され対策に◎
デニムは濃いインディゴよりも爽やかな薄い色が良いでしょう。
虫が侵入しないタイトなデザイン
虫に刺されないためには肌の露出を控えるのが一番ですが、肌をしっかり覆っていたとしても袖口や裾から虫が入るようなデザインはNG!
虫刺されというと暑い季節なので風通しの良いオーバーサイズを着用する人も多くいますが、気づかないうちに服の中に虫が入って来ているかも…。
手首の部分が絞ってあるものや袖や裾が広がっていないものなど、虫の侵入を防ぐデザインが良いですね。
便利な虫除け対策おすすめアイテム
No1.防虫カラー黄色
前述の通り昼間と夜とでは虫に刺されやすい色は異なりますが、朝から夜まで安心な防虫カラーである黄色は積極的に取り入れたい色。
特にキャンプでは是非使ってほしい色です。
黄色は明るく派手で目立つ色、普段のファッションでは黄色を着ることに抵抗があったり照れがある人は多いもの。
しかし、眩しい太陽の元で気持ちも開放的になるアウトドアファッションなら意外にも黄色が自然と馴染みます。
帽子やスポーツタオルといった小物類から黄色デビューするのも良いですね。
リバーシブルは使い勝手が◎
リバーシブル(裏表使えるデザイン)の帽子やジャケットなどは使い勝手が良いアイテム。
時間帯による虫刺され対策も裏返すだけで簡単ですし、その日のコーディネートに合わせた色選びができたり、写真を撮る時も前回と今回とで違う服を着ているように見せることができる優れものです。
モノを増やしたくない人やお金をかけずに印象を変えたい人にもオススメです。
生地自体に効果があるタイプ
洋服で肌を覆う以外に虫除けスプレーや虫除けブレスレットなどを組み合わせて対策される人が多いと思いますが、
洋服の生地自体に虫除けの効果があるモノも!
虫をよせつけない防虫パーカーはカラーや種類も豊富ですし小さいお子さんにも1枚あると重宝しますね。
また、日焼け防止に手袋をする女性は多いですが、虫除けの点からいうと色は黒より白っぽいものが良いです。
さらには暑苦しさが無く着用できたら最高ですよね。
ということで【UVカット効果・速乾・冷感】の3拍子揃ったロング手袋!
色も明るいライトカラーをチョイスすると【防虫】も加わり、真夏のレジャーでも心地よく過ごせます。
まとめ
虫に刺されないためには色の選び方が重要。
『黒はNGカラー』というのはご存知の人も多いですが、濃い紫や焦げ茶などのダークカラーも危険色であることを覚えておきましょう。
また、帽子や日焼け防止の手袋・日傘などは黒が多いので気をつけたいところです。
- 汗
- アルコール
- 吐く息(二酸化炭素)
- 体質
など虫に刺されやすい特徴は服装以外にもありますが、洋服(色)は最も手っ取り早く対策できる手段なので上手に取り入れてみてくださいね!
参考になれば幸いです。