『色の白いは七難隠す』って言うし、色白になって顔の欠点を隠したいな
白い肌になりたいと思う女性は多く、UVケアや基礎化粧品・サプリ・エステなど美白を謳ったものがたくさんあります。
それらの効果や金額は様々ですし、どれも即効性があるものではないはず。
そこで、驚くほど簡単に色白に見える色があるんです!
目次
美しい肌の基本は、肌の色よりも透明感
真っ白いお肌は今も昔も多くの女性の憧れです。
ですが、肌は白ければ良いと言うものではありません!
- シミとシワがいっぱいでカサカサゴワゴワの色白肌
- 水分量が多くぷりっぷりでツヤのある小麦肌
どちらの肌が美しいと思うでしょうか?
答えは皆さん同じでしょう。
水分量が多くキメが整ったお肌は、肌色に関係なく透明感があります。
つまり色の白さよりも肌の透明感が美肌にとって大切な条件であることを念頭に置く必要があるのです。
子供や若い子が何を着ても可愛いのと同じです!
色白に見える色とは
肌の色を白く見せるには錯覚を上手く利用するのが1番です。
お顔の周りにどのような色があるかで肌色の見え方は異なります。
ブルーベースの色
ブルベース(青み)の色は肌の黄みを引く効果があるため、肌を白く見せることができます。
さらには、頬の赤みが強い人(リンゴほっぺなど)の赤みを抜く効果もあるので、結果として全体的に肌の色味を無くすような見え方になります。
この美白効果がプラスに働く人だと『透き通るような白い肌』に見えますが、
マイナスに働く場合『青白く不健康で寂しい印象の白肌』になります。
ちなみにブルーベースの色とはこんな感じです。
- ブルーベースはクールカラーとも呼ばれ、冷たさを感じる色
- イエローベースはウォームカラーとも呼ばれ、暖かみを感じる色
これは、赤や黄色は暖色、青や水色は寒色というものではありません。
同じ黄色でも、
レモンのような黄色はブルーベース、
ひまわりのような黄色はイエローべースです。
濃い色
黒に囲まれた肌色と白に囲まれた肌色、どちらの肌色が明るく(白っぽく)見えるでしょうか?
中の肌色、実は同じ色なのですが黒に囲まれた方が少し明るく、白に囲まれた方は少し暗い肌色に見えますね。
このような錯覚を『明度対比』といい、暗い(濃い色)と並んだり囲まれることで中の色はより明るい色に見える現象が起こります。
つまり、メイクやファッションも濃い色を選ぶほど、明度対比で肌の白さは際立つのです。
メイクの色の選び方
化粧はお顔に直接色をのせるので、使用する色の影響をダイレクトに受けることになります。
前述のように、ブルーベースは肌の色味を軽減させる効果があるため、
- ローズ系
- パステルピンク
- 青みピンク
- 青みレッド
- パープル系
を使うと色白に見えます。
対して、イエローベースは血色をプラスし肌に黄みをのせる効果があるので、
- オレンジ系
- ブラウン系
- 黄みレッド(朱色など)
を基調としたメイクは、肌の黄みや赤みが増して見えます。
イエローベースの色には肌が張って見える効果もあるので、お肌にハリを出すメリットがありますよ。
オレンジやブラウンのリップは秋に必ず欲しくなります
髪色の選び方
下手な絵でも立派な額縁に入れると名画に見えるように、髪が美しいと中の顔もそれなりに見えるものです。
つまり髪は顔の額縁なので、顔への影響は大きく肌の色をも変えてしまいます。
色白に見せる髪の色は、まさに先ほどの明度対比の通り!
周りの色が髪で中の肌色がお顔と考えるとわかりやすいですね。
黒髪やダークカラーの方が断然色白に見え、金髪や明るい髪色は肌が暗く見えるのです。
また、メイクの色同様、黄みの強い髪色(オレンジやゴールド)は肌も黄色っぽく見えます。
例えば、明るめオレンジ系の髪色の人がショコラブラウンやダークピンクにすると別人のように色白になります!
髪の黄みを抑えたい場合は、黄色の反対色である紫で染めるのがオススメ。
色白効果を狙って黒髪にしてみようかな!
服(トップス)の選び方
何色のお洋服を着るかは肌色を左右する重要なポイントの一つ。
トップスや首回りのスカーフなど、お顔に近ければ近いほどその色の反射が強く出ます。
こちらもメイク・髪色と同じく『ブルーベース』『濃い色』を選ぶと色白に見えます。
特に、バーガンディ(濃い紫みの赤)とレモンイエローは超美白カラー!
対して、オレンジやキャメルは黄みの反射が出やすい人が多く、ほとんどの人がわかりやすく顔が黄色くなります。
似合う人は肌にツヤが出て若々しく見えますが白く見せたい人にはおすすめしない色です。
私が気をつけている美白見え
メイクだけは似合う色を意識する
私は元々色白ですが、中学・高校の頃から日焼け止め・美白系基礎化粧品はもちろん、登下校もUV手袋をしたりと美白には気を使ってきました。
(大人になった今は運転中のUV手袋を徹底しています)
年齢的に白さ以外に気になるところが増えたからですね…きっと。
イメージコンサルタント(パーソナルカラーアナリスト)として、似合う色は意識しますが
『着てはいけない色はない』とお客様にも話していますので、私も自身のパーソナルカラーではない色も着ています。
※ 取り入れ方は工夫して着ています。
ただ、メイクだけは似合う色にしています。
お顔に直接載せる色が似合わないと、どんなにお洋服を似合う色にしてもやっぱり微妙な仕上がりになるからです。
私のベースメイクは、
- 下地クリーム
- 目の下にコンシーラー(青クマが気になるので…)
- 軽ーくお粉(フェイスパウダー)
という感じ、ファンデーションのように色み(ピンク系・オークル系など)がはっきりしたものや濃く色がつくものは塗らないので、顔の色自体は白くなりませんが、首と顔の色が同じ・自然な肌色などが良い点だと思っています。
そして、口紅・チークは似合う色を使うことで肌は自然とキレイに見えるため、大きく外れた色は絶対に塗りません。
つまり口紅とチークが顔色を変える重要ポイント!
ベースメイク〜全ポイントメイクで美白カラーを欲張ると、必要以上の白さや不自然な白さになりやすいので注意が必要です。
でも、リップは青みが強過ぎるものも多く似合わない人も結構いますよ
私個人的には良い香りのヘアスプレーやボディクリームなんかが嬉しいです
あとは、前述した髪色で、ヘアカラーはパープル系にしています。
黄みが強い明るめのヘアカラーは、髪の痛みも目立ちやすくお顔もトーンダウンするので、キレイに保つにはケアをしっかりしましょう。
肌の透明感を維持できるように対策
記事の冒頭で「子供や若い子が何を着ても可愛いのと同じです!」と書きましたが、それだと私達大人は年齢を重ねるにつれて選択肢が狭まってしまう気がしますよね。
とはいえ、悲観的になる必要はありません。
だからこそ「肌が綺麗に見える色使い」が重要になってくるのです!
でも・・・「色使いさえ気をつければ肌ケアは怠っていい!」だなんて、口が裂けても言えません。
「今まで透明感を意識したことがなかったなぁ」という方はぜひ意識してみてください。
例えばですが「今までやったことがないもの」を試してみるというのも新たな変化を生む要因になったりします。
こちらはDUOの先行型美容液ですが、高濃度炭酸泡タイプとなっておりマッサージしながら揉み込むことで肌の巡りに効果的です。
少々値が張るものの、フェイシャルエステで炭酸パックメニューをするとこれ以上にお金がかかりますよね。
キメ細かい泡で浸透しやすいのか、肌質に合う人だと「もちもち肌」を感じることができる製品なため、気になる方は試してみるのもアリでしょう。
まとめ
誰でも肌が白く見える色が必ずあります。
しかしながら、『色白に見える』=『キレイに見える』ではありません!
具合悪そうな青白い肌の場合もありますし、健康的な色黒美肌もあるからです。
似合う似合わないは別として!色白に見せるには
- メイクカラーはローズ系などブルーベースを使う
- 口紅はダークカラー
- 髪色は黒またはダークブラウン
- ヘアカラー材はパープル系
- トップスは濃い色・ブルーベース