セミナーや講演会を企画する際に重要となってくる講師。
どのような分野の講師に登壇をお願いするかによって、集客数や満足度は変わってくるもの。
この記事ではカラーコーディネーターとして道南・函館でも講演会などを行っている私(MAUVE 今村美香)が「カラー分野で講演をすることの強み」について解説します。
函館で「今まさに講演会で登壇してもらう講師を探している」という主催側の方に参考にしていただければ幸いです。
目次
セミナー・講演会でカラー分野の講師が選ばれる理由
色という汎用性の高いジャンルに特化している
この世に色の無いものはほとんどありません。
あたりを見渡せば何かしらの色がついており「なぜその色なのか?」と理由の説明できる配色も数多くあるでしょう。
私はカラー講師という立場で企業・個人を問わず様々なオファーを頂き、今まで数多くの講演をさせていただきました。
そこでいつも感じることは「色の知識が介入できない事柄はほとんど存在しない」という事実です。
- 食事、食育など・・・食事が美味しく見える配色
- インテリア、住空間・・・リラックスできる、室内が広く見える色のトリック
- ファッション、美容・・・コンプレックスを目立たなくする、印象を変える、パーソナルカラー
日常生活と深く関係する上記の3テーマはもちろんですが、下記のようなテーマにも色は活躍します。
- 防犯、安全・・・色によって変わる心理的印象、警告色
- 趣味、芸術・・・なぜ美しく見えるのか、歴史的建造物や自然界の配色について
- 福祉・・・色覚多様性や障害による見え方の違い、カラーユニバーサルデザインの普及
- 健康、生活習慣・・・様々なホルモン分泌に影響する色、食欲をコントロールする色、ダイエットなどへの活用
- 就職活動、お見合い(婚活)、恋愛・・・第一印象を色でコントロールする
- 子育て・・・親子で楽しめるカラーの話、子供の色彩感覚を鍛える
- キャリアアップ、ビジネス・・・色が及ぼす影響力を仕事に取り入れる方法、グラフや資料の配色
- 自己啓発・・・やる気や集中力を伸ばす色など
あくまでこれらは一例であり、アイデア次第でどのようなテーマにも馴染んでしまうのがカラーの最大の強みなのです。
難しい専門用語などを使わず見て触れて納得できる体験型の構成
専門的な分野にはいずれも「専門用語」が存在します。
カラー分野にももれなく専門用語はありますが「使わなくてもシンプルに説明できる」のが他との違い。
お話をしながら色のついたパネルなどを使い視覚的に解説できるため年齢性別を問わず、じっくりと耳を傾けて貰えます。
加えて性別や年齢層に合わせた例えを用いることで「なるほど!」という納得を得ながらわかりやすく解説することが可能。
見聞きするだけではなく、体験型の構成にもできるため「聞いて得する内容をまとめたテレビ番組」のような知識的・情報的な満足感があると評価を頂いております。
前提としてある程度の基礎知識がないとついて行けない分野も多いなか、色という子供から大人まで親しみやすい分野はなかなかありません。
函館でカラー講座やカラーセミナー・講演会が多い理由
函館の豊な自然環境や歴史ある土地・建造物
私自身、函館出身かつ函館で活動しているために市内でのオファーを頂くという理由もありますが、それ以外に考えるとすると「函館という街」が関係していると考えています。
海と山に囲まれ、西部地区には重要な歴史的建造物が数多く残っている街。
港町として異文化を吸収してきた函館という街が、そこに住まう人へ潜在的な色彩感覚を与えているのかもしれません。
講演内容にご満足頂く声も大変嬉しく思っていますが、それに伴い前向きに取り組んでくれる方が増えていることも活動していてやりがいを感じています。
ご年配の方にも受け入れられやすいカラーという分野
函館はご高齢の方が多い街の上位にあると言われています。
そのため防犯や健康、詐欺への注意喚起といった内容の講演も数多くありますが、それらには「楽しむ要素」がありません。
かといって趣味や教養的なものの多くは基礎知識が必須となりやすく「気軽さ」が失われてしまうでしょう。
カラーはそれらと比較した時に「誰でも楽しめる要素もあるし、実用的でもある」という点が受け入れられるポイントだと分析しています。
また、先程述べたように「およそどのジャンルとも組み合わせられる」ことも要因として考えられますね。
MAUVEでは函館に限らず全国での講演・セミナーの依頼を随時受けております
講演内容はテーマや集客層に合わせて柔軟に対応
MAUVEでは今までの講演に加え、定期的に市内各所でカラー講座を開いており日々「新しい内容・面白いテーマ」を模索し続けています。
ストックが充実しているため、テーマや集客層に合わせた柔軟な講演に自信があります。
もちろん「こういう内容と色の知識を組み合わせられないか?」とったご相談から入られる方もいらっしゃいますので、お気軽にお問い合わせ下さい。