「赤が似合う」ってよく言われるんだけど、私ってどういうイメージなの?
黒やベージュなどの定番カラーと違って、赤は難易度が高い色のイメージですよね。
「キツめの美人」「派手な人」
だけが似合う色と思っている人多いかもしれません。
しかし『赤』が似合うと言われる人には、共通の素晴らしい特徴があるのです。
目次
そもそも「赤」とはどんな色
「ピンクを思い浮かべてください」と言われたら、
桜のようなピンクを思い浮かべる人、ツツジの花のようなピンクを思い浮かべる人、様々です。
しかし「赤を思い浮かべてください」と言われたら、
10人中10人が同じ色を思い浮かべることができるでしょう。
つまり赤という色は非常に幅が狭い色です。
また、『薄いピンク』『くすんだピンク』といった言い方がありますが、
赤に『薄い赤』『くすんだ赤』などはありません。
赤を薄くする(白を混ぜると)ピンクになってしまうため、ある程度の濃さや鮮やかさがないと赤と認識されないのです。
クレヨンや絵の具にあるような鮮やかなビビッドカラー。
信号や危険・禁止を知らせるパッと目立つ色。
赤は非常に目立つ鮮やかな色なのです。
しかし、えんじ色やボルドーなどの呼び方をされることが多いため、
「赤」といったら鮮やかなイメージですね!
赤が似合う人の特徴
ツヤがある
まず、髪や肌にツヤがある人は『赤』が似合います。
なぜかというと、赤とツヤ感は相性が良いから。
例えば、プラスチックのおもちゃは光沢(ツヤ)がありますが、鮮やかなビビッドカラーが多いですよね。
対して麻などナチュラルで落ち着いた印象の素材は、マット(無光沢)なことが多いです。
色と素材・材質にも相性があるということ。
つまり、肌がツヤツヤ、髪もツヤツヤ、瞳がキラッとしている人は、
『赤』だけでなく『鮮やかな色全般』似合いやすいということです。
○○が黒々としている
『赤』は非常に派手で目立つ鮮やかな色です。
この強い印象の『赤』を着こなせる人というのは、赤を脇役にできる人のこと。
どんな人かというと、赤に負けないくらい顔に強さがある人です。
派手な顔だとか物凄い美人ということではなく、
- 眉やまつげ、髪の毛量が多くしっかりしている
- 白目と黒目の差が大きい(黒目が黒い)
このような特徴がある人は、顔の印象もキリッとしやすく、白目と黒目の境目がはっきりしているので目力もあります。
そのため、派手な真っ赤にも負けないのです。
真っ赤が似合うのはウィンタータイプ
『赤』が似合うパーソナルカラーグループをランキングにしてみると、
1位 ウィンター
2位 スプリング
3位 オータム
4位 サマー
という結果になります。
- 肌や髪にツヤがある
- 毛量が多い
- 眉がしっかりしている
- 目力がある
これらはウィンタータイプに多く見られる特徴ですから、納得の1位ですね。
パーソナルカラー別 上手な赤の選び方
スプリングタイプ
ランキング2位のスプリングは、ウィンター同様にツヤ・鮮やかな色が得意なので、赤はよくお似合いになります。
ちょっぴり黄色みがかったオレンジレッド、
ゼリーやシロップのようなツヤツヤで透明感のある赤も◎
ゴールドラメと組み合わせた華やかでおめでたい感じの赤も難なく着こなせます。
サマータイプ
ランキング最下位のサマーの人にとって『赤』はかなり難しい色。
特に『真っ赤』は間違いなく色に負けてしまうでしょう。
取り入れる場合は、ワインカラーのような赤紫によったものがオススメ。
または、スイカのような赤を。
スイカの赤は水分が多い分少し薄く見えるため、赤の持つ強さが和らぎ、ソフトな印象のサマーさんに馴染みやすくなります。
面積も出来るだけ小さく使うのがポイントになります。
オータムタイプ
ランキングでは3位ですが、オータムタイプにとって赤はお得意色の一つ。
じゃあなんで3位なの?と思ったかもしれませんが、赤の種類がちょっと違うのです。
まず、小豆色・煉瓦色といった黄み寄りの赤を選ぶこと。
さらに赤と言える範囲の濃い色(ダークレッド)ならオータムさんにぴったりなこっくりカラーなので、お肌も美しく見えるでしょう。
気をつけたいのは質感!
光沢のある赤だと悪目立ちすることもあるので、マットな質感の赤を使いましょう。
ウィンタータイプ
前述の通り『赤』は大得意なので、大きい面積で着てもOK!
真っ赤・真紅と言われる強い赤にも全く負けることがなく、華やかな印象を与えることができるでしょう。
赤×黒などコントラストが強い配色も似合います。
また、赤とシルバーラメの組み合わせや、
レザーやエナメルのようなピカピカした赤も余裕です。
真っ赤な車・真っ赤な口紅・真っ赤なドレス…
どれも派手すぎて日本人には難しい?と思いがちですが、似合う人がすると本当に綺麗に馴染んでかっこ良く決まります。
私が思う印象的な赤の使い方
私は今までたくさんパーソナルカラーを診断をしていますが、派手な赤に苦手意識を持たれる人は多いように感じます。
「赤を着る機会ってあんまりないですよね」
「似合うとしても年齢的にもう着ることない色ですよね」
など、赤へのブレーキを感じることも多々あります。
しかし、赤ってセーターだけじゃないですし、ワンピースだけじゃないですよね。
全身真っ赤なコーディネートは間違いなく目立ちますが、
白いコーディネートにワンポイント(アクセント)の赤も同じくらい、いやもっと印象的ではないでしょうか?
小面積レッドのオススメ⓵
- アイライン
- アイシャドウ
- ネイル
- リップ
歌舞伎のような量ではなく、目尻やラインにバーガンディーなどレッド系を使うのは、セクシーでクールな印象に。
忘れられない魅力的な瞳を作ることができますね!
リップやネイルも面積が小さいながら印象に残りますし、赤には肌を白く見せる効果もあるのでオススメです。
小面積レッドのオススメ⓶
普段、黒・白・グレー・ベージュなどのベーシックカラーばかり着ているという人は多いことでしょう。
どんなにデザインが異なるものでも、色みが同じものは印象が変わらないので、いつも同じ装いと思われてしまうことも。
でも、カラフルな色物はちょっと… と言う人には赤い小物がオススメです。
小物と言うと、バッグや靴・ニット帽が定番ですが、これらは人の記憶に残りやすく
「またこの感じ」「また差し色に赤」と思われやすいもの。
そこで、
- 腕時計
- ジュエリー
- メガネ
はいかがでしょう。
これらのものは毎日していても「またこれ感」が全くないものたちですし、それでいてコーデに変化をプラスできる優れもの。
ジュエリーや腕時計はゴールドやシルバーが多いので、赤を選ぶと本当に印象的。
キラッと輝く赤はお肌や手元を美しく目せてくれるので一石二鳥のアイテムです。
また、真っ赤なメガネは個性が強く、芸人さんを思わせたり女性らしさを失う可能性も。
ワイン系の繊細でデザイン性の高いメガネならオシャレ感が高まりますよ。
まとめ
赤が似合う人の特徴がお分りいただけたかと思います。
一言で言うならば、色に負けない華やかさとツヤ感がある人。
このようなタイプの人は、存在自体が良い意味で目立つのですが、
少しでも落ち着いたファッションを… と考える人も割と多いです。
しかし、くすみが強い色や地味すぎるファッションがとにかく苦手!
悪目立ちをしてしまうので、パッキとした赤を着た方が美しく洗練されて見えますよ。