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パーソナルカラー ファッション

秋冬の定番【チェック柄】が似合う人の特徴と選び方のコツ

チェック柄って種類が多くて迷っちゃう… 選び方のコツが知りたい!

花柄やドット柄は可愛すぎて抵抗があるという人は意外と多いもの。

対してチェックやボーダーに抵抗がある人は少なく、特に秋冬のチェック柄は人気かつ定番の一つとなっています。

このチェック柄は昔ながらのものはもちろん、配色やラインの間隔・大小によって新しいものがどんどんできる可能性の柄。

種類が多い分似合うものを見つけるのが難しいと思いがちですが、チェック柄選びにはコツがあるのです。

チェック柄の種類

タータンチェック

チェック柄といったら誰もが思い浮かべる代表的な柄がタータンチェック。

タータンとはスコットランド高地人の紋章で種類も非常に多い歴史の深い柄です。

配色の幅も広いのでマフラーやスカートなど秋冬の定番柄となっています。

ギンガムチェック

地色に1色の格子で構成されていて、縦横共に同じ太さのラインによるデザイン、こちらも定番のチェック柄です。

若々しく可愛らしい印象の柄なので子供のアイテムにもよく使われますが、色味によってはシンプルで非常に使い勝手が良くコーディネートのアクセントにもなります。

メンズのシャツやワンピース・エプロンなど老若男女に好かれる柄です。

アーガイルチェック

スコットランド アーガイル地方の伝統的なチェック柄。

連続した菱形の上に細い交差したラインが特徴です。

靴下やカーディガンなどによく見られる柄でインパクトの強い柄です。

千鳥格子(ハウンドトゥース)

柄の一つ一つが猟犬(ハウンド)の牙(トゥース)に見えることがら名前がついたチェック柄。

日本では千鳥が飛んでいる様子に似ていることから『千鳥格子(ちどりごうし)』と呼ばれました。

白×黒の組み合わせが最も多く柄の大小で印象がガラリと代わり、小さい柄はトラディショナル・瀟洒なイメージ、大きい柄になるとファッショナブル・ダイナミックなイメージになります。

グレンチェック

スコットランドのグレンから名前がついたチェック柄で、千鳥格子とヘアライン(髪の毛のような細い線)を組み合わせた格子柄。

細かな格子柄を並べて大きな格子柄に見せているため、近くで見た感じと遠目で見た感じが異なります。

白×黒の組み合わせが多いですが、一見グレーに見えるのでシックで人気が高い柄です。

ブロックチェック(チェッカーボード・市松模様)

2色を交互に配した格子柄で、ファッションでは白×黒や濃淡2色などで大きい格子で使われることが多い柄です。

ネルシャツやストールで見かけるブロックチェックと和のイメージが強いブロックチェックは別物に思えますが同じ名前の格子柄です。

ウィンドー・ペン

細い1本のラインが等間隔で交差した格子柄。

シンプルで合わせやすい柄なのでレディースアイテムはもちろんメンズのジャケットなどにもよく見られる柄です。

シェパードチェック

ギンガムチェックと同じと思っている人も多く、あまりメジャーな名前ではありませんがファッションなどでもよく目にする柄です。

地色と格子の2色のみ縦横同じ幅の格子柄であるところはギンガムチェックと同じですが、違いは交差していない部分のラインが斜めの線になっていること。

シェパードチェックの方が少し装飾的です。

チェック柄が似合う人の特徴と選び方

そもそもチェック柄とは

  • 2色以上使っている
  • 縦と横の直線で構成されている柄

つまりこの2点の特徴と調和する人が『チェック柄が似合う人』ということになり、どのような人かというと…

多色配色を着こなせるタイプ

 

チェックは色数が多い柄、最低でも2色は使う柄なので無地よりも目立ちます。

また柄の配色にもよりますが、ラインと地色・隣り合うラインの色差が明瞭でメリハリのある組み合わせのものが多く、基本的にはっきりとした印象です。

つまり、カラフル(多色)で目立つ配色を得意とするタイプの人が似合いやすい柄と言えます。

このカラフル派手色が似合う人というのはパーソナルカラータイプで言うとスプリングウインターの人。

肌や髪にツヤがあるタイプや黒目が黒く目力がある人は鮮やかで目立つ色に負けないので、派手色を綺麗に着こなすことができるのです。

カラフル派手色が苦手な人の対策

ビビッドな強い色やカラフル配色が苦手な人は、チェック柄選びにポイントがあります。

まず、色数を多く使っていないこと。

くすみのある優しい色味ならさらに馴染みやすく、自然にチェック柄を取り入れることができます。

また、色数が多少増えても色味に統一感があって落ち着いた印象のものなら◎です。

モノトーンチェックの注意点

白と黒はおしゃれで人気の組み合わせ、チェック柄でもよく目にする配色です。

しかし、色数が少ないとはいえカラフル派手色が苦手な人は白黒も苦手なことが多いもの。

『色の中で1番明るい白+1番暗い黒』両極にある2色は非常に強い組み合わせになり、色に負けてしまう人が多い難しい配色なのです。

そこで同じモノトーンでもグレーを基調としたものを選ぶとOK!

グレーの面積が増えることで白黒のハードな印象が中和され上品で洗練された印象になります。

ブルーベースとイエローベース

ブルーベース(ブルベ)・イエローベース(イエベ)といって、私たちの肌・髪・瞳などの色素は青み黄みに分けることができます。

青みが得意なブルベースの人は、グレー系チェックがよく似合います。
 

黄みが得意なイエローベースの人は、茶系チェックが似合いやすいです。

※日本人はブルベとイエベの中間的な色素であるニュートラルの人が多いのですが、少なからず『青み寄り』『黄み寄り』はあるのでどちらが似合いやすいかを知っていると便利です。

直線的でシャープな顔立ち

チェック柄は縦と横に交差するラインの間隔や太さなどでバリエーションは実に豊富ですが、どれも直線で構成されています。

顔のパーツや輪郭と同じ要素を持つ柄は調和しやすいとされ、

  • シャープな輪郭
  • 切れ長の目
  • 通った鼻筋
  • 細い鼻先
  • 薄い唇

など、お顔のパーツが直線的な人はチェック柄と相性が良いです。

※つまりボーダーやストライプも似合いやすい

ちなみに、直線的な柄は年齢を重ねるほど似合いづらくなっていきます!

理由は老化でお肌のハリが失われると目元や口元が下がったり、フェイスラインがたるみシャープさが無くなるからです。

直線柄が似合わない人の対策

直線的な柄が似合いにくいとされるお顔のパーツに丸みがある人や、年齢が高くなるにつれてチェック柄が似合いづらくなってきた人にも上手に選ぶポイントがあります。

手書きのような柔らかさがある線、つまりきっちり直線ではない格子柄は曲線的な顔立ちの人にも違和感なく馴染みます。

また、柄の密度が細かく遠目で無地に見えるものもぱっと見の印象が直線ではなくなるので素敵にチェック柄を着こなすことができます。

パーソナルカラータイプ別 似合うチェック柄

スプリングタイプ

  • 明るい色
  • 黄みの色(イエローベース)
  • 鮮やかな色

このような特徴を持つ色が似合うスプリングタイプは、ダークカラーが多くなる秋冬もコーディネートがパッと明るくなるような元気な配色のチェック柄がおすすめです。


ブラウンやオレンジなど暖かみがあるアーガイル柄はスプリングタイプにぴったり!

苦手なグレーに合わせるとコーデが一瞬で華やかになります。


若作りに見えてしまいがちな赤いタータンチェックもOK!

ストールの裏表で色や柄が異なるタイプや小さい面積ならより取り入れやすいです。


ビタミンカラーが得意なので明るいオレンジやピーチピンクのギンガムチェックも◎

セーターとチェック柄シャツを重ね着しても可愛いです。


スプリングタイプの人は真っ青を選ぶより少々緑みの青がお得意!

明るいターコイズのストールをブラウンやライトキャメルのコートに合わせて着ても素敵です。

サマータイプ

  • 明るい色
  • 青みの色(ブルーベース)
  • くすんだ色

このような特徴を持つ色が似合うサマータイプは、品良く落ち着いた印象作りが大切なので柄の色合いも明度や色相差の小さいものが良いでしょう。


ローズブラウンとピンクの配色がエレガントなアーガイル柄。

目立つ柄ですがソフトな色合いなので程よいアクセントになります。


どんな色とも調和するのでワンピース・トップス・ボトム・小物…どんなアイテムでもとにかく使いやすい万能柄。

オーキッドやモーヴ・ラズベリーなど紫系ピンクと合わせて着ると女性らしくおすすめです。


ぼんやりと柔らかさを感じるグレイッシュカラーのチェックはまさにサマータイプの得意なチェック!

ソフトホワイトやパステルブルーと合わせると清楚なイメージになりますし、ダークカラーならコーディネートが引き締まります。


白と黒のイメージが強い千鳥格子もラベンダーならグンと優しい印象に。

珍しい配色なので似た色が多くなる秋冬コーデで周りと差をつけることができます。

オータムタイプ

  • 暗めの色
  • 黄みの色(イエローベース)
  • くすんだ色

このような特徴を持つ色が似合うオータムタイプは、深みがあるこっくりカラーを大きい面積に使ったチェック柄で「リッチ」または「ナチュラル」に着こなすのが良いでしょう。


ブラウンの同系色でまとめたアーガイルチェックは大人っぽくておしゃれ。

ピーコックブルーやテラコッタに合わせるのもおすすめです。


ダークカラーと組み合わせてメリハリがあるコーディネートにしたら、人目を引くこと間違いなしのマスタードイエローのチェック柄。

ネイビーやチョコレートブラウン、ダークオレンジとも相性抜群です。


カーキやモスグリーンといったくすみがある緑系はアウターなどでよく見かける色ですが、柄としては新鮮!

オータムタイプだからこそ魅力が増して見える配色なので、マフラーなど顔まわりにおすすめです。


濃いオレンジを美しく着こなせるのは4タイプの中でオータムのみ!

柄の大きさや種類によってカジュアルにもゴージャスにもなる秋のマストカラーです。

ウインタータイプ

  • 暗めの色
  • 青みの色(ブルーベース)
  • 鮮やかな色

このような特徴を持つ色が似合うウインタータイプは、モノトーンやビビッドカラーをメインとしたものや強いコントラスト配色のドラマティックなチェック柄が似合います。


グレーとネイビーはクールでかっこいい配色なのでマニッシュスタイルもおしゃれにキマります。

ボルドー・バーガンディーなどワインカラーと合わせても◎


黒と赤の強い配色は冬に映える劇的な組み合わせ。

シャツやアウターなど大きい面積で大胆に取り入れても良いでしょう。


黄色がアクセントになっていますが基本的にベーシックなモノトーンチェックなので、合わない色はありません!

ベージュやグレーなどの定番色はもちろん、ロイヤルパープルやビビッドグリーンと組み合わせるとウインタータイプらしいイキイキとしたコーディネートが完成します。


ウインタータイプにとって、鮮やかなピンクはアクセサリーがなくても十分魅力的に見える色。

真っ白いコートにマゼンダカラーのチェックストールやスカートを合わせたら人目を引く美しさです。

まとめ

当たり前ですが、柄物を美しく着こなすには『キレイな色』だけで不十分。

柄の大きさや間隔、また身に着ける面積によって印象は大きく変わるからです。

種類の多いチェック柄選びのポイントとして

  • 自分の顔立ち(パーツの印象や加齢)とマッチするか

があり、ここを意識して選ぶだけでも随分と自分に合うものがわかるはずです。

『似合うチェック柄』または『似合う色』でお互いをカバーし合えば、どんなチェック柄も楽しめるようになりますね!

参考になれば幸いです。

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