美人って性別関係ない!
ドラマや映画など、イケメン男性芸能人の美しい女装を度々目にします。
しかし、どんなに美形でも男性感がしっかりと残り、女性らしさがでない場合も多いですね。
男性が女性らしく見えるには、顔立ちよりも大事なポイントがあるのです。
目次
女性らしさを手にするには
男性が女性らしくキレイに見えるためには、
- メイク
- ファッション
- ヘアースタイル
- 姿勢
- 立居振る舞い
などがありますが、これはキレイになりたい女性と同じ内容です。
女性らしい美しさを高めるための行動として、メイクの技術向上やセンスアップは男女ともに共通しているわけですから、重要になってくるのは『自分に似合うものを上手に選ぶ』こと。
女装では、男性特有の体つきや肌の状態でメイクやレディース服を着るので、大なり小なり違和感があって当たり前です。
ですが、そこに『似合う』という基準がプラスされると、見た目の印象は良い意味で激変します。
また、トランスジェンダーの方ですと、
- 手術をしている
- ホルモン治療をしている
- 何もしていない
など様々ですが、身体や肌に以前と変化がある場合は『似合うもの』の見極めが特に大切です。
トランスジェンダーとは?こちらの記事でわかりやすく説明されています。
パーソナルカラー(似合う色)は美しく見える
パーソナルカラーといって、人にはそれぞれ生まれ持った色素(肌・髪・瞳・頬・唇など)と調和し、違和感なく馴染む色があります。
この似合う色を見つけることをパーソナルカラー診断といいます。
パーソナルカラーは大きく4つのグループに分けることが多く、それぞれのグループが季節を連想させることから
スプリング(春)・サマー(夏)・オータム(秋)・ウインター(冬)
という名前で4シーズンと呼ばれています。
スプリングタイプの特徴
サマータイプの特徴
オータムタイプの特徴
ウインタータイプの特徴
パーソナルカラー診断は色の錯覚(錯視現象)によるもので、お顔の近くに何色があるかで顔色は大きく変わり、
「似合う色」を着ると、良い影が入りフェイスラインがシャープに見えたり、お肌に透明感がでますし、
「似合わない色」を着ると、目の下に影(クマ)が見えたり、肌トラブルが目立ちます。
お洋服・コスメ・アクセサリーなど、選ぶ色で肌の美しさや瞳の輝きは全然違って見えますし、色はパッと見の印象を決める力があり伝達速度も速いので、色を味方にすると簡単に綺麗に見えてしまうのです。
パーソナルカラーは生涯変わらないので、早くから診断を受けることをオススメします。
骨格診断で女性らしいシルエットに
どんなに似合う色を着ていても似合う色のメイクをしても、違和感がありなんだか素敵に見えないことがあります。
それは デザイン(形)・素材(質感)・柄 が似合っていないから。
色以外のより詳しい「似合う」を見つけることを骨格診断といいます。
- シフォンやフリルが似合わない女性
- シンプルな無地が貧相に見える女性
- タイトなキレイめ服だとゴツくなる女性
女性にも身体の個人差があり得意不得意なアイテムがあります。
そんな中、男性が『可愛い』『好みのデザイン』『今流行ってる』だけでレディースの服を着るとなると…
ひどい仕上がりになって、わかりやすく失敗する確率が高いでしょう。
骨格や顔型から自分と相性の良いアイテムを知る事で、レディースの服でも自然と馴染みキレイなラインを作り出すことができるのです。
骨格診断を受けることで、似合う柄・デザインはもちろんのこと、
- 素材
- メガネの形
- アクセサリー
- 髪型
- スカートの丈
- ネックライン
- 袖の長さ・形
などがわかり、今後のショッピングにもキレイにも役立ちますね。
男性らしさを消してキレイに見せるポイント
可愛い系か?キレイ系か?
自分は可愛い系か?キレイ系か?
どちらに近づけた方がより魅力的に見えるかの見極めは非常に大事です。
これは、元が男性の顔・身体であっても、女性であっても同じ事。
前述のように、似合うものは自然と美しく見えてしまうため、自分が元々持っている魅力を活かすことは美への近道になります。
タイプが真逆の美を追う事は、性別に関係なく難易度が高くなるので、まずはここをはっきりさせましょう。
顎の色にご注意を
元々ヒゲ薄い・またはしっかり脱毛されている場合でも、似合わない寒色系の影響で顎が青々と見えてしまうことがあります。
ですから、ヒゲが濃い人は特に注意が必要。
お洋服の選び方ひとつで、ジョリジョリに見えたりすべすべの見えたりするのです。
男顔をカバーするメイク
顔のパーツで男らしさが出やすいところは
- 鼻筋(太めでがっしりした印象)
- エラ(輪郭が四角形)
- 額(ラインが直線的で丸みが少ない)
女性らしい曲線が少ない男顔感が強いタイプの人はふんわりピンクチークはNG!
可愛らしい淡い色とゴツゴツとしたパーツがアンバランスで、余計に直線的な印象を強めることに…
- ブルーベース(サマー・ウインター)ならローズ系
- イエローベース(スプリング・オータム)ならオレンジレッド
のチークでクールでシャープな美人を狙った方が良いでしょう。
輪郭をカバーする髪型
上記の男らしいパーツ3つのうち、2つは髪型とも関係するところです。
エラが目立つ美しい女性はたくさんいますが、エラ以外にも男性らしさが目立つ顔ならエラは隠してしまいましょう。
ゆるく巻いたセミロングや顔周りをカバーできるようなボブもオススメ。
もちろん、四角い印象の額も全開にすべきではありませんから、前髪有りのスタイルが◎
芸能人などの女装をみると、ウィッグを使用するため多くがぱっつん前髪です。
顔の面積が減る・額や眉毛を隠せるなどのメリットも多く、上手く馴染むこともあるのですが『女装感』が強く出てしまう場合もあります。
実際、男性的要素を活かすなら可愛い系よりもキレイ系の方が得意な人が多いので、前髪も斜めに流したりルーズなセンタパートにする方が似合いやすいです。
ウエスト〜ヒップライン
女性のような曲線的なくびれは中々難易度が高いもの。
手術などは別として、痩せてると余計に骨ばった感じとストレートなウエストラインが目立ちます。
ですから、ウエストラインがわかるデザインやタイトな服は避けた方が良いでしょう。
1番のオススメはAラインワンピースとストレートラインワンピース。
女らしいアイテムでありながらウエストにゆとりがあるのでちょうどよくカバーできます。
どちらのワンピースが似合うかは骨格によるものですから、骨格診断は必須ですね。
自分が得意とするスカート・パンツ・アウターなどをメインに使い、くびれ〜お尻は上手く隠すのが◎
厚みのあるニットやロング丈カーディガンも腰回りに丸みを作ることができますね。
高身長のヒール問題
身長が高いとヒールを履いてより大きく見えるのが嫌と思う人も多いことでしょう。
とはいえ、ヒールは足を綺麗に見せてくれますし、モデルのような長い足は全女性は憧れ!
昔に比べて高身長の女性は増えましたし、やはり長身の方がお洋服も素敵に着こなすことができます。
5センチほどのヒールなら履くことをオススメします。
(身長が180センチを超えているなら3センチが◎)
※身長を気にして猫背になるのが最もかっこ悪くてみっともないです。堂々と歩く長身美人になりましょう。
まとめ
男性と女性の骨格や身体つきに違いがあるのは当たり前のこと。
ですが、『似合うものはキレイに見える』これは男女ともに同じです。
長所を短所と思っていたり、かけ離れた美しさを追い求めたりと、なかなか自分の魅力に気づけない人は多くいますが、『似合う』がわかると、『似合わない』の対処法を考えることができるので、ファッションの幅が広がりますね。
MAUVEでは、このような男性のメイクカラーやレディースファッションの診断・提案も致します。
- 誰にも知られたくない
- カミングアウトしていない
- 興味はあるが隠している
など、秘密は絶対に口外しないとお約束しますので、安心してご相談・ご依頼ください。