自分だとバレないために自然な変装をしたいんだけど… どうしたらいいのかな?
知り合いに気づかれたくない日や会いたくない人がいる場で存在感を消したい時など、なんとか目立たないように変装を考える人も多いことでしょう。
しかし、その変装が逆に目立っていたりバレバレな時は恥ずかしいですね。
自然な変装をするには色の使い方や気を付けるべきポイントがあるのです。
目次
人がつい見てしまうものとは?
つい見てしまう、みなさんもそのような経験があるでしょう。
この『つい見てしまう人(モノ)』にならないことで変装は上手くいきます。
美人やイケメンは誰だって見たい
美人やイケメンがいたらつい見てしまいますし見ていたいものです。
『目を奪われる・目が釘ずけになる』という言い方が正しいでしょうか。
容姿が良い人は存在そのもが目立ってしまうことが多く、人目を引きます。
美が変装の邪魔をすることがあるのです。
平均から大きく出ているものは気になる
パッと見た時に『あの人すごく○○だなぁ』と思う場合つい見てしまうことがあります。
この○○とは自分が思う平均値から大きく出ているところで、これは美人・イケメンも同じことです。
例えば、
- 身長が190㎝の男性
- 腰を遥に超えるほど長い髪の女性
- もの凄く太っている人
など、良い意味悪い意味どちらであっても周りと比べて大きな差があると目が行くものです。
いろんな意味で目立つもの全て
- 派手なビビッドカラー
- 謎の名詞がプリントされたTシャツ
- コスプレ など
珍しい・びっくり・面白いといった感情や単に目に止まる派手さなど、人目を引くものは様々あります。
見た目以外にもキョロキョロしていて挙動不審な人やぶつぶつ独り言をいい続けている人など、変わった言動も目立つ要素の一つです。
また、田舎ではあまり見かけないという理由から外国人や若者が目立つ場合も。
地域・場所・年代によって目立ち方には差があります。
変装の際に重要なポイント
誰も気に留めない、場に馴染む地味さ
上手に変装するために、上記のようないろんな意味で目立つことは避けその場に溶け込む必要があります。
例えば、ラフな格好で高級ブランド店にいたら違和感があり目立ちますが、白いビニールの袋を持ってコンビニ前を歩いていたら近隣住民として馴染みます。
その場にふさわしい服装でありながら、おしゃれ要素は省くのが良いでしょう。
記憶に残りやすい柄や変わったマーク、キラキラ輝くアクセサリーなどは身につけないこと。
特にイヤリングやピアスなど揺れるタイプのものは印象に残りやすいのでNGです。
細部より大きいシルエットを変える
服装と髪型がキレイだとなんだか美人に見えるもの。
つまり服と髪はぱっと見のイメージを決める大事なポイントになります。
地味な服より地味な色
『丈は忘れたけどキレイな色のスカートだった』
『ボトムは覚えてないけどトップスは目がさめるようなピンクだった』
服はデザインや素材より色の印象が大きいです。
肌の露出があったり、フリル・レースなどの装飾があったりするものは、デザインとしては確かに目立ちますが、
記憶に残るような派手色のインパクトは相当なのです。
存在感が消えるNO.1カラー「灰色」
真っ赤や真っ黄色など鮮やかな純色が目立つのは誰もが想像できること。
しかしながら、以外にも目立つ落とし穴的カラーが「黒」です。
黒のトップスとボトム+黒のバックと靴、派手な色合いでは決してありませんが全身暗くて実は結構目立ちます。
黒同様人気の定番色の一つ白、上下小物全て白にしたら相当目立ちますね。
どんな色でも1つの色を身につけるというのは目立つのです。
例外としてベージュやグレーは色味の幅が広いので濃淡をつけた自然なワンカラーコーデが可能。
とは言っても、全身ベージュ系コーデは遠目で服と肌色が一体化して見える、かなり恥ずかしいタイプの目立ち方をする場合もあるので注意しましょう。
そこでオススメの変装カラーは「グレー(灰色)」
グレーはどんな色とも相性が良い名脇役的カラーでファッションには欠かせない色ですが、存在感を消すのには1番の色。
グレーを着ている人は最も記憶に残りにくいとされています。
例えば誰もが1枚は持ってるグレーパーカー
- 多少ゆとりのあるデニム
- 定番色無地Tシャツ
- スニーカー
などは目立つ要素ほぼ無しで◎
体型がわかるよなタイトなものやおしゃれさが際立つものは変装にはNG、グレーを使った普通すぎるファッションが良いでしょう。
髪型・頭部の印象を変える
芸能人のようにいつも髪色やヘアースタイルが違う人は一般人にそう多くはいません。
服は毎日変えることが可能ですが、髪の状態(毛量・長さ・色・質感など)を瞬時に変化させることはほぼ無理でしょう。
逆を言うと髪の変化はその人のイメージを即変えることができると言うこと!
普段被らない帽子で頭部を隠すだけで効果絶大です。
頭部の形はそれぞれ特徴があるので隠してしまうのが最もバレない方法です。
いつもの自分と逆のイメージ作り
顔が見えなくても後ろ姿で気づかれることはよくあります。
- 髪型や体型などシルエットがなんとなく○○っぽい
- 服の系統や色使いが○○っぽい
このようにその人の出す雰囲気でバレるというもの。
ですから、いつもと違うイメージ作りをすることで驚くほど気づかれないものです。
- 黒やカーキが多い人が淡いパステルピンクを着る
- 髪を結んでいることが多いなら下ろす・巻いているならストレートにする
- 濃いメイクの人のすっぴん
この色のイメージは絶対にない・まさかこの服は着ないだろう、と思われているものを選べたら◎です。
上手に使うと効果抜群!変装アイテム
マスク
顔の下半分を丸ごと隠すことができるため、すっぴん隠しなどダテマスクを使う人も多く、手っ取り早く変装できるアイテムです。
ただ、鼻と口が隠れたくらいではその人らしさは消えないもので、前述の通り髪や服装を含めたシルエットを変えてプラスマスクといった使い方が好ましいでしょう。
黒いマスクは増えてきているものの、やはり見た目のインパクト大!目立ちます。
メガネ
普段メガネをしない人にとってかなり有効なアイテム。
毎日メガネをする人でもタイプの違うメガネは印象が激変します。
オススメはフレームが太めで存在感があるもの。
フレームの色は奇抜な色はかえって目立ちますし、黒縁は似合わない場合悪目立ちするので、ネイビーやブラウンがおすすめ。
例えば、メガネが印象的な芸能人宮川大輔さんはメガネを外すと誰かわからないほど別人に見えます。
帽子
帽子は種類が様々あるので自分によく合ったデザインを選びましょう。
つばの広さや範囲は大きいほど顔が隠れて良いのですが、帽子は顔の形やファッションによって似合う似合わないがはっきりするため、似合わなすぎて目立つことがないよう気をつけたいものです。
ウィッグ付きの帽子は即イメージを変えることが可能です。
マフラー・ストール
マスクの効果にも似ていますが、顔まわりにぐるぐると巻きつけたマフラーやストールはお顔の下部や髪、頭〜首にかけてのシルエットを隠してくれます。
派手な配色の柄物やアクセントになる色で余計目立つことがないよう上手く使いましょう。
前髪ウィッグ
前髪があるのとないのとでは顔が別人級に変わります。
おしゃれやイメージチェンジにもぴったりですし、帽子と組み合わせることでより周りから気づかれにくくなるでしょう。
100円ショップでも販売されているので、チャレンジしてみるのも良いですね。
まとめ
変装とはイメチェンやおしゃれとは違うため、『素敵』である必要はありません。
とはいえ、外に出るのにおしゃれもせずにあえて綺麗に見せないのはキツイですよね。
そこで綺麗を残しつつ目立たない見た目を完成させるために
- 全体のシルエット
- 服装
- 髪型
- 顔隠しのアイテムを併用
などを組み合わせて、いつもよりちょっとイメージが違う控えめなファッションを目指しましょう。
上手に存在感を消せますように…
参考になれば幸いです。