サマータイプなのにパステルカラーが似合わないのはなんで?
パーソナルカラーの4つのグループで、サマータイプと言ったら優しいパステルカラーのイメージですね。
しかし、パステルカラーがしっくりこない人も多いんです!
目次
パステルカラーはサマータイプが得意な色?
そもそもパステルカラーとは?
下の図でパステルカラーがどれに当たるかわかりますか?
左上の p(ペール)と思った人が多いのではないでしょうか?
しかし、色彩学的にいうと正しくは、
p (ペール)= シャーベットトーン
lt (ライト)= パステルカラー
となります。
とはいえ、明るく可愛らしい印象の色全般をパステルカラーと呼ぶ人は多いです。
この記事ではそのような色をざっくりとパステルカラーとして説明します。
サマータイプが得意なトーン
サマータイプが似合うのはパステルカラーだけかというと、そうではありません!
どのようなトーンが得意かは以下の通りです。
前述した正しいパステルカラーに該当する lt トーンはもちろん、
ltg、g、sf、d トーンといったくすんだ色が似合います。
意外にも pトーンは比較的似合う、といったぐらい。
なぜなら白に近いほど優しい印象は薄れるので、サマータイプには似合いづらくなるからです。
1番とされるだけあって真っ白は刺激が強い色なんですよ。
「サマーの色は可愛い色ばかり」「サマーと言ったらパステルカラー」
などと思っている人もいますが、実はサマータイプは落ち着いた色がメイン。
大人の女性にぴったりな上品でエレガントな色がたくさんあるのです。
パステルカラーが似合わないサマータイプ
日本人で最も多いパーソナルカラーグループはサマーと言われています。
サマータイプは似合う色の傾向が人によって大きく異なることも多いため、パステルカラーが似合わない場合も多いです。
肌が黒めのサマーもいる
基本的に色白〜普通くらいでピンク系の肌が多いサマータイプですが、色が黒めの方ももちろんいます。
また、毛量が少ないイメージがありますが、眉が濃く毛量も多いサマータイプもいます。
色黒や毛量が多い人は、パステルカラーを着ることでお顔がくすんで見えやすく相性が良くありません。
例えば、明石家さんまさんは色黒ですがパーソナルカラーはサマー、パステルカラーよりグレーやくすんだブルー系の方が良くお似合いです。
2ndシーズンによって得意な色は異なる
パーソナルカラーは血液型のようにぴったり4つのグループにあてはまるものではありません。
最も似合う色や傾向が多いグループを1stシーズン、2番目に多いグループを2ndシーズンと言います。
この1stシーズンと2ndシーズンの組み合わせで、自分に似合う色の特徴を明確に把握することができます。
スプリングの場合
パーソナルカラー『1stシーズンがサマー:2ndシーズンがスプリング』の場合、
二つに共通する 明るさ が似合う色の重要なポイントになります。
つまり、パステルカラーが最も似合うのがこのタイプ。
肌や髪の色素が薄くふんわりと柔らかい印象の人が多いので、
サマータイプの中でも特に明るく優しい色が得意です。
上下明るいコーディネートもキレイに馴染みます。
オータムの場合
パーソナルカラー『1stシーズンがサマー:2ndシーズンがオータム』の場合、
二つに共通する くすみ が似合う色の重要なポイントになります。
パステルといっても少々くすみが強い『ダスティパステル』が似合います。
このタイプの人は色白ではないことも多く、
肌や髪もツヤツヤというよりはサラサラすべすべのマットな印象。
落ち着いた大人色が得意なので、可愛らしいパステルカラーは浮いて見えやすいです。
ウィンターの場合
パーソナルカラー『1stシーズンがサマー:2ndシーズンがウィンター』の場合、
二つに共通する 青み が似合う色の重要なポイントになります。
基本的には明るいくすみ色が得意ですが、青みの色であれば多少濃いめの色でも似合う色が多くなります。
このタイプは肌・髪・瞳など色素がわかりやすいブルーベース。
ウィンターの要素が少ない場合はパステルカラーもよく似合いますが、ウィンターにも似合う色が多い人はコーディネートに多少の濃淡が必要。
パステルカラーだけでは物足りない感じになるため、メリハリのある配色がオススメです。
まとめ
まず 『サマー=パステルカラー』という考え自体が間違っているということ。
ここを正しく理解していないと、
「サマーなのにパステルカラーが似合わないのなんで!?」
「私って本当にサマーなのかな?」
など、不必要な疑問が増えたり診断結果を疑ってパーソナルカラー難民になってしまうことも!
パーソナルカラーサマーが得意な『明るさ・くすみ・青み』
この中でどれが自分にとって最も重要な要素なのかがわかると、そもそもパステルカラーが得意なタイプなのか不得意なタイプなのかがはっきりしますよ。
パーソナルカラーのシーズンを知ることで満足するのではなく、自分自身の魅力を最大限に高める色や配色傾向を知り、上手に活用してくださいね。
連載
【初心者編】
- 【case01】パーソナルカラー【パステルカラーが似合わない】サマーの特徴
- 【case02】パーソナルカラーウィンター【似合わない茶色】を着こなす方法
- 【case03】見るからに【ブルーベースなのに】青みピンクが似合わない理由
- 【case04】オータムタイプの【春服・夏服】明るい色の着こなし方
【中級者編】
公開日未定!Coming Soon!