ピンクのアイシャドウは可愛いけど…目が腫れぼったく見えるから諦めてる…
人気のピンクシャドウは目が腫れぼったく見えることで有名な色です。
では、ピンク以外の色ならスッキリした目元に見えるのかというと…そんなことはありません!
腫れぼったく見える色はピンク以外にもありますし、逆にピンク使いこなす方法もあるのです。
目次
アイシャドウの役割とは?
アイシャドウとは【eye(目)】【shadow(影)】
言葉の通りで、まぶたに陰影をつけることで彫りの深い顔に見せるためのものです。
そのため昔はブラウンなど影となる暗めの色を使うことがほとんどでしたが、今は色や質感を楽しむという使い方も増えたので、アイカラーと呼ぶことも多くなりました。
メイクの中でチークやリップは使用される色の範囲が決まっていますが、アイメイクは使えない色がなく色彩の選択肢が非常に多い部位です。
個性を出しやすく印象を大きく変えることができるのでアイメイクは楽しいと思う人がいる反面、瞳の色から目の形・一重・二重…と人によってメイクの仕方は全く異なるため、どのようにしたらいいのかわからない!と悩みを持つ人もいるのです。
腫れぼったさNo.1 ピンク
数あるアイメイクのお悩みの中でも上位にあがるのが
- まぶたの厚み・たるみ
- 一重
- 目が小さい・細い
これらの悩みを解消するものとして目を腫れぼったく見えないようにすることが重要なのはみなさんおわかりだと思います。
腫れぼったいまぶたのイメージカラーといえばピンクですが… 可愛い色ですし使いたいですよね。
ピンクは1色じゃない
ピンクのアイシャドウというと淡く可愛いピンクをイメージする人が多いのはなぜなのでしょう?
ピンクという色は非常に幅の広い色。
- 青みのピンク
- 黄色みのピンク
- 鮮やかな派手ピンク
- くすみピンク
まだまだ種類がたくさんあります。
ピンク初心者やピンクの腫れぼったさに怯える人がやりがちなこと、それは…
『とりあえず、控えめな薄いピンクでチャレンジしよう』というもの。
その薄いピンクが1番目をパンパンに腫れぼったく見せるため、
『やっぱりピンクはだめだった…』という結果になりやすいのです。
ピンクのアイシャドウの色味がどれほどあるのかを、まずはじっくり観察してみましょう。
ピンクのアイシャドウを使うコツ
まぶたに厚みのある一重や奥二重の人がピンクシャドウをキレイに使いこなすにはコツがあります。
まずは基本として
- まぶた全体にべたっとピンクを塗らない
- 頑張ってまぶたをピンクのグラデーションにしない
これらの塗り方は、ものもらいや目っぱをイメージさせる痛みのある腫れに見えてしまいます。
簡単にピンクアイメイクを成功させるポイントは
1. まぶた下に塗る
黒目の下辺りから目尻側の向けてピンクを使うことで、上まぶたがピンクでなくても色の印象がはっきりと出るうえに、涙袋を強調できたりと良い事ずくめ。
下まぶただけピンクなら甘くなり過ぎませんし、輝きをプラスするととても可愛いです。
2. ブラウンに重ねる
ブラウンのアイシャドウを塗った上まぶたの目尻に、鮮やかめなピンクを指でポンポンをつけるとアクセントになり印象深い目元になります。
鮮やかなピンクでもブラウンに重ねることでそれほど派手にならず馴染みが良いですし、いつものブラウンメイクに手軽に変化をだすことができますね。
ピンク以外にまぶたが腫れぼったく見える色
暖かみのある色
進出色といって色が前に飛び出して見える色があります。
どのような色が進出色かというと、赤・オレンジ・黄色といった暖色と呼ばれる暖かみのある色たちのこと。
白や黒または両方の灰色を混ぜても暖かさは変わらないので、例えば…
- オレンジ+白→ 肌色(今はペールオレンジという呼び方が一般的ですが)
- オレンジ+黒→ 茶色
- オレンジ+灰色→ ベージュ
なども暖色ということになります。
ただ、黒を混ぜた場合は明度が低く(色が暗くなる)ので色が飛び出して見える効果はほぼありません。
明るいキレイ色
膨張色といって大きく膨らんで見える色があります。
明度が高い(明るい)色は膨張して見えるので、色の中で1番明るい色である白が最も大きく見える色です。
つまり、白がたくさん混ざっている明るい色は大きく見えるのでパステルカラーも膨張色。
色にきれいな色・汚い色というのはなくどんな色もそれぞれの良さがあるのですが、メイクやファッションの分野はもちろん一般的に明るめで色味がはっきりしているものがきれいな色と呼ばれています。
そんな明るいきれい色はまぶたが膨らんで見えやすい色でもあるのです。
まさかの… ブラウン!?
ブラウン自体は目を腫れぼったく見える色ではないのですが、どこまでをブラウンと思うのかでまぶたの厚みを助長させてしまうことがあります。
3〜4色パレットのブラウン系アイシャドウの色合いは様々ですが、ブラウンと言うよりオレンジやベージュのくくりに入るものも一緒に入っていることが多くあります。
大体、パレットの中で明るめの色をまぶた全体に塗って濃いブラウンを目の際やグラデーションとして使うと思うのですが、そのまぶた全体に塗ったブラウン(オレンジやベージュ系)が薄付きではなく発色の良いものだったりすると目を腫れぼったく見せてしまう場合も…。
ブラウンのパレットの中身がすべてブラウンとは限りません。
濃いブラウンを全体に塗ればいいという意味では全くありませんが、黄色み・赤みと茶色は種類もたくさんあるのでブラウンならなんでも安心というわけではないのです。
ラメやパールのキラキラ系
ボールやリンゴの絵を描く時に光やツヤを足すと立体感がでますね。
これは絵だけでなくどんなものでも、光沢のあるものは立体的に見えます。
つまり、ラメやパールがたくさん入ったアイシャドウを塗ることでまぶたがよりふっくら見えるのです。
目元の輝きは白目をキレイに見せたり表情を明るく見せる効果もあるので、塗る範囲を気をつけると良いでしょう。
パーソナルカラーを無視した色は腫れぼったく見えることも
スプリングタイプ(春)
明るい灰味のベージュやブルーなど、グレー系の色は目が腫れぼったく見える上に顔色までグレーに見えやすいため、スプリングタイプにとって難しい色。
- グレー
- カーキ
- ボルドー
など暗くくすんだ色はスプリングタイプの苦手色、パンパンにむくんで見えるというよりは殴らた跡かな?アザかな?といったイメージになりやすいので注意が必要です。
サマータイプ(夏)
優しい色が似合うサマータイプはパステルカラーが得意!
肌馴染みは良いのですが、まぶたの厚い一重や奥二重のはやはり腫れぼったくは見えます。
パステルカラーが似合うから大丈夫!と思わず塗り方には気をつけましょう。
また、ビビッドピンクや赤・濃い紫など強い色はとにかく悪目立ちするので腫れぼったいの話ではなくなります。
鮮やかな色はカラーアイライナーやポイントで小さく使うと良いです。
オータムタイプ(秋)
- 青
- 水色
- パープル
これらは痛々しい青タンや青あざに見えてしまうかも…
ブルー系を使うのであればネイビーなど暗めの色を小面積にすると良いでしょう。
また、褐色肌タイプのオータムさんにとってパステルカラーの浮き方はなかなかなもので、懐かしのガン黒ギャル感が漂いそうです。
あまり白っぽいものやパールの強いものは避けた方が良いですね。
ウインタータイプ(冬)
派手な色や輝きが強いシャドウはOkですが、甘く可愛らしいパステルピンクをふんわり塗るのは難しいタイプ。
白目と黒目のコントラストがはっきりした目の印象が強い人が多いので、パステルピンクでモッタリ腫れぼったく見せてしまうとなんとも目力の強い腫れ目が出来上がってしまいます。
また、オレンジが苦手なためブラウン系のアイシャドウも黄みによったものは避けた方が良いでしょう。
まとめ
どんな色でも明るさや塗り方で目の印象は大きく変わります。
人は目を見て話をするので、パッと見の目の美しさは記憶に残りますね。
自分の目に合ったメイク法とパーソナルカラーを組み合わせると、メイクが自然に馴染むので誰が見ても綺麗な目元を作れるのです!
色んなピンクが入っているので似合うピンクを研究できそう♡
値段もお手頃なものからスタートするのがおすすめです。
【ピンクは絶対腫れぼったく見える色】という思いはなくしてチャレンジしてみるものいいですね!