レースって似合う人と似合わない人いるよね。この差ってなんなの?
レースといったらフェミニン・エレガントな装いにぴったりな女性らしいイメージ。
オシャレで人気な定番ですが、レースは意外と種類が多く、選び方を間違えると非常に残念な見た目になってしまう難しさもあります。
この記事では、レースを素敵に着こなすための選び方についてご説明します。
目次
レースが似合う人とは?
レースは季節感があるものではないので、春夏秋冬楽しめるシーズンレスな生地。
1色のものが多いですが、無地とは違い「間違いなく柄物」ですから、似合う人と似合わない人に分かれます。
レース生地が似合う人の特徴は、
- 顔立ちが華やか
- 顔のパーツが大きく立体的
- 女性らしい顔
- 曲線的でカヴィーな体型
逆を言うと、
- パーツが小さめな和風顔
- 平面的な子供顔
- クールな顔立ち
- 骨格ががっしりしたスタイリッシュな体型
の人にとってレースは苦手な傾向にあります。
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似合うレースの選び方
透け感のあるレース or 透け感のないレース
レースの透け感とは主に裏地の有無のことで、印象が大きく変わります。
透け感があるレースは軽さがあり涼しげなので、初夏やまだ暑い秋口の長袖にもオススメ。
肌を露出していないにも関わらず、レース素材から透けて見える肌はなんだかセクシーさもあります。
対して、裏地がしっかりあるレースは肌の透け感がない分、レース感は多少弱まります。
裏地とレースが同色の場合、遠目には無地1色に見えやすいので、あまりセクシーさやフォーマルなレース感を出したくない場合に向いています。
透け感のあるレースでも柄や色みによって印象は変わりますが(後述)、顔立ちがすっきりしている人はシースルー素材(左の写真)を選んだ方が馴染みやすいでしょう。
薄いレース or 厚みのあるレース
レースは薄い素材と思っている人は多いのですが、生地が厚いレースもあります。
デニムやコーデュロイ・リネンなど、硬く重くゴワゴワと厚みがある素材は、力強いイメージになりやすいので女性らしさはあまりありません。
しかし、レースは柄に隙間があるので、厚みがある生地でも重々しくならず、柄自体が女性的。
厚みがあるレースは骨格がしっかりした体型や体に凹凸がないタイプ(骨格ナチュラル)の人に向いています。
ドレッシーなレース or カジュアルなレース
レースは柄の大きさや素材によっても印象が異なります。
大きい柄は華やかさやゴージャス感、密で細かな柄は繊細さや高級感があります。
身長が高く顔のパーツがはっきりとした派手顔の人が似合いやすいレースです。
また、わかりやすく簡単な花柄やドットなど丸みがあるレースは親しみやすくカジュアルな印象。
身長が低めだったり、凹凸が少ない子供顔の人にオススメです。
素材で言うと、シフォンなど薄く軽い素材と組み合わせたレースはドレッシーな印象で、
コットンレースは洗濯が容易でサラッと着られるカジュアルさがあります。
曲線的な柄 or 直線的な柄
ドット柄や花柄は曲線的で柔らかい印象の柄です。
対して、ストライプやチェック柄は直線的でハードな印象。
レースは曲線的な柄が圧倒的に多いのですが、その中でもあまり丸みを感じないシャープさがあるものもあります。
- 「曲線的な柄 × レース」セクシーさと可愛らしさの甘いイメージ
- 「直線的な柄 × レース」大人っぽくて控えめな色気があるイメージ
例えば、タイトスカートはフレアースカートに比べて大人っぽいアイテムなので、可愛らしい童顔で身長が低い人にとってカッコよく着こなすのは難しい場合が多いです。
そこで曲線的な柄のレースタイトスカートを選ぶと、印象がソフトになり似合いやすくなります。
レースは柄物の一種なので、顔立ちや理想とするイメージに合ったレースの柄を選びましょう。
レースの面積
総レースのワンピースはレースの面積が多い分華やかですが、よそ行き感やゴージャス感が強くなり人によっては気恥ずかしさ感じることもあるでしょう。
特に童顔の人にとっては、不釣り合いな色っぽさや無理している感じに映りやすいです。
そこで、レースを使う面積を小さくしたり、部分的にレースが使われているものを選ぶのがオススメ。
- 袖
- 襟元
- 肩
- 裾(トップスの裾・スカートの裾など)
- 小物(ストール・靴・バッグなど)
レースの存在感が強過ぎてお顔が負けてしまいがちな薄顔さんは特にレースの部分使いが品良く見えて◎です!
レースの色
「暗い(濃い)色は重く見える」
「明るい(薄い・淡い)色は軽く見える」
これは色彩心理によるもので、レース生地も色によって軽重感が異なって見えます。
黒は重く硬く見える強い色ですが、レースの透け感で穏やかで軽い印象になるため、
黒が似合いにくいタイプの人でもレース素材を選ぶと馴染みやすくなります。
白やパステルカラーは軽く柔らかく、さらに膨張して見える色なので、レースでよりフワッと着太りして見える場合があります。
- 印象を柔らかに見せる
- 着太りに影響が大きい
レースの色選びは上記に気をつけることも大事です。
筆者のレース素材の選び方
私は顔立ち・体型的にレースは似合いやすいタイプではありますが、気をつけている大事なポイントがあります。
それは色のコントラスト。
何色を選ぶかよりも、色の組み合わせ方を重視しています。
パーソナルカラーが1stシーズン:ウィンター、2ndシーズン:スプリングなので、
パキッと強く鮮やかな色と強いコントラストが得意です。
そのため、黒いレースを選ぶことが多く、ビビッドカラーと合わせるなどコントラストをつけて着るようにしています。
私は淡い色同士の組み合わせが苦手なので、レースの色が明るめの場合、濃い色と組み合わせたり、黒い柄が入ったものを意識して選んでいます。
(授業に行っている学校の人体模型と)
また、上下が明るめのファッションをすることもありますが、靴やバッグなど黒い小物を使うようにしています。
アクセントカラーとなる小面積の黒でコーディネートが引き締まり、全体的なソフトさを消すことができるからです。
(【キレイな写真の撮られ方】手元や身体の向きで見た目は激変!の記事の内容で顔を隠しています)
まとめ
フェミニン・ガーリーなイメージのレースにも、様々な種類や特徴があることがお分かりいただけたと思います。
レースが似合いやすい人・似合いにくい人、どちらであっても選び方のポイントがはっきりするとファッションの幅は広がりますね。
しかし、自分自身の顔や身体のバランスを正しく把握できていないと、そもそもレースが似合うタイプなのか似合わないタイプなのかがわかりません。
ご自身でお顔や骨格をチェックするのは非常に難しいものですし、あらゆる自己診断の懸念は 誤診 です。
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