花柄って可愛いのに、オバサンっぽく見える人いるよね〜
女性らしく可愛らしい花柄は昔から人気の柄です。
しかし、上手に選べていない場合、他人からの評価は自分が望まないものかも…。
おしゃれに花柄を着るためには、絶対にチェックすべきポイントがあるのです。
目次
花柄の種類
花柄といっても、花の種類・大きさ・密度・配色などで印象は大きく変わります。
それぞれのイメージや特徴を知ることで似合うものを見つけやすくなりますね。
小花柄
名前の通り小さな花柄のこと。
可憐で控えめな印象の花柄ですが、パターンによっては大人っぽく見えるものもあります。
小花柄のシフォン生地など、柔らかい素材との相性も良いです。
大花柄
インパクトと存在感が抜群の大輪の花柄。
色やデザインによって印象は変わるものの、よく目立つのは確かです。
大花柄はバラのイメージも強く、セクシーやゴージャスな女らしさを醸し出す柄といえます。
リバティ柄
イギリスのリバティ社がデザインしたプリント生地に似たものをリバティ柄といいます。
どのような柄かというと、細かな花や葉が密に配置された柄で、実に種類が豊富。
洋服から小物・インテリア用品などよく目にする花柄です。
ボタニカル柄
ボタニカルとは「植物の」という意味。
花だけでなく、実や葉っぱ・茎なども描かれている柄です。
似たようなものに「トロピカル柄」もあります。
一般的な花柄の甘く可愛らしいイメージは少なく、色味もはっきりしているものが多いため、元気で活発な印象になります。
水彩タッチの花柄
水彩画のような、優しく透き通るような花柄です。
花の種類やタッチは色々ありますが、ほわんと滲んだ感じや明るい色調が華やかな印象。
多色使いや発色の良い大花柄として用いられることが多いです。
レトロな花柄
どこか昔っぽさを感じさせ、そこがまた絶妙に可愛らしい花柄。
「レトロファッション」「昭和レトロ」など聞いたことがあるでしょう。
モダン(現代的)+レトロ(懐古的)な組み合わせは人気があり、花柄でレトロを取り入れるのも素敵です。
エレガントな花柄
具象的で色味もピンク・赤・オレンジ・紫などの女性的な花柄です。
品が良く清楚な印象で、おしゃれな包装紙などを連想しますね。
ダマスク柄
ラグジュアリーなホテルの壁紙や調度品を思わせるダマスク柄は、ダマスク織りと呼ばれる絹織物の紋様のこと。
連続性と繋がりが特徴で、花や植物がモチーフになっています。
似合う花柄を見極めるポイント
小さい花と大きい花
同じ花柄でも大きさが違うと印象はガラリと変わり、似合うかどうかが変わってきます。
まず、上品な和風顔タイプには小さい花柄が◎
顔のパーツが小さい人は、繊細な柄がキレイに馴染みます。
小ぶりな花柄が顔立ちを自然と引き立ててくれるので、控えめながら優美な印象に。
しかし、大胆な花柄を身につけると柄に負けてしまいます。
無理して派手めな服を着た感じに見えますし、田舎臭く見えてしまうかも…。
次に、派手めの濃い顔に向いてるのが大花柄。
目鼻立ちがはっきりした人は、ダイナミックな柄に負けることがありません。
大花柄が凹凸のある顔立ちとマッチして、人目を引く華やかさを放ちます。
このタイプの顔立ちの人が小花柄を着ると、首から下がゴチャゴチャとした印象に…。
幼稚に見えたり、パジャマみたいに見えてしまいます。
丸いお花と尖ったお花
丸い花柄とは、
- 花びらに丸みがある
- 花の形が全体的に丸みを帯びている
- 葉っぱが曲線的
尖った花柄とは、
- 花びらが細長い
- 花びらの先端が尖っている
- 葉っぱが尖っている
- 茎が長めに描かれた柄
これら二つの花柄は似合う人がはっきりと分かれます。
目鼻立ちが丸い顔に似合うのは丸みがある花柄。
顔のパーツや輪郭と同じ要素を持つ柄は調和しやすく、ぱっちりした目やぷっくり唇・丸顔など童顔とされる特徴を持つ人は特にぴったり!
若々しく可愛らしい印象を活かした花柄で魅力がさらに高まりますね。
切れ長の目や鼻筋の通った顔に似合うのは尖った花柄。
シャープな輪郭や鼻先が細い人などは、そもそも花柄が得意ではないのですが、綺麗に着こなすには丸みの少ないものを選びましょう。
鋭角なデザインの花柄でかっこ良く美人風に取り入れることができます。
白地と黒地
花の色と同じくらい地の色は「似合うかどうか」に重要なポイント。
白地の花柄が似合う人は、
- 色素が薄い
- 毛量が少なめ
- 髪色が明るめ
- パーソナルカラー4タイプではスプリング・サマーに多い
黒地が似合う人は、
- 肌がしっかりしている(厚め)
- 髪にボリュームがある
- 目力がある
- パーソナルカラー4タイプではオータム・ウインターに多い
などの特徴が挙げられます。
※白地が似合う人でも透け感のあるソフトな素材を選ぶと黒地でも重々しくなりませんし、
黒地が似合う人は張りのある素材の白地を選ぶとチープに見えません。
身長は関係ある?
『身長が高い人は大花柄』『身長が低い人は小花柄』が似合うイメージはあると思います。
確かに、高身長の人は服の面積が大きくなる訳ですから小花柄だとしつこい感じがしたり、低身長の人が大花柄だと柄の個数が少なく感じ子供っぽい印象になることがあります。
しかし、柄に関しては顔型と顔のパーツを優先した方が良い場合が多くあり、
例えば、身長168センチの小西真奈美さん。
出典:https://www.piconyan.net/konishimanami/
顔のパーツが丸くて小さめ、小動物的な可愛らしい印象の彼女は『小花柄』の方がイメージに合います。
また、身長154センチの板野友美さん。
出典:https://www.sponichi.co.jp/
くっきり二重の大きい目が印象的でその他のパーツもはっきりしているので、『大花柄』の方が似合います。
似合う花柄は、身長の高さだけでは決められないということですね。
花柄を取り入れるアイテム
ワンピース
自分にぴったりの花柄をワンピースで着用していたら、それはもう本当におしゃれさん!
ワンピースは面積が大きいので、花柄の印象が最も大きいアイテムといえます。
つまり、似合ってない場合の花柄ワンピースの痛手は非常に大きいということ。
柄物を全身に身にまとうのは目立つので、あまり目立ちたくない人には向かないでしょう。
(似合わない柄で悪目立ちするか、キレイに目立って注目の的になるかのどっちかです)
無地のカーディガンやコート・ストールなどで花柄の面積を小さくすると派手さは軽減されますね。
スカート
タイト・フレアー・長さは様々ですが、顔から離れてるので比較的取り入れやすいのがスカート。
トップスと同系色にしたりベーシックカラーと合わせると、より抵抗が少ないでしょう。
ブラウス
スカートの逆で、トップスに柄物を持ってくるのは「似合う・似合わない」がはっきり分かれます。
上記のように、花柄の大小・直線的・曲線的・色味の選び方はもちろんのこと、ネックラインも大切です。
特にリボンタイやフリルがついた花柄ブラウスは、かなり甘めなアイテムなので、このような装飾が似合わない人は花柄だけの問題ではありません。
肩や胸元の装飾を苦手とする骨格タイプがあるので、骨格診断を受けることをオススメします。
ストール・スカーフ
コーデのアクセントにもなりますし、結び方や巻き方によって花柄の面積も自由自在!
バッグに結んだりヘアアクセにも活用できる優れものです。
使い方の幅が広く変化が大きいアイテムなので、カラフルなものや普段なかなか手にしない色をチョイスするのがオススメです。
バッグ
意外にも使い勝手が良く、無地・ベーシックカラー・モノトーンコーデが多い女性こそオススメなのが花柄のバッグ。
ありがちなコーディネートもバッグひとつで印象が大きく変わりますし、多色配色の花柄なら色合わせもしやすいです。
リバーシブルのバッグは可愛いですし、お得感がありますね。
小物・その他
- スマホケース
- 手帳
- ハンカチ
- 財布
- アウターの裏地
- ネイル
洋服に花柄を使うのは難しいと思う人でも、小物なら取り入れやすいです。
服にも増して花柄小物は種類が多いのでお気に入りや個性的なものを発見できるはず。
ネイルやハンカチのように日々変えることができるものは、ラッキーカラーやその日のファッションイメージと統一する楽しさもあります。
パーソナルカラータイプ別 似合う花柄の着こなし方
スプリングタイプ
色鮮やかで明るめなカラフルカラーが似合います。
花の種類も可愛くて元気が出そうな、ひまわり・パンジー・ガーベラなどが◎
ライトイエローやピーチオレンジと合わせたり、カジュアルテイストをプラスするのがスプリングタイプにぴったりです。
サマータイプ
ブルーベースで涼しげな色合いの花柄がよく似合います。
色を揃えた上品な花柄が得意ですが、コントラストのあるものでも紺地に白い花・パステルピンク地に青い花などブルー系を選ぶと爽やかでおしゃれ。
百合・ミニ薔薇・カーネーションといった優しく愛らしさのある花が向いています。
オータムタイプ
深みのある濃い色やオレンジ系の花柄が似合うのがオータムタイプ。
ゴブラン織りなど、アンティークや重厚なイメージのものも◎
和風の花柄もよく似合い、トルコキキョウ・オールドローズ・ラナンキュラスなどがオススメです。
ウインタータイプ
派手な色使いや印象に残る花柄がとても似合います。
ビビッド配色が驚くほど美しく映えますし、モノトーンの花柄に鮮やかな色を合わせたコーディネートも素敵に決まります。
大きい薔薇・ダリア・芍薬など花自体が豪華なものもOKです。
まとめ
花柄は種類が多いので適当に選ぶのは危険!
相性の良い花柄を選ぶためには、骨格や身長も大事ですが顔のパーツのチェックは忘れてはいけません。
なぜなら、キレイに見せたい優先度は顔が1番なはずだからです。
まずは自分の「得意な花柄」と「苦手な花柄」を知り、コーディネートの幅を広げていきましょう。