手は年齢が出るっていうし、綺麗な手に見えるネイルの色が知りたい!
手と首は人目に多く触れる場所であり、年齢がはっきりと出る部位。
特に手はシミやシワも目立ちやすく、ネイルや指輪など会話も広がるため他人と比べやすいところです。
ネイルカラーの選び方一つで、手の色がワントーン明るくなりハリや潤いを感じる美しい手に見えますよ。
綺麗なネイルの基本条件
ジェル or マニキュア
ジェルネイルとマニキュアどちらにもそれぞれメリットとデメリットがあります。
● ジェルネイルのメリット
- 持ちが良い
- 強度が高く割れにくい
- 美しいツヤが持続
- 乾く(硬化)が早い
● ジェルネイルのデメリット
- オフするのに時間がかかる
- マニキュアに比べて高額
● マニキュアのメリット
- 除光液で簡単にオフできる
- カラーをこまめに変えることができる
● マニキュアのデメリット
- 持ちが悪い
- 強度は低く割れやすい
- 2〜3日でツヤが減る
- 乾くのに時間がかかる
老化と不調を感じるデコボコネイル
綺麗なネイルカラーの下から爪の凸凹を感じるとオバサンっぽさが出てしまいます。
縦の線は加齢によるもの、横の線は亜鉛や栄養不足・ストレス・水虫の可能性も!
爪は健康のバロメーターでもあるので、若さや健康状態がはっきりと現れます。
自爪をしっかり平らな状態にしていないと、ネイルカラーも本来の美しい色に見えませんしツヤ感も減少してしまいます。
爪磨きを使用するのが望ましいでしょう。
使う爪磨きによってネイルのノリ具合も変わるので、100均などのモノよりも少し良い製品を選ぶのがおすすめ。
だらしない印象の爪先・根本
マニキュアは塗ってから平均3〜5日持つとされますが、お風呂や家事などの日常生活で爪先からネイルカラーが剥がれていきます。
綺麗に保つにはきちんと塗り直すのが1番、剥がれたままにしているとかっこ悪く見えてしまいます。
また、ジェルネイルは3〜4週間と長持ちしますがその分伸びてきた根元が目立ってきます。
色はもちろんですがジェルは厚みがあるので自爪との差が大きいのも気になるもの。
長期間ほったらかしにするとだらしない印象になってしまいます。
剥がれてきたら潔くネイルリムーバーでキレイにしましょう!ネイルリムーバーによって爪へのダメージ具合も変わるので敏感な方はご注意を。
手を美しく見せるネイルカラーの選び方
似合う色は手をキレイに見せる
パーソナルカラー(似合う色)といって、人にはそれぞれ生まれ持った色素(肌・瞳・髪など)と調和し馴染む色があります。
パーソナルカラー診断で肌の赤みや黄み・色の白さなど色素チェックは必須ですが、どこの肌色かは大事です。
みなさん手の甲とお顔の色は同じでしょうか?
「顔は赤み(ブルベ)でも手は黄み」または逆の人はたくさんいるのです。
※指輪やネイルカラーは手の色を重視してパーソナルカラー診断を行うのが好ましいでしょう。
スプリングタイプの特徴
サマータイプの特徴
オータムタイプの特徴
ウインタータイプの特徴
自分に合ったヌーディーカラーを知る
ネイルカラーでよく聞く色名に【ヌーディーベージュ】があります。
どのような色かというと、素肌に近い自然なベージュのこと。
ベージュの下着が肌色と馴染み透けないように、ネイルカラーでもベージュは馴染みが良く最も使いやすい色です。
ただ、このベージュという色は非常に幅が広く
- 黄色みの強いベージュ
- 茶系のベージュ
- 灰色がかったベージュ(グレージュ)
- ローズベージュ
- ライトベージュ
- ベージュピンク
など、ベージュと名がつく色はまだまだたくさん存在します。
どこまでをベージュと捉えるかにもよりますが、とにかく種類が多いわけですから肌に馴染まないベージュがあるのは当たり前。
そこで、簡単に似合うベージュを見極めるには手の甲の赤みと黄みをチェックしましょう。
ブルベ(赤み)の肌 … 色白ピンク肌・褐色系の赤み色黒タイプ
- ローズベージュ
- ピンクベージュ
- グレージュ
イエベ(黄み)の肌 … 黄白い肌・ブロンズ肌など黄黒いタイプ
- イエローベージュ
- オレンジベージュ
- ゴールドベージュ
- ブラウンベージュ
などがオススメ!
濃い色や派手色の目立つネイルは、仕事柄無理だったり好まない人もいると思います。
しかし、肌馴染みが良く上品と思って選んだヌーディーカラーが似合っていない場合は、手が一気に老けて悪目立ち状態に…。
ベージュこそしっかり似合う色を見極めましょう。
年齢肌をカバーする輝き
年齢を重ねるとお肌のハリやツヤが失われていくため、輝きをプラスした方が綺麗に見えます。
ですから、どんなに流行っていようとマットネイルは美しい手という観点ではオススメしません。
むしろ、単色のツヤツヤネイルだけでなくパール入りや爪先にラメを使うなどキラキラを足した方がはお肌は艶っぽく見えます。
マニキュアの場合、パールやラメは塗りムラが目立ちにくいというメリットもあります。
色白に見える色
『この色のネイルは肌が白く見える!』
『この色を塗ると手がくすんで見えるような…』
このような経験がある方も多いのではないでしょうか?
これは明度対比といって色の錯覚によるもの。
濃い色のネイルは肌が白く見え、淡い色のネイルは肌のトーンが落ちて見えます。
つまり、よほど色白の人でない限り白やパステル系は肌がくすんで見えやすいのです。
ただ勘違いして欲しくないのは、肌は白いから良いわけじゃないということ。
色白に見えたところでシミやシワが目立つような白さなら意味がないですし、潤いがあってきめ細かくふっくらとした色黒の手はとても美しいですね。
オシャレとキレイは別物
チークや口紅のように色の使用範囲がある程度決まっているものと違い、ネイルカラーは使えない色がありません。
黒・白・灰色といったモノトーン、緑やブルー系などあらゆるカラーやデザインが選び放題なのがネイルの楽しいところでもあります。
ですが、これらの色はごく自然な爪の色で言うと絶対にありえない色。
おしゃれなネイルにはなっても、綺麗な手とは感じにくい色です。
若々しく綺麗な手に見せたいのであれば、ピンク系やベージュ系が基本になります。
パーソナルカラータイプ別 似合うネイルカラー
カラータイプ別に手を綺麗に見せるためのオススメカラーがあります。
赤や青など目立つネイルカラーではなく、品が良くて肌馴染みの良いカラーのみをご紹介します。
スプリング(春)タイプ
ピーチピンクやライトベージュなど明るいイエローベースが良く似合います。
青みが強いものやグレイッシュなものは不健康なくすみに見えやすいのでNG!
ゼリーのようなみずみずしい質感がスプリングタイプの手を滑らかに見せてくれます。
ホログラムやパールなどキラキラと輝くものも得意です。
サマー(夏)タイプ
黄色みが強い色は苦手なので、透明感がある涼しげな印象のネイルが◎
モカベージュやダスティパープルなど、くすみがある優しいライトカラーも似合います。
また、シルバーとの相性が良いので、ラメやストーンもシルバーがオススメ!
ピンクを選ぶ場合は青みピンクや紫系ピンクが良いでしょう。
オータム(秋)タイプ
温かみのある暖色系が大得意!
パステルのように淡いものは浮いて見えやすいためある程度の濃さがあるものが良いでしょう。
ブラウンピンクは大人っぽい印象で美肌に見えるオータムタイプの必須カラーです。
オレンジはとても良く似合う色、べっ甲やゴールドとの組み合わせも素敵です。
ウィンター(冬)タイプ
ビビッドカラーやモノトーンが似合うウインタータイプのネイルのポイントは徹底的にシンプル。
黄色・オレンジ・茶色みを感じないピンクベージュを単色でツヤツヤに仕上げるだけでOK!
ストーンや飾りも一点で印象付けた方が似合います。
真っ白なフレンチネイルもオススメです。
ちゃんと使いこなせてる?【パーソナルカラー】色選び徹底解説!
まとめ
美しさとは健康の土台あってのものなので、まずは自爪が健康で綺麗なことが第一。
そこに、自分の手(肌)と馴染みが良い似合う色を選ぶことができたら、若々しく美しい手に見えるのです。
最も注意したいのが、凝ったデザインやパッと見がおしゃれな【爪だけ見たら可愛いね】状態。
ネイルは確かに可愛い…でも『全然似合っていない』『肌がくすんで老けて見える』『年齢的に無理がある』
これではせっかくネイルに割いた時間とお金が勿体無いですね。
色・質感・長さ・形・デザイン
全て完璧が1番ですが、色が与える効果の大きさを考えると似合う色を使うのが手を綺麗に見せる手っ取り早い方法です。
自分にとって最強のベージュピンクを選んでくださいね!