気づいたらグレーの服ばかり持っている!
仕事着・オシャレ着・部屋着…
グレーを持っていれば困らないし、いつのまにか持ってる服はグレーばかり!
そんな人も多くいることでしょう。
使いやすい定番カラーですが、間違った色選びで顔色まで「グレー」になっているかもしれません…。
グレーってどんな色?
グレーとは、白と黒を足して(混ぜて)できる色で
- 白の分量が多ければ明るいグレー(薄いグレー)
- 黒の分量が多ければ暗いグレー(濃いグレー)
つまり、白〜黒の間すべての色のことをグレーと言います。
「グレー」という呼び方の他に「灰色」「ねずみ色」などとも呼ばれ、JIS規格では「grey(英)」は「gray(米)」と表記してもよいとされています。
また、白・黒・灰色を無彩色といい、モノトーン配色とは無彩色での組み合わせのことをいいます。
同じベーシックカラーでも、ベージュは若い人から『オバサンっぽい』というイメージも持たれているので、子供や中高校生からの支持は低めです。
ですが、グレーはスエットやパーカーなど定番アイテムの色でもあるため、年齢を問わず多くの人が着用する色です。
灰色=「灰」の色。
やる気や活気を出す色ではありません。
色とは目だけでなく皮膚からも感じているもの。
毎日着用するには、心身ともにあまりオススメできない色でもあります。
グレーのイメージ
グレーから連想するものといえば… 墓石・コンクリート・スーツ・曇り空・ビル・灰 など
プラスのイメージ… 上品・都会的・シャープ
マイナスのイメージ… 冷たい・地味・無気力
「グレーが1番好きな色♡」という人はあまりいませんが「グレーは大嫌い!」という人もあまりいません。
グレーは特に好かれも嫌われもしない色。
無機質で触るとひんやり冷たい印象、暖かみには欠ける色ですが、どんな色とも相性が良くおしゃれの幅が広い色です。
ですが グレーは取り扱い注意色!
似合う人がグレーを着ると、上品・シックなど洗練されて見えます。
でも、似合わない人がグレーを着ると… 地味・陰気・不健康・幸薄そう など悲しい見え方をします。
『体の調子悪いのかな?』
『作業服みたい』
『一気に老けたね』
『いるの気づかなかった』
口に出さなくても周りからこのように思われてしまう可能性も… これは避けたいですね。
※グレーの服は存在感を消しやすいので目立ちたくないときには◎
パーソナルカラータイプ別 グレーの着こなし方
グレーは暖かみを感じないクールな色なので、サマー・ウインターといったブルーベースの人が得意な色です。
逆にウォームカラーを得意とするスプリング・オータムタイプはかなり苦手な色。
黄色っぽいグレー・ピンクっぽいグレーなど、グレーは色のバリエーションが豊富なので似合うグレーを上手に着こなしたいですね。
スプリングタイプ
オススメは… ライトウォームグレー
スプリングタイプの人はグレーを単色で着こなすのは難しいですが、黄色みのある明るめのグレーならきれいに着こなすことができます。
暗い・青みのグレーは顔色が灰色っぽく見え、スプリングタイプのキラキラと元気な印象を消してしまいます。
また、大きい面積でグレーを着ると地味に見えるので色選びや面積に気をつけましょう。
サマータイプ
オススメは… ライトグレー・ライトブルーグレー
ブルーベース・くすみのある色が似合うサマータイプは、青が混ざったブルーグレーがよくお似合いになります。
濃いグレーより明るいグレーを選ぶのもポイント。
白に近いライトグレーを着てもぼんやりした印象にならず、むしろ品良く着こなすことができます。
上下グレーでまとめたコーディネートに、ラベンダーやミディアムブルーをアクセントにしても爽やかで素敵です。
サマータイプはオレンジが苦手、顔をくすんで見せるのでグレーも黄色みやオレンジみのものは避けた方が良いでしょう。
オータムタイプ
オススメは… ウォームグレー・オリーブグレー
カーキやブラウンが得意なオータムタイプは、純粋に白と黒を混ぜたグレーよりも、緑や茶色などをすこし加えたグレー(カラードグレー)がお似合いになります。
(グレーと言うよりカーキな感じでもありますが…)
また、ライトグレーなど非常に薄いグレーは安っぽく見えてしまうので、グレーを選ぶときはある程度の濃さがあるものが良いです。
ウインタータイプ
オススメは… チャコールグレー・ミディアムグレー・ライトグレー
ウインタータイプは4シーズンの中で唯一、真っ黒と真っ白(漂白したような白)が似合うタイプ。
白〜黒のグラデーション(つまりグレー)は全てOK!
モノトーンコーデが大得意のウインタータイプにとって、グレーはよく似合う色。
赤や青、鮮やかなピンクなどと組み合わせた、コントラストの強い大胆なコーディネートもオススメです。
基本的にグレーは大体着こなせると考えられますが、黄色みのグレーは顔がくすみ輪郭がぼやけやすいです。
まとめ
グレーには
- 白と黒を混ぜた純粋なグレー
- 純粋なグレーに他の色を混ぜたグレー
があり「何色を?」「どのくらい?」混ぜるかで全く違うグレーが出来上がります。
つまり、グレーは種類がものすごく多いということ。
似合わないグレーはマイナスイメージを持たれやすいので注意が必要です。
自分にはどんなグレーが似合うのか知っていると、オシャレ度もキレイも確実にアップしますね!
この記事が参考になれば幸いです。