ベージュは優しいベーシックカラー?おばさんカラー?
合わせやすく落ち着いた印象のベージュ。
コート・下着・靴・バッグ・メイク・インテリア など…
ベージュはたくさんの分野で使われる定番中の定番色!
ですが…「定番色=みんなに似合いやすい色」ではないのです!!
この記事では、ベージュのイメージや選び方のコツをお教えします。
目次
ベージュってどんな色?
ベージュは、染色も漂白もしていない刈り取ったままの羊毛の色のこと。
JIS色彩規格では「明るい灰みの赤みを帯びた黄」とされています。
しかし、ベージュは非常に幅が広い色で
- ライトベージュ
- サンドベージュ
- ローズベージュ
- グレージュ
など、ベージュと名の付く色名はまだまだあります!
つまり難しい色なのです。
また、ベージュは緊張を和らげ、視覚的にも疲労しない色。
筋肉の緊張度を表すライトトーナス値では、ベージュは正常値の23(最も弛緩する色)で、リラックスできるためファッションはもちろん、インテリアにも多く使われる色です。
ベージュのイメージ
ベージュは、温かみのあり落ち着いた優しいイメージ。
似合うベージュを着ていればこのような良いイメージの色ですが…
似合わないベージュは
- 垢抜けない
- 田舎っぽい
- おばあさんっぽい
イメージになってしまう色でもあります。
らくだ色と言うと肌着やババシャツ・ステテコといったお年寄り感がありますね。
※白い服を着る時に大活躍するのがベージュの下着。
透けないベージュは女性なら誰もが1枚は持っているインナーカラーでしょう。
ですが、このベージュの下着はセクシー・女性らしい印象はなく、オバサンらしい印象の下着です。
日々、目にする色・身につける色は心にも体にも影響を与えるもの。
オバサンらしい下着を毎日着用すると…
オバサンらしい気持ち&オバサンらしい体になります!
パーソナルカラータイプ別 ベージュの着こなし方
ベージュはイエローベースでくすみのある色。
肌の色に近く馴染みやすいだけに、遠目で「あの人裸!?」問題に気をつけなくてはいけない色でもあります。
ダサく・恥ずかしく見えないベージュ選びのコツをお教えしますね。
スプリングタイプ
スプリングタイプには明るい黄みのベージュがぴったり!
濃すぎないことが重要なので、ライトキャメルやハニーベージュがオススメです。
オレンジや黄緑など元気で明るい色と組み合わせることで、スプリングタイプの若々しいイメージに合いますね!
マットな質感よりツヤが得意のタイプなので、エナメル素材など光沢のあるベージュ(バッグ・パンプスなど)もキレイに決まります。
スプリングタイプのネイルカラー
明るくポップな色との組み合わせや、花柄・ラメなど元気で華やかのものが良いでしょう。
サマータイプ
ブルーベースのサマータイプにとって、ベージュは少々難しい色。
黄みが強いと顔色がくすみやすいので、赤みによったココアやピンクベージュがオススメです。
また、サマータイプは明るい色が得意なので、明るめのベージュを選ぶと良いでしょう。
ラベンダーやブルーグレーとの相性も良く、女性的で優しい配色を意識してコーディネートしてください。
サマータイプのネイルカラー
パステルカラーやくすみのある優しい色・パールなど、控えめな輝きで上品に仕上げましょう。
オータムタイプ
オータムタイプは黄みの強いベージュは大のお得意カラー。
濃く深みのあるキャメルやカフェオレ、茶に近いものまで幅広く着こなすことができます。
ゴールドラメ入りのベージュトップスやファー・スエードなどもお似合いになります。
注意すべきは上下明るすぎる組み合わせ!
ベージュとチョコレートブラウンを合わせ茶系でまとめたり、ボルドーやカーキとの組み合わせも素敵ですね。
オータムタイプのネイルカラー
オレンジっぽいキャメルやべっ甲ネイルも◎
ゴージャスなデザインもOKです。
ウインタータイプ
ブルーベースかつ鮮やかな色が得意のウインタータイプにとって、くすんだ黄みのベージュは苦手な色のひとつ。
4シーズンの中で黒が似合うのはウインターだけですが、似合う色にベージュが入っていないのもウインターだけ!
つまり、基本的にベージュは定番カラーにはならない色です。
そんなウインタータイプが、ベージュを着こなすポイントは…
- グレイッシュ(灰み)なベージュを選ぶ
- 赤みのベージュを選ぶ
- コントラストが強いコーディネートにする
トレンチコートやアウターも冷たい印象のグレージュにしたり、
ベージュと合わせる色も黒や赤、ロイヤルブルーなどメリハリをつけるとウインタータイプもベージュをきこなすことは可能です。
ウインタータイプのネイルカラー
キラキラと輝くストールがついていたり、目を引く色と組み合わせたネイルがオススメです。
まとめ
ベージュは見慣れた色であり、よく売られている色。
しかし、選び方を間違った時の痛手が大きい色でもあります。
どんな服にも言えることですが、中でもベージュは試着が絶対に必要な色!
色みの幅が広い分、上手く見極めて取り入れたいですね。
自分に似合うベージュを素敵に着こなしましょう♡
この記事が参考になれば幸いです。