服は白黒が多いけど… いつも同じ服に見られてる!?
クローゼットの中は白と黒ばかりという人は多いのではないでしょうか?
オシャレな白と黒の服を色々持っていても、いつも似たようなファッションと思われたり、婚活やデートでは全く印象に残らない地味な人になっているかもしれません…。
この記事では、モノトーンコーデを華やかに着こなすポイントや印象に残りやすい色使いについてご説明します。
目次
白黒は印象に残らない!目に止まらない!
モノトーンコーデは組み合わせも迷わずオシャレに決まるので男女問わず人気です。
しかし… 明るい印象や人目を引く華やかさがあるかといったら話は別。
白黒は印象に残らず、むしろ目に止まらないとされています。
モノトーンコーデの見え方と印象
モノトーンコーデをカラー写真と白黒写真にして比べてみると…
ほぼ一緒ですね…。
インパクトに欠けるので存在感は薄れ、多くの人がしている組み合わせなので目立ちません。
無彩色を着る時は、以下のことに気をつけると良いでしょう。
- 暗い印象になっていないか?
- 老けてみえていないか?
- 色に負けていないか?(日本人は真っ白と真っ黒が似合わない人が多いです)
- 顔色はよく見えているか?(リップ・チークの色)
関連
白黒の広告はカラー写真広告より効果が42%も低いとされています。
また、時間がない時・関心がないものを選ぶ時、人は目立つ色が目に止まりそれを選びます。
つまり「色」が決め手!
少々大袈裟ですが、多くの場合 白黒は見てもらえないのです。
モノトーンコーデの着こなしポイント
ちなみに無彩色を素敵に、かつ印象的に見せるとしたら…
- 肌が出ている面積
- 髪とメイク
- お洋服や小物のデザイン
などのバランスが大事です。
肌が出ている部位を作る
『黒は硬く重く見える色』なので、黒の面積が多くなり過ぎたり肌を全て覆ってしまうのは避けた方が良いでしょう。
腕や脚・デコルテなど肌が出ている部位があると重苦しい印象にならないのでオススメ。
また、『白は最も膨張して見える色』『黒は最も収縮して見える色』でもあります。
細く見せたい部位に黒を使うと着痩せ効果が発揮されスッキリしたラインを作れるので、
下半身太りをカバーしたいならボトムを黒にしたり、ウエストが気になるなら黒いベルトも◎です。
逆に、大きくボリュームを出したいなら膨張色の白が効果的なので、
バストや肩幅を大きく見せるにはトップスに白が好ましいです。
※全身痩せしたいと真っ黒にするのは、硬くて重そうな塊に見えますから、手首や足首など細い所の肌を出した方が細く見えます。
唇の色みをはっきりさせる
口紅の色がはっきりしているだけで印象が華やかになります。
唇と肌の色差があればあるほど顔色や印象がよく見えるとされていますが、無彩色を着ている場合はより唇と肌の色差は重要です。
肌の色に近いベージュ系のリップは少々地味で寂しい印象になりますが、ピンク系やオレンジ系・赤系など色みがはっきりしているものはお顔も締まって見え、モノトーンコーデに色が増えたように感じられるため印象的に見えます。
アクセサリーで輝きを足す
20㎝もあるヒール、何段にも重ねたフリルなど…
よっぽど変わったデザインのお洋服や小物でない限り、モノトーンコーデにおいてデザインが印象に残ることはほとんどありません。
また素材で考えた場合、ラメやシルク・エナメルなど光沢のあるものならば目立ち度合いは変わってきますが、そもそもモノトーンコーデは色のインパクトがありませんから印象に残るほどではないです。
そこで、オススメなのがキラッと輝くアクセサリー!
ネックレスやピアスなどの輝きを足すことで、肌自体も美しく見え顔色も明るく見えます。
特に30代を過ぎたらアクセサリーの輝きを借りないとモノトーンを素敵に着こなすのは難しくなるので、シルバー・ゴールド・パール・色のついた宝石などで顔まわりをキラキラさせるのが効果的です。
色物は間違いなく印象に残る
普段色物を着ない人にとって定番色以外の色は合わせにくいと思うかもしれません。
しかし!色みを少し取り入れることでコーディネートの幅が広がりますし、見た目も気分も大きく変わりますよ。
アクセントカラー
アクセントカラーといって小さい面積の異なる色は、非常に印象に残りやすくコーディネートを引き締めたり色を強調する効果があります。
少量にも関わらず注目が集まるので、とても重要な役割を果たす色です。
上の写真を見るとスカーフがあるだけでイメージがガラリと変わり「色」に目がいきますね。
いつものモノトーンコーデにちょっとプラスできるカラフルな小物などはオススメです。
ちなみに、ネクタイやアクセサリーなど小物は褒めやすいもの。
首回りを彩る華やか色のスカーフなどは
「素敵な色ですね」「その色似合いますね!」
といったように褒めやすく褒められやすいです。
相手を褒めることは会話のきっかけや良好な関係にも繋がりますし、相手が褒めやすい服装(ポイント)があることもコミュニケーションを円滑にする場合が多いのです。
色物は上半身に
カフェでお茶を飲む時も、レストランで食事をする時も、ゆっくり会話をするときは大体座っているものです。
つまり、上半身に色物を使った方が印象に残りやすいということ。
色物のカーディガンやストールなどを羽織るだけで、トップスに色みが加わりますね。
バッグ・靴・ボトムはあまり見えていない、そして意外と覚えていないことが多いのです。
以下の絵の女性、これから婚活デートだと考えてください。
トップスとボトムの色はどちらの方がデート相手の印象に残るでしょうか?
スカートの方が面積が大きい分、待ち合わせなど立っている状態を見るならピンク・緑のスカートの方が印象的かもしれません。
ですがこの後横に並んで歩いたとして、その間に目にするのは主に顔と上半身。
さらに2〜3時間食事など座って話をするとなったら圧倒的にトップスを見ている時間は長くなり、紫や赤の印象が強く残るでしょう。
まとめ
白黒コーデの見え方や印象についておわかりいただけたかと思います。
人気のモノトーンコーデですが、
- 多くの人がしている組み合わせなので目立たない
- 白黒は印象に残らず目に止まらない
- 真っ白・真っ黒は日本人に似合わない人が多い
ということから、デートや婚活・人目を引きたい場などには向かない配色でもあります。
- メイク
- 肌の露出感
- アクセサリー
- 色物を足す
など、素敵に見せるポイントを考慮して
『地味でありがちな白黒コーデ』を『華やかで印象的な白黒コーデ』にレベルアップしてくださいね!
この記事が参考になれば幸いです。